倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【説教】「神は脱出の道を備えて下さる」 2016/08/28 小林光生師

2016年08月28日 | メッセージ
【聖書】コリント人への第一の手紙10章1~13節
【説教】「神は脱出の道を備えて下さる」 

10:13あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。

主の御名を讃美します。

 生きて行く中で、試練と思う事に遭遇する事は多々ある事と思います。試練と誘惑は、ある意味似ています。誘惑は自分で行くか行かないか選ぶ事が出来ますが、試練は自分ではどうする事も出来ません。その試練から脱出する事、エクサダスを主なる神はご用意して下さっているのです。

 聖書で登場するイスラエルの民の先祖は、エジプトを脱出し紅海を渡った時、モーセにつくバプテスマを受けました。そして全ての人が岩から湧き出る霊の水を飲みました。このバプテスマと水こそ、キリスト・イエスの外ならないのです。

 エジプトを出たイスラエルの民は、神が用意された天からのマナを最初は感謝して頂きました。しかしそれに飽きると、ブツブツとつぶやきが出てきました。「ああ、肉が食べたい」と。
人間の本性でしょうか。民はあれこれ不満をブツブツとつぶやきました。
見える神を作ろう! という声が出て偶像の像、金の子牛を作ってしまいました。イスラエルの民には、見えない神を信じる事が出来なかったのです。

つぶやきで変わる事はありませんが、神への讃美で道は開けます。解決する出口はそこに用意されているのです。

 今を生きる中で、「どうして私だけこんなに辛い事が襲ってくるの?」 また「望んだ職業ではないのに、どうして?」
試練、訓練を強いられた時でも、神を信じる者には逃れの道を用意して下さっているのです。そして最高の逃れの道は、後に訪れる神の御国へのパスポートなのです。全ての思いを主なる神に丸投げ出来る信仰があるなら本当に幸いです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○ 8月20日(土) 教会学校の宿題会が教会で開かれました。
○ 8月21日(日) 教会図書に「約束の国への長い旅」が入りました。
○ 8月28日(日) 礼拝後、愛餐会があります。その後役員会。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。

【説教】「あなたの名は」 2016/08/21 小林和子師

2016年08月21日 | メッセージ
【聖書】詩篇8篇1~9節
【説教】「あなたの名は」 

9:主、われらの主よ、あなたの名は地にあまねく、いかに尊いことでしょう。

主の御名を讃美します。

 この歌はギテト(ぶどうを絞る時に歌われた)にあわせてうたわせたものでした。「よいしょ、よいしょ」と絞るたびに、ブドウの液がどんどん絞り出されるように、神の御名の素晴らしさがうたわれています。この箇所から3つの視点で見てまいります。

(1)私たちを創られた神
神の名は、いろいろな呼び名があります。「アドナイ」や「ヤーウェイ」などのように、主なる神のなを変えて呼ぶ事があります。日本にはいろんなところに神があると祀ったりしていますが、私たちの神は偶像など人に作られた神ではなく、天と大地を作られた神なのです。そして、あなたを母を通して創られたのも神なのです。

(2)月と星を見て思う
この天体を創られた神を思う時、私たち人とは何者なのか考える時があります。私たちは神の栄光をあらわすために神により創られました。乳飲み子は、「あ~ん」と泣き、母をまた神を泣き呼び求めています。純粋に曇りない心で神を見る時、悪魔の入る隙間すら存在しなくなるのです。あなたは何を心に留めていますか? 神の御名が崇められるようにですか? それとも金や名誉をどう増やすかですか? 神を常に心に留めておられる方は何と幸いでしょう。

(3)地にあまねくあなたの名
あまねくとは、神の尊い名がいかなる所にも及ぶ事です。すべての羊と牛、野の獣、空の鳥、海の魚すべてに神の名があまねいているのです。

 「よいしょ、よいしょ」とリズミカルに葡萄を絞る時のように歌われた神の讃美です。人が作った偶像の神のようなものではなく、あなたの神は、天と地また、今の生活全てを創られた方なのです。そして神は「アバ父よ」と呼び求める者を今も後も永遠に覚えて恵まれるのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○ 8月20日(土) 教会学校の宿題会が教会で開かれました。
○ 8月21日(日) 教会図書に「約束の国への長い旅」が入りました。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。
※帰省されます方々の交通がまた、健康が守られますように。

【説教】「義なる神さま」 2016/8/14 小林和子師

2016年08月14日 | メッセージ
【聖書】詩篇7篇1~10節
【説教】「義なる神さま」 

9:どうか悪しき者の悪を断ち、正しき者を堅く立たせてください。義なる神よ、あなたは人の心と思いとを調べられます。 10:わたしを守る盾は神である。神は心の直き者を救われる。

主の御名を讃美します。

 ダビデがベニヤミンびとクシから逃れている時の歌です。
ダビデがこの歌に何を思い神にささげているのか、以下3つの視点で見てまいります。

(1)自分の命の危険を感じるダビデ
7:1~2 クシはサウル王の手の者で、ダビデを殺すために送られました。ダビデはその時の気持ちをシガヨン、すなわち追い迫るリズムにのせてこの歌をうたいました。もはや一時の猶予もなく、捕まると私はかき裂かれてしまうと、必死に神へ祈っています。もはや自分では何の対抗策もないダビデでした。

(2)自分をかえりみるダビデ
7:3~8 今の世の中でも、自分に一点の非もないのに、責任を負わされる事があります。また、警察に捕まった時、やってもないのに執拗な取り調べに耐えられず、全く違う証言「私がやりました」など陥れられる事も多々あります。ダビデは自分の行なった事を振り返り、友に悪をもって報いたり、敵のものを略奪したことがない事を神に訴えています。もしダビデにそうした罪があるなら、私の魂をちりにゆだねさせてください(サウルの手に渡してください)と神に自らを証しています。

(3)義なる神さま
7:9~10 「義」とは自分を認めゆるしてくださる事です。「義」の漢字を分解してみると、「我(われ)」の上に「羊(ひつじ)」で成り立っています。そう、私の上に羊飼いなる主イエスキリストがおられる事を「義」自体が意味しているのです。人の裁きは時に間違え、冤罪を生み出しますが、神、主イエスの裁きは絶対に誤った事がないのです。祈りの中での言い訳など、必要ありません。神はその言い訳を考えるあなたの心をすでにご存じだから何を取り繕っても無駄な事なのです。そんな私やあなたの心を知った上で、義なる神さまは全てを許して下さっているのです。

7:17「わたしは主にむかって、その義にふさわしい感謝をささげ、いと高き者なる主の名をほめ歌うであろう。」
義なる神は、あなたを守る盾です。そして神は心が聖く正しい人を救われるのです。

暑い日が続きますが、どんな時でも主を求め続ける事ができますように。また帰省などで移動される方の安全が主によって守られますように。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○8月 7日(日) 礼拝後、宣教部の話し合いが持たれました。
○8月 9日(火) 2016年8月9日(火)~12日(金)の間に開催されました『ユースジャム2016』、主の恵みの中全てが終了しました。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。
※帰省されます方々の交通がまた、健康が守られますように。

【説教】「朽ちない冠を受けるために」 2016/8/7 小林光生師

2016年08月07日 | メッセージ
【聖書】コリント人への第一の手紙9章23~27節 
【説教】「朽ちない冠を受けるために」 

25:しかし、すべて競技をする者は、何ごとにも節制をする。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするが、わたしたちは朽ちない冠を得るためにそうするのである。

主の御名を賛美します。

 リオオリンピックが開催されました。国内では全国高等学校野球甲子園大会、インターハイ中国大会が開催されています。オリンピックが開催された頃、勝者に月桂樹の冠が送られ栄誉を讃えたようです。しかし月桂樹はいずれ朽ちてしまいます。しかしその冠を得るために人々は競い合いました。

 聖書でも競争で賞を得る者の事が書かれています。パウロはここから何をコリントの人々また、私たちに伝えたかったのか、以下3つの視点で見てまいります。

(1)○○しないこと
競争し賞を得るためには、何かをしない事も大切です。特に食べすぎないで節制する事が大切です。パウロはテント職人(天幕職人)で、伝道を行いながら仕事もしていました。コリント人の中には、仕事をしていながら教えるとは何たる事か! と意義をとなえる人もいたようです。しかしパウロはコリントの兄弟姉妹に負担をかけないために仕事をしていたのです。決して神のエリアから抜けて仕事主体の生活ではありませんでした。
仕事のために主日を守る事ができないクリスチャンもおられるようですが、さて何を最終目標にして何に向いて生きているのか、自らをもう一度見るのも良い事だと思います(決してさばいているのではなく、生きる目標の明確化のため記しました)。決してその仕事を辞する事はありませんが、主との時間を守る事ができるなら幸いだと私は思います。

(2)○○のために
パウロは9:19に「わたしは、すべての人に対して自由であるが、できるだけ多くの人を得るために、自ら進んですべての人の奴隷になった。」と語っているように、コリントの人々に尽くす者から奴隷になり伝道しました。強い人には強い人向けに、弱い人には弱い人に向けて語りました。一部の人には「パウロは人によって話し方を変えるような者だ!」などと陰口を叩く人もいたようですが、福音を伝えるためパウロはどんな事でも進んで行なったのでした。

(3)福音にあずかるために(朽ちない冠を受けるために)
今の世で「あずかる」を表すとしたら投資や株式を得る事が解りやすいかも知れません。投資したものの評価が上がって利益を「あずかった」など、自分の働きではなく、他から益を得る事をそう言うのではと思います。しかし莫大な金を儲けても、絶対にかなわない「あずかり」があります。それは神から福音にあずかる事です。神の言一つひとつが神から私たちに頂いたあずかり、投資そのものなのです。

 スポーツも信仰も、目標・目的がはっきりしないとむなしいものです。神は私たちに天のパラダイスをご用意くださっています。祝福にあずかり、死さえ超越して益に変えてくださったのです。今、苦難の中にいる方もおられる事でしょう。しかし神は苦しみも後にあなたの益に変えてくださる事でしょう。

今週も主により、素晴らしい日々をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○8月 7日(日) 礼拝後、宣教部の話し合いが持たれました。
○8月 9日(水) ~12日(金) キリスト教会に集う若者の大会『ユースジャム2016』が国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されます。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。