【説教】「愛は建て上げる」 2016/7/31 小林光生師

【聖書】コリント人への第一の手紙８章１～９節　
【説教】「愛は建て上げる」　

1:偶像への供え物について答えると、「わたしたちはみな知識を持っている」ことは、わかっている。しかし、知識は人を誇らせ、愛は人の徳を高める。

　ポケモンgo　というスマートフォンアプリが大人気で、スマホを見ながら歩き回っている方々を多くみかける昨今です。外は30度を超す猛暑ですので、十分水分を採り、まず人に迷惑をかけず、ご自分も身を守りスマートなゲームをお楽しみください。なお、ここ倉敷ホーリネスチャーチはポケストップになっていて、ゲームに必要なものが手に入るようですから、ぜひ礼拝をご一緒し、帰りにプレゼントを受け取ってくださいね。

　さて聖書に入りますが、コリントの町には知識者が多くいて、自分の知識が高い事をひけらかし、高ぶり、それを誇りとしていました。キリストの教えを受け入れた人々でしたが、心は弱く、偶像への供え物を食べても良いか、悪いかで論争が起きていました。偶像礼拝に捧げられた食物を食べて良いかという事で躓いていました。コリントでは、偶像に捧げられた食物を食べてしまうと自分の身が滅んでしまうと思うような心の弱い人が多くいたのです。
肉を食べる時、どこの国の肉なのか、またどこの部位か気になる人も多い事でしょう。しかしそれがどこで処理されたのか、言い換えると、偶像の宗教などの場所で処理された肉かどうかまで気にする人はいないのではと思います。
パウロは、そのような食物を食べても汚される事などなく、食べても損にはならないと語っています。しかし食べた、食べないという事で、心の弱い人を傷つけてはならないと諭しています。

　日本のクリスチャン人口は0.8パーセントです。クリスチャンは100人に１人もこの日本にはいません。知人の家におじゃました時など、その家の方が普通のように仏壇から供え物を出して食べるように勧めてくれる事は多くある事です。そこで食べて良いものか、いや悪い事だ。など弱い心で物事を見ないようにする事が大切です。また食べた事で、偶像を受け入れた。などとまったく逆の思いに陥る事のないようにしなくてはなりません。出してくださった方のおもてなしの心、愛を受け入れ頂く事が必要だと私は思います。

　あなたが今、日本で主を信じている事は主自らがご存じです。キリスト者の国でない日本で暮らす事は、寛容に人々からのおもてなしや愛を受け入れ、自らの心を強め、建て上げる事が大切です。愛は徳を高め、徳は愛を建て上げて行くのです。

今週も主により、素晴らしい日々をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○７月２７日（水）　～２９日（金）ファミリーキャンプが広島三滝で開催されました。祈祷会は自宅祈祷となりました。
○８月　７日（日）　礼拝後、宣教部の話し合いが持たれます。
○１０月１６日（日）　青年賛美大会が広島教会で開催されます。

【説教】「時は縮まっている」 2016/7/24 小林光生師

【聖書】コリント人への第一の手紙７章２９～３５節　
【説教】「時は縮まっている」　

9:兄弟たちよ。わたしの言うことを聞いてほしい。時は縮まっている。今からは妻のある者はないもののように、 30:泣く者は泣かないもののように、喜ぶ者は喜ばないもののように、買う者は持たないもののように、 31:世と交渉のある者は、それに深入りしないようにすべきである。なぜなら、この世の有様は過ぎ去るからである。

主の御名を賛美します。

　この７章は結婚についてパウロの思いを語っています。創世記で神は男と女を創造され神にそっくりの形にされました。コリント人への手紙13章では、結婚について詳しく記されていて、いつまでも残るものは、信仰と希望と愛。一番大切なのは愛です。とある通りです。
ではこの日本の結婚は今までどうだったのでしょうか？　家と家の結婚が主で、家長が相手を決めて即結婚という流れが一般的だったようです。それにプロテスト、待ったをかけた気持ちを歌ったのが、吉田拓郎さんの「結婚しようよ」でした。自分の意思で相手を選ぶ事を宣言した歌でした。

　この７章でパウロは結婚と時が縮まっている事をどう伝えたかったのでしょうか？
７章をさかのぼり見て行きますと、男女間の不品行などが記され、結婚自体を肯定した考えではなかったようです。しかし、男女どちらかが信仰者で、家庭が平和であるなら離婚せず別れてはならないと自分の意見を述べています。

　次に時について見てまいります。
（１）主からの召し（コーリング）
17:「ただ、各自は、主から賜わった分に応じ、また神に召されたままの状態にしたがって、歩むべきである。これが、すべての教会に対してわたしの命じるところである。 」とありますように、主からあなたに応じた召しがあります。そしてその時の状態のままに従い、守り続ける事が大切なのです。

（２）時は縮まっている
定められた時が迫っているとパウロは私たちに伝えています。その定めとは何でしょうか？　それは①迫害　②再臨の時　です。今の世が過ぎ去る時がやがてやって来るのです。

　パウロの時も再臨もまだ来ていませんが、神が約束された時は必ず訪れる事でしょう。それは寝ている時に来るかもしれません。だから一日一日を大切に、主なる神の御心のまま生かされている事に感謝する事が大切だと私は思います。金や名誉、物などの時は必ず過ぎ去り、全てが無となります。煙のように過ぎ去るものに深入りしないようにとパウロは私たちに諭しているのです。

　8月、日本ホーリネス教団主催の「ユースジャム2016」が開催され、全国から数百人の若者が集います。クリスチャン同士の出会いが少ない日本ですが、主が計画されたこの大会が祝され、良い男女の出会いがありますようお祈りいたします。

今週も主により、素晴らしい日々をお過ごしください。

テケテケ


報告と消息
○７月１８日（祝）　夏季聖会が広島教会で開催され、信徒の交わりが持たれました。
○７月２７日（水）　～２９日（金）ファミリーキャンプが広島三滝で開催されます。祈祷会は自宅祈祷となります。
○８月　７日（日）　礼拝後、宣教部の話し合いが持たれます。
○１０月１６日（日）　青年賛美大会が広島教会で開催されます。

2016年中国教区夏季聖会 Ⅱ【説教】「聖くならなければ Ⅱ」 2016/7/18 加藤望師

2016年中国教区夏季聖会　Ⅱ
【聖書】ヘブル人への手紙１２章１４～１７節
【説教】「聖くならなければ　Ⅱ」　

14:すべての人と相和し、また、自らきよくなるように努めなさい。きよくならなければ、だれも主を見ることはできない。

主の御名を賛美します。

　今年も中国教区夏季聖会が開かれる事となり、感謝いたします。午後の聖会もヘブル人への手紙から導いて頂きました。この箇所から以下３つの視点で見てまいります。
午前のメッセージでは、聖くなる事を求めなさい。一度でなく、何度も何度も求め続けなさい。洗礼を決心した時の聖めの瞬間だけでなく、生涯求め続けｊる事が大切だと学びました。午後は「聖め」について３つの視点で見てまいります。

（１）聖めの大前提とは
まず全ての人の平和を求める事が前提です。神を知らない人にどう伝えて行くのかが大切ではと思います。ある修養会で韓国の牧師先生が「一度古いやり方の伝道を止め（上から目線の伝道の姿）イエスキリストの御名によって人を愛する事から始めなさい」と言われました。キリスト教の話を友人にすると「いや～、俺は煙草も酒も飲むから、止めたら一度覗くよ」とか、「修行が苦手で」とか。古い伝道でしたら、教会に来なさい！　酒も煙草も神が止めさせられます！　などと高飛車な意見を言っていた事でしょう。そう言って誘っているクリスチャンもコリント人のような二重人格になってしまっているのかもしれませんね。すなわち外面だけが良い人間です。相手の全てを認め受け止め、主のなさってくださった愛を伝える者となるなら幸いです。

（２）聖めを妨げるものとは
聖書では、「苦い根」を持たないようにと記しています。苦い根とは、一度は聖められたのに、何か苦々しい何かが心に残っていることです。その時、古い自分、神から離れていた自分が甦ってしまうのです。するとどうなるのか？　人をねたみ、そしり、怨む心に満たされ、マイナスばかり思う人に陥ってしまうのです。今生かされている事に感謝する事ができますように。

（３）エサウのようにならないように
先祖アブラハムには12名の子があり、長男はエサウでした。ここで登場するのがヤコブ（後のイスラエル）。農作業を終えたエサウは腹を空かせ帰宅し、そこには美味しそうな豆ごはんがありました。それはヤコブのものでしたが、あまりの空腹にエサウは長子の権利とこの豆ごはんを交換してしまいました。父アブラハムは眼が見えず、余命もいくばくか。神の祝福を与えるため、エサウを探し祝福しました。しかしそれはエサウではなく、長子の権利を買ったヤコブだったのです。長男エサウは神の祝福を重要なものだと全く思わず、一食と交換してしまったのです。

　これを読まれている人は、神をないがしろにする人などおられないと思います。ですが、神を第一にしていますか？　神より目に見える金や物に心が向いているような事はありませんか？　仕事が順調な事は良い事ですが、それはあなたの力だけではなく、神のご愛があなたにある事を謙虚に覚えるなら幸いだと思います。また今無職の方や、苦難に向かっている人は、神の続いている訓練を受けているのだと思います。神の時が来るまで、邪悪な心になる事がありませんように。神に砕かれ、自らの明け渡しができますように。
　昼食時、久しぶりに信徒会が行なわれ、約20名で交わりがもてました。中国教区は広い教区で、隣の教会まで車で2時間もかかってしまいます。しかし私たちには同じ思いの兄弟姉妹がおられる事に、気づかせてくださいました。本当に感謝の交わりを頂きました。

今年の聖会に感謝いたします。また来年の聖会に期待いたします。


テケテケ

講師紹介
加藤　望牧師
牧師家庭に生まれる。東京聖書学院卒業後、1983年より1999年までアメリカ・カリフォルニア州に留学。Azusa Pacific University と同神学大学校にて非常勤講師として2年間教鞭を取る。1999年母子感染型B型肝硬変が悪化し緊急帰国。2002年アメリカにて脳死肝移植手術を受け一命を取り留め、第二の地上の人生を送り始めた。
2000年より現在まで広島福音教会主任牧師として奉職中。
教団西日本ブロック長。

2016年中国教区夏季聖会 Ⅰ 【説教】「神の聖さにあずかるために」 2016/7/18 加藤望師

2016年中国教区夏季聖会　Ⅰ
【聖書】ヘブル人への手紙　１２章　４～１３節節
【説教】「神の聖さにあずかるために」　

10:肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるために、そうされるのである。

主の御名を賛美します。

　今年も中国教区夏季聖会が開かれる事となり、感謝いたします。今回は広島福音教会牧師の加藤望牧師がメッセージの奉仕をなされました。
神の聖さにあずかるにはどうしたら良いのでしょうか？　答えは私たちがあれこれ悩む事はありません。神が私たちを訓練してくださるのです。父の訓練と問うと、何を想像されますか？　私は小さい時にTVで流れていた『巨人の星』でしょうか。主人公の少年が父のスパルタ教育を受けて成長する物語です。今同じような訓練、教育をしていたら即通報され、父は逮捕されるのでしょうね。
午前の聖会はヘブル人への手紙から導いて頂きました。父の訓練とは何か、何のために訓練されるのか、この箇所から以下３つの視点で見てまいります。

（１）私たちの益のため
神は私たち一人ひとり、何が不足しているのか、何が必要なのか全てをご存じです。今は辛い訓練かも知れませんが、後益になるように訓練してくださっているのです。

（２）神ご自身の聖さにあずかるため
神の聖さとは？　旧約聖書を学ばれた方はシナイ山でモーセと会われた近づきがたい神を想像されるのではないですか？　かつての日本ホーリネス教団は他のキリスト教団から見ると近づきがたいダメなものはダメと進んで行ったようです。ですが今は他者と和解し、平和を愛するものと神により変えられました。マタイによる福音書5:45に「こうして、天にいますあなたがたの父の子となるためである。天の父は、悪い者の上にも良い者の上にも、太陽をのぼらせ、正しい者にも正しくない者にも、雨を降らして下さるからである。」とあるように、人を区別される事はありません。あなたは全ての人を区別なく愛せますか？　私に親切にしてくれる人は愛するが、敵対する者は愛せない。　そんな事はありませんか？　本当の愛、聖さは自分の利益に左右されるものではないのです。

（３）義の実を結ばせるため
あなたはどんな幼少期を過ごし今がありますか？　中には「何でこんな不幸が続くんだ！」と怒る方もおられるのではと思います。そんな事が続くと、不良になったり、反社会的な団体に所属したりする人も実際におられます。これを見ているあなたはまだ生きています。命が奪われるような試練、訓練ではなく、ギリギリの処で耐え忍び、神の義を得られる訓練をされているのです。この義、聖さはいくら金をつぎ込んでも得る事はできません。神を通してでないと、得る事が出来ないのです。

　洗礼を受けた方は少なくても一度は聖めの経験をされていると思います。聖めは瞬間のものではなく、最初の聖めから生涯訓練されて得るものです。そして神の聖め、恵みは想像していない時に訪れるのです。神はあなたの願い、祈りを待っておられます。聖めてくださいと祈り求める事ができるなら幸いです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごし下さい。

テケテケ

講師紹介
加藤　望牧師
牧師家庭に生まれる。東京聖書学院卒業後、1983年より1999年までアメリカ・カリフォルニア州に留学。Azusa Pacific University と同神学大学校にて非常勤講師として2年間教鞭を取る。1999年母子感染型B型肝硬変が悪化し緊急帰国。2002年アメリカにて脳死肝移植手術を受け一命を取り留め、第二の地上の人生を送り始めた。
2000年より現在まで広島福音教会主任牧師として奉職中。
教団西日本ブロック長。

【説教】「あなたの涙を見た」 2016/07/17 小林和子師

【聖書】詩篇６篇１～１０節
【説教】「あなたの涙を見た」　

6:わたしは嘆きによって疲れ、夜ごとに涙をもって、わたしのふしどをただよわせ、わたしのしとねをぬらした。

主の御名を讃美します。

　フランス、トルコで悲惨な事件が続いています。犠牲になられたご家族、関係者に平安が来ますようお祈りいたします。

　この６篇がどのように歌われたのか最初に記されています。シェミニテにあわせて琴を使って歌ったものです。シェミニテとは１オクターブ下げた音程のようです。ダビデがいかに沈んでいたか、意気消沈していたのかが解ります。この歌から以下３つの視点で見てまいります。

（１）悔いる心と反省する心
１～４節　「主よ」と呼び求める言葉が5回も出てきます。しばらく神と離れていたダビデでしたが、やっと神に向かう決心がここに見えます。もはや神に全てを委ねる以外方法はありません。委ねきった時、神の恵みがそこにあるのです。

（２）現状を語るダビデ
6～7節　日々嘆き続け泣き続けるダビデの事が書かれています。ふしどをただよわせ、しとねをぬらした。とありますが、簡単に言えば、ベッドルームに涙が漂い布団を涙で濡らしたとなります。自分の力で何とか解決しようとした結末がそこに見えます。

（３）主は涙を見た
8～10節　主よ、主よと求め続けるダビデを神はほっておかれませんでした。願いが神に届き聞き入れられたのです。ダビデの涙と悔いは、感謝と信頼に変えられました。

　自分の力や知恵で解決する事をせず、主に思いを丸投げする者を神は決してほっておかれません。
今苦しんでいるあなたの心をすでに主なる神はご存じですから、一歩進んで心を全て委ねきる事が大切だと思います。きっとあなたの涙と悩みを消し去ってくださり、主の平安があなたに降り注ぐようになる事でしょう。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ


報告と消息
○７月１７日（日）　礼拝後、ティータイムがあります。
○７月１８日（祝）　夏季聖会が広島教会で開催されます。
○７月２７日（水）　～２９日（金）ファミリーキャンプが広島三滝で開催されます。
○１０月１６日（日）　青年賛美大会が広島教会で開催されます。

【説教】「朝の祈り」 2016/7/10 小林和子師

【聖書】詩篇５篇１～１２節
【説教】「朝の祈り」　

3:主よ、朝ごとにあなたはわたしの声を聞かれます。わたしは朝ごとにあなたのために／いけにえを備えて待ち望みます。

主の御名を讃美します。

　本日は参議院議員を選ぶ選挙が行なわれる日です。私は事前投票を致しましたが、主にある平和を愛する人が選ばれますよう祈ります。
さて聖書ですが、5篇は「朝の祈り」と言われているダビデの歌で、フルートの音に合わせてうたわれた歌です。爽やかな朝に相応しくないような、ダビデの心が見てとれます。それは悩みの中にある「嘆き」「うめき」「つぶやき」が歌にあらわされています。特にダビデは主なる神にそんな中にありますが、どうぞ私の声をお聞きくださいと祈り求めています。それが3節に2度も朝ごとに、朝ごとにと強調している場面が記されています。

　ダビデは朝ごとにいけにえを捧げています。それは実際の動物だったのかは記されていませんが、朝主なる神と向かい合う「時」もある意味の捧げものではと思います。神は悪を行う者を喜ばれる事などありません。また偽りを言う者を滅ぼされ、人をだます者を忌み嫌われます。
現在も邪悪な悪が多い世ですが、「しかし」そんな時でも、私をあなたを喜びに満たし、呼ばわってくださるのです。

　一日のはじまりに主なる神を思い祈る。
素晴らしい一日のために、今日も生かしてくださる事への感謝を込めて祈りましょう。祈りは安らぎを、喜びを与えて下さります。そして神は祈る者を祝福してくださるのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○７月１８日（祝）　夏季聖会が広島教会で開催されます。
○７月２７日（水）　～２９日（金）ファミリーキャンプが広島三滝で開催されます。
○１０月１６日（日）　青年賛美大会が広島教会で開催されます。

【説教】「あなたはだれのもの」 2016/07/03 小林光生師

【聖書】コリント人への第一の手紙６章１２～２０節　
【説教】「あなたはだれのもの」　

19:あなたがたは知らないのか。自分のからだは、神から受けて自分の内に宿っている聖霊の宮であって、あなたがたは、もはや自分自身のものではないのである。 20:あなたがたは、代価を払って買いとられたのだ。それだから、自分のからだをもって、神の栄光をあらわしなさい。

主の御名を賛美します。

　バングラテシュでは、イスラム教と名乗っているものの行動はテロリストそのものの邪悪な者たちに、罪なき人々が殺害されました。全能の神はその計画も、殺害もご存じで、それをゆるされている事に、何とも言えない気持でいます。ご利益宗教ではないキリスト教を私たちクリスチャンは知っていますが、相応な報いをもって望まれますよう、また犠牲になられて方々の魂が主により癒されますよう祈ります。

　さて７月を迎え、倉敷では気温が３０度を超す日が続いています。こまめな水分補給と、エアコンの常用をお願いします。
今週は「あなたはだれのもの？」とのタイトルでメッセージが語られました。あなたは自分のものですか？　それとも親のもの？　まさかと思いますが、国のもの？　会社のもの？
パウロはキリスト者について「神から代価をもって買い取られた者」と記しています。そう、私もクリスチャンであるあなたも、代価で神から買い取られた者なのです。新約の時代、船にはエンジンがなく、進めるために櫓をこぐ者が必要で、その奴隷は金で買い取られた者でした。また現在でも貧しい国では、家計を助けるため、身を売っている者もいます。誰に買い取られたかで、人生全体が１８０度変わるのです。

　もう一度質問します。「あなたはだれのもの？」「だれの子？」　生きているのですから、肉の親は誰にでもあります。胎から出た者であっても神に買い取られた者は神のものなのです。また神は男女の結婚を祝福されています。男と女は一体となるのです。算数では1+1＝2　ですが、神による結婚では、1+1＝1（体）です。だからこそ、神に買い取られた聖なる肢体を悪に売り渡してはならないのです。それでも神の祝福を無視する者は最後に破滅が待っています。

　コリント人への手紙では、何度も「知らないのか？」と出てまいりますが、知らない事で大変な事になってしまうのです。もはや「知らなかった」では済まない事態が待っているのです。もう一度記しますが、神に代価で買い取られた者は、神のものであり、精霊の宮なのです。その宮を誰もが解ると思いますが、決して汚してはなりません。
　クリスチャン生活も長くなると、「ま～ちょっとなら」とか「これくらいは良いかな？」など、自分でも悪と解っているのに、自分に嘘をつき、神に大罪を犯してしまう事がないとも限りません。もしそんな思いが襲ってきた時には、この箇所を思い出し、あなたは神のもので、精霊の宮なのだと自分を認めてくださいますように。

今週も主により、素晴らしい日々をお過ごしください。


テケテケ



報告と消息
○７月　３日（日）　本日はファミリー・聖餐式礼拝でした。
○７月１８日（祝）　夏季聖会が広島教会で開催されます。
○７月２７日（水）　～２９日（金）ファミリーキャンプが広島三滝で開催されます。祈祷会は自宅祈祷となります。
○８月　７日（日）　礼拝後、宣教部の話し合いが持たれます。
○１０月１６日（日）　青年賛美大会が広島教会で開催されます。