倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【聖書】エズラ書7章7~16節 【説教】「律法の解説者エズラ」 2019/3/31 説教:小林光生師 要約:大元鉄也

2019年03月31日 | メッセージ
【聖書】エズラ書7章7~16節
【説教】「律法の解説者エズラ」

10:エズラは心をこめて主の律法を調べ、これを行い、かつイスラエルのうちに定めとおきてとを教えた。

 本日の礼拝説教は、エズラ(神は助けられるという意味)が登場します。エズラは神殿の再建のために働いた人ですが、建築そのものというよりも、その神殿での礼拝が真実なものであるように律法から説教した人でした。 「彼はイスラエルの神、主がお授けになったモーセの律法に精通した<学者>であった。」エズラ記7章6節
この学者とは、「教える」「物語る」という意味であり、いわば説教者であったと言えます。このエズラは、教えるばかりでなくて、イスラエルの民と悔い改めを共にしました。「エズラが神の宮の前に泣き伏して祈り、かつ、ざんげしていた時、男、女および子供の大いなる群集がイスラエルのうちから彼のもとに集まってきた。」 エズラのメッセージは「イスラエルの民が雑婚(違う神を信じる者と結婚した)からきよめられように」というものでありました。 これを今に当てはめるならば、「国際結婚をしてはならなない」という意味ではなく、信仰の純潔を指摘しているのです。 私たちは、どこの国の出身である以上に「天の召しにあずかっている民である」事を覚えていきたいものです。
「そこで、 天の召しにあずかっている聖なる兄弟たちよ。あなたがたは、わたしたちが告白する信仰の使者また大祭司なるイエスを、思いみるべきである。」 ヘブル書3章1節
 3月は私たちの日本ホーリネス教団にとって、重要な月で、教団総会また、教団の牧師任命式を行なう年会が行なわれ、4月から新たな任地に向かう教師が多くおられます。どうぞ受け入れられる教会の皆さま、温かくお迎えくださいますようお願いいたします。
 またこれを書いている4月1日、新たな元号が『令和(レイワ)』に決定したようです。クリスチャンはあまり使う事のない元号ですが、新たな時代の幕開けです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。
(福音の風参照)

【聖書】詩篇100篇1~5節 【説教】「喜びをもって主に仕えよ」 2019/3/24 説教:小林和子師 要約:大元鉄也

2019年03月24日 | メッセージ
【聖書】詩篇100篇1~5節
【説教】「喜びをもって主に仕えよ」

2:喜びをもって主に仕えよ。歌いつつ、そのみ前にきたれ。

主の御名を讃美します。

 「全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ。」詩篇100篇1節
「喜びの声を上げよ」この言葉を調べておりました時に、「喜びの声を上げよ」についてこう書いてありました。ヘブル語で「喜びの声を<上げよ>」は<ルーア>でこれは<勝利の叫び>を意味します。暗闇の支配から神の愛のご支配の中へ移された者たちの勝利の叫びを上げることです。」本当にそうだと思いました。罪の中からまた悪魔の支配の中から解放され赦された者たちが勝利を叫ぶのです。

 この100篇は「まねきの歌」とか「礼拝の歌」と言われています。ここで「全地」という言葉が出てきますが、聖書全体で9回記されているのみですが、そのほとんどが詩篇で使われています。全地とは全世界の事ですが、小さなイスラエルは神がイスラエルを選ばれ、全世界へ向けて語られているのです。簡単にこの箇所を3つの視点で見てまいります。

(1)救いの歴史
昔から自分で神をチョイスし信じていると思ってきましたが、実は違うのです。神がイスラエルを選ばれたように、私たちを選ばれているのです。
(2)喜びをもって
神に愛される者が仕える。すなわち「サービス」です。レストランなどで食事をサービスされるのもサービスですが、本来は「礼拝する」という意味が元になっています。神を讃美する事により、喜びに満たされるのです。
(3)来たれ、入れ
門に入れ。そこは恵みと喜びで満たされている所です。主があなたを招いておられます。

 私たちは取るに足らない者ですが、その小さな者を主は選ばれたのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。
(福音の風参照)

【聖書】歴代志下36章15~21節 【説教】「バビロン捕囚からの解放」 2019/3/17 説教:小林光生師 要約:大元鉄也

2019年03月17日 | メッセージ
【聖書】歴代志下36章15~21節
【説教】「バビロン捕囚からの解放」

21:れはエレミヤの口によって伝えられた主の言葉の成就するためであった。こうして国はついにその安息をうけた。すなわちこれはその荒れている間、安息して、ついに七十年が満ちた。

主の御名を讃美します。

 先週は日本ホーリネス教団の総会が東京で開催され、代議員の私も出席してまいりました。全ての疑義が主により導かれ可決された事に感謝いたします。

 さて聖書ですが、この箇所はダビデから息子ソロモンへの遺言、神殿建設と律法厳守についてどうなったのかを見てまいります。

 「彼はわが名のために家を建てるであろう。彼はわが子となり、わたしは 彼の父となる。 わたしは彼の王位をながくイスラエルの上に堅くするであろ う」歴代志上 22章10節

 「彼の王位をながくイスラエルの上に堅くする」という箇所は、他の翻訳では「彼の王座をとこしえまでも堅く立てる」と翻訳しています。 <ながく>と<とこしえまで>ではずいぶん違うが原文では<永遠,永久>という意味をもつことばです。 この約束は「ダビデ契約」とも呼ばれて、神様がその王位を「ながく」「永久に」続かせるという約束でした。 では、現実はどうでしょうか? その後のイスラエル王国は、神の戒めから離れ、主の言葉を軽んじ、預言者たちをののしりバビロンに滅ぼされてしまいました。紀元前721年であり、ダビデ王国の滅亡は歴史の出来事となりました。 普通ならば「もうおしまい」です。 しかし、主の「とこしえまで、王位建てる」という約束がバビロン捕囚から70年後に実現するのです。
 主の約束にあっての「再スタート」です。 自分たちが教会を建て上げるのではなく、「イエスは主である」という信仰告白の上に「教会を建てる」という約束のゆえに教会は建つのです。

 目に見える神殿は壊れてしまいますが、主なる神はあなたの心の中に神殿を建てられました。そしてその神殿は、後に天の御国へと続いて行くのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。
(福音の風参照)

【聖書】詩篇94篇12~19節 【説教】「思いわずらいの満ちる時も」 2019/3/10 説教:小林和子師 要約:大元鉄也

2019年03月10日 | メッセージ
【聖書】詩篇94篇12~19節
【説教】「思いわずらいの満ちる時も」

19: わたしのうちに思い煩いの満ちるとき、あなたの慰めはわが魂を喜ばせます。

主の御名を讃美します。

 倉敷は一気に気温が上がり、倉敷川沿いに咲いている河津桜が満開になりました。季節の流れを感じています。
 聖書に入りますが、筆者は耐えがたい苦痛を受けていたようで、神に向かって「復讐の神」「報復の神」と呼び、仇を返してくださいと祈っています。最近の日本も、目を瞑りたくなるようなむごい犯罪が何と多い事でしょうか。

 この世では悩みが尽きませんが、あなたの祈りに全能の神は聞かれています。そして神の時に報いをもって望まれようとされています。ですから自ら報復する事を考えず、立ち止って祈り、全てを主なる神に委ね切る事が大切です。

 主は言われます。「あなたがたはこの世では悩みがある。」しかし主は既に世に勝利され私たちも主により勝利しているのです。
主に丸投げする信仰があなたに与えられますように・・・

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

【聖書】マタイによる福音書18章21~35節 【説教】「天国での決算」 2019/3/3 説教:小林光生師 要約:大元鉄也

2019年03月03日 | メッセージ
【聖書】マタイによる福音書18章21~35節
【説教】「天国での決算」

22: イエスは彼に言われた、「わたしは七たびまでとは言わない。七たびを七十倍するまでにしなさい。 23:それだから、天国は王が僕たちと決算をするようなものだ。

主の御名を讃美します。

 2019年も3月に入りました。皆さまの会社でも年度末決算に向けて忙しくされているのではないでしょうか。本日は決算は決算でも天国での決算の話しです。

 聖書に入りますが、弟子ペテロが主イエスに、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯した場合、幾たびゆるさねばなりませんか。七たびまでですか」。 と二度三度と言わず七度まで赦す範囲を広げて主に問をたてました。すると主は「わたしは七たびまでとは言わない。七たびを七十倍するまでにしなさい。 」と、すなわち回数を決めず全てを赦しなさいと言われます。そして負債のある二人を例に挙げてたとえで話されました。
 一人は一万タラントの負債がある者です。一万タラントという額は現在の三千五百億円ほどです。それを王がきまえよくチャラにして下さり放免されました。すると外でその男に百万円の借金がある者と出会い、王に赦された一万タラントの男は「絶対に赦さん、金を返せ」と男を牢獄に入れてしまいます。
金額が大きすぎるので1/100にして話しますと、六億円の借金が赦された男が、一万円の借金を赦せなかったという事でした。先に赦された男は再び王の前で裁かれ、牢獄へ収監されてしまいました。

 王(主なる神)は、先の世で住まいがないはずの私たちに天の御国でマンションを用意してくださっています。そんな資格がない悪人の頭の私をです。私だけでなく信じる人全てを主は赦してくださり、チャラとして決算してくださるのです。
 もし今、どうしても赦せない人がいるなら、主を目の前に来て頂きその人のために赦せる自分に変われるよう祈ってください。それでもダメなら、どうしても赦せないチンケで自己中心的な自分が変われるよう祈ってください。その祈りこそが天国への決算につながるのですから。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。
(福音の風参照)