倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【説教】「主の栄光を映し出す」 2017/3/26 説教:小林光生師 要約:大元鉄也兄

2017年03月26日 | メッセージ
【聖書】コリント人への第二の手紙3章12~18節
【説教】「主の栄光を映し出す」

18:わたしたちはみな、顔おおいなしに、主の栄光を鏡に映すように見つつ、栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられていく。これは霊なる主の働きによるのである。

主の御名を讃美します。

 私の集う日本ホーリネス教団にとって、先週は特別な週となりました。教団総会また、教師の皆さまが参加される年会が開催され、新しい教団委員長、委員、また4月からの新任地が発表されました。新しい牧師先生を迎える教会、またそちらへ遣わされる牧師、双方がドキドキでしょうが、すべてをご存じの主が全てを益としてくださりますよう祈ります。

 さて聖書に入りますが、前回は勝利の行列に参加をゆるされている私たちについて学びました。そこにはキリストの豊かな香りが漂っていました。今回はそこに光(オーラ)が輝き、キリストの栄光を映し出しています。この聖書箇所から以下3つの視点で見てまいります。

(1)推薦状
3章のはじめにパウロはコリントに住む信徒の事を、あなたがた自身が推薦状であり、キリストの手紙です。と述べています。コリント最初の訪問時では、神を見ないで人を見るような薄い信仰を正すよう説いていましたが、この手紙では、持ちあげすぎじゃないか、と思うほどパウロの目に変革が見えたようです。今を生きている私たちもキリストの推薦状であり、手紙なのです。

(2)顔おおい
モーセが十戒の石板を持ち帰った時、顔が光輝いていました。待ちくたびれた民はモーセは帰ってこない。そうなら金で子牛を作りそれを神としよう。そうして偶像が出来上がりました。そこにモーセが帰りそれを見て憤慨し石板をたたき割ってしまいます。聖書の場面は2度目の石板を持ち帰った時で、光り輝く顔におおいをかけました。それは輝きが消しさられるのを見られる事のないようおおいました。私たちも人に知られたくない事、物に覆いをかけてしまいがちです。また覆いの中身は『罪』そのものです。しかしその罪をも主は綺麗に取り去ってくださるのです。

(3)栄光を妨げるもの
それは「こうであるべきだ。」「こうでないとだめだ。」というような決まり、立法に縛られてしまう心です。これらは全て『人』に向いていて神に遠い存在となっています。これらを取り去る時、主の栄光を映し出す者として変えられるのです。

 今年はルターの宗教改革から500年、また日本ホーリネス教団が戦争責任告白をして20年の記念する年となりました。2017年、キリスト教についてまた、戦争について今一度考えてみるのが良いと思います。
主を向く時、あなたの顔おおいは取り去られ、あなたは自由を得ます。主を仰ぐ時、あなたは光を与えられ主の栄光を映し出す者となるのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○3月20日(祝) ~21日(火)代々木オリンピック記念センターで日本ホーリネス教団総会が開催されました(大元兄出席)。
○3月21日(火) ~23日(木)同上会場で日本ホーリネス教団年会が開催されました(小林先生ご夫妻出席)。
○4月16日(日) 『イースター礼拝』です。礼拝後、持ち寄りの愛餐会があります。
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【説教】「主のみ名を誇る」 2017/3/19 説教:小林和子師 要約:大元鉄也兄

2017年03月19日 | メッセージ
【聖書】詩篇20章1~9節
【説教】「主のみ名を誇る」 

7:ある者は戦車を誇り、ある者は馬を誇る。しかしわれらは、われらの神、主のみ名を誇る。

主の御名を讃美します。

 朝昼の気温差が大きい日が続いていますが、風邪などひかずお過ごしでしょうか。春は一歩一歩近づいていて、教会の前の河津桜も満開です。
 この詩はダビデが戦いに出る前、主がこたえてくださるようにと祈った歌、また王の就任式に民が祈ったとも言われています。この20篇から以下3つの視点で見てまいります。

(1)1-4苦難の時に
ヤコブの神のみ名があなたを守られるようにとまず祈っています。ヤコブの神とは、アブラハム、イサク、ヤコブの神で生きている神に祈っています。ヤコブは弟として生まれましたが、兄エサウから食べ物で長子の特権を奪った人でした。神とすもうをとり、足を痛めましたが、神と太くつながる人でした。辛い経験をしていますが、苦難の日に主を呼び求める人でした。

(2)5-6戦勝の祈り
出陣式に民が祈った歌と言われています。旗を揚げるとは、自分の立場をはっきりさせる事です。主の民かそうでないのか、クリスチャンなのかそうではないのか、自分の旗を揚げる事は大切な意志表示です。

(3)7-9主のみ名を誇る
ある人は自分の持ち物を誇りますが、私は主の名を誇りたい。今自分が持っている物、地位などは全て主から来たものだから。今、主のみ名を心に刻む者は幸いです。

 今、主を信じる私たちは主イエスキリストに十字架により、全てが真っ白な清い者となっています。自分の行ないや持ち物、地位や名誉を誇る事がありませんように。誇れるのは、主のみ名のみなのです。
今週は日本ホーリネス教団の総会が東京で開催されます。全てが主の御手の中で進められますように。人の思いで動かされる事のないように導いてください。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○3月20日(祝) ~21日(火)代々木オリンピック記念センターで日本ホーリネス教団総会が開催されます(大元兄出席)。
○3月21日(火) ~23日(木)同上会場で日本ホーリネス教団年会が開催されます(小林先生方出席)。
○4月16日(日) 『イースター礼拝』です。礼拝後、持ち寄りの愛餐会があります。
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【説教】「蜜蜂の巣のしたたりよりも甘い」 2017/3/12 説教:小林和子師 要約:大元鉄也兄

2017年03月12日 | メッセージ
【聖書】詩篇19章1~10節
【説教】「蜜蜂の巣のしたたりよりも甘い」 

10:これらは金よりも、多くの純金よりも慕わしく、また蜜よりも、蜂の巣のしたたりよりも甘い。

主の御名を讃美します。

 2011年3月11日の東日本大震災から6年が経過しました。見た目は回復に向かっている場所もあるようですが、原子力発電所からの放射能がいまだに漏れ続け、福島の自宅に戻れない方も多くおられます。そればかりか、[放射能]が漏れているなどと疎開されている生徒を差別する者もでているようです。それがダメとかの問題ではなく、人間の考えとしてありえない事だと思います。壊されたその言葉を発する者に主の恵みがありますように。また今、もう一度真剣に原子力発電所が本当になければ命がなくなってしまうのかを自らが考える時だと思います。

 さて聖書にはいりますが、この19篇は[御言葉詩篇]のひとつです。前半と後半にダビデの祈りの変化を見て取る事ができます。この19篇を3つの視点で見てまいります。

(1)19:1 神の栄光。自然界を通して神さまの栄光を私たちに伝えています。主の祈りの構成と似ていて、初めに神が創られた栄光を現しています。

(2)19:7 主のおきて。いろんな表現をしています。それは、あかし、さとし、いましめ。真実な人を喜ばせる言です。神の言は口には甘いですが心に苦い事もあります。時にあなたの胸に「ズキッ」とするような言をかけられる事がありますが、主なる神は大いなる報いをもってあなたに語られています。

(3)19:14 あがない主。あがないとは買い取る事です。あなたの罪の対価として主イエスキリストがあがなわれました。主の言は蜜より甘い事も多く語られますが、甘さに惑わされ自らが高ぶる事のないように注意も必要です。

 主イエスキリストは、私たちの罪のあがないとして十字架に自らかかられました。主の十字架により私たちのとがが取り去られ、罪のない者としてくださったのです。そして今からも主を信じる不完全な者をも大いなる恵みと祝福をもってのぞんでくださるのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○3月20日(祝) ~21日(火)代々木オリンピック記念センターで日本ホーリネス教団総会が開催されます(大元兄出席)。
○3月21日(火) ~23日(木)同上会場で日本ホーリネス教団年会が開催されます(小林先生方出席)。
○4月16日(日) 『イースター礼拝』です。礼拝後、持ち寄りの愛餐会があります。
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【説教】「主が喜ばれるささげもの」 2017/03/05 説教:小林光生師 要約:大元鉄也兄

2017年03月05日 | メッセージ
【聖書】マルコによる福音書12章41~44節
【説教】「主が喜ばれるささげもの」 

44:みんなの者はありあまる中から投げ入れたが、あの婦人はその乏しい中から、あらゆる持ち物、その生活費全部を入れたからである。

主の御名を讃美します。

 場所はエルサレム。主イエスが十字架にかかられる前のエピソードです。エルサレム神殿には、男性だけが入れる場所と、ご婦人も入れる場所がありました。男女とも入れる場所に賽銭箱が置いてあり、そこに入れています。賽銭箱に入れる口は、螺旋状になっていたようで、コインを入れると「チャリン」と音がします。

 主は弟子たちと賽銭箱に入れる人を見ていました。するとそこへ見るからに金持ちと解るような男性がやってきて多くのコインを投げ入れました。すると「チャリン、チャリン、チャリン、チャリン・・・・・・・・・・」と音がしています。金持ちさんは、有り余る財産の中から一部を入れました。それを見た多くの人達は、「素晴らしい人だ、あれほどのコインを入れるのだから」とつぶやいています。

 次に貧相なやもめ女性がやって来ました。賽銭箱に近づき「チャリン、チャリン」とレプタ2枚を入れました。銭湯に入る程度のお金です。しかしそのお金は女性が持っている全財産だったのです。

 主は弟子たちを呼び寄せ「あのやもめは誰よりもたくさんの捧ものをしたのだ。」と説明されました。全て捧げてしまうと自らの命さえ危うくなるでしょうが、それでも神に全てを捧げたのです。

 このレプタ2枚は、今から起こる主イエスの十字架の事と言えます。自らの命を私たちの罪のために捧げられたのです。主イエスの十字架で今、あなたの罪は取り去られ生かされているのです。

 B.C.850年頃、エリヤは貧しいやもめに小麦とオリーブ油で私にパンを焼いて持って来なさい。と命じられました。瓶には少しの小麦とオリーブ油がありましたが、それはやもめと息子二人の最後の食事用でした。しかしやもめはエリヤのために全てを使いパンを捧げました。その後、瓶の中の小麦とオリーブ油は常に満たされ、尽きる事がなかったそうです。

 キリスト教は信じれば自分の思いが成就するようなご利益宗教ではありませんが、最も大切なものが無くなる事のないよう、私たちに与えてくださっているのです。神は御子を十字架にかけられるほどに私たちを愛されています。その主なる神に喜ばれる一週間となりますように。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○3月 5日(日) 礼拝後、2017年度の教会総会がもたれ、全ての議案が承認され終了しました。
○3月20日(祝) ~21日(火)代々木オリンピック記念センターで日本ホーリネス教団総会が開催されます(大元兄出席)。
○3月21日(火) ~23日(木)同上会場で日本ホーリネス教団年会が開催されます(小林先生方出席)。
○4月16日(日) 『イースター礼拝』です。礼拝後、持ち寄りの愛餐会があります。
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