【聖書】士師記１６章１５～２２節 【説教】「力の秘密」 ※ペンテコステ 2018/5/20 説教：小林光生師 要約：大元鉄也

【聖書】士師記１６章１５～２２節
【説教】「力の秘密」

17:彼はついにその心をことごとく打ち明けて女に言った、「わたしの頭にはかみそりを当てたことがありません。わたしは生れた時から神にささげられたナジルびとだからです。もし髪をそり落されたなら、わたしの力は去って弱くなり、ほかの人のようになるでしょう」。

主の御名を讃美します。

　ペンテコステ（教会の誕生日）、おめでとうございます。
今週の聖書箇所、士師記は今から三千年以上前の事を記されたものです。登場するのは戦いで負け知らずで、超怪力のサムソン。そしてサムソンの力の源を知ろうとするデリラ。さてサムソンの怪力の源は？
サムソンは主に愛され力を得る者ですが、異性に対する弱さを持っていました。強さの源は？　そう何度も問うデリラに三度も嘘の答えをしたサムソン。しかし四度目に本当の事、髪の毛を落とした事がなく、それが力の源と伝えてしまいます。デリラはサムソンが眠ったすきに髪の毛を落としてしまいました。

　力がなくなったサムソンは捕えられ、両眼をえぐられました。
　時が経ちサムソンの髪の毛は伸び始め、サムソンは主に祈ります。みるみる力を再び得たサムソン。両眼は見えませんが、サムソンを捕えた敵をことごとく打ち砕きました。

　サムソンの力は目に見える髪の毛にあるように読み取れますが、実はサムソン自身に主が力を与え、その結果として髪の毛が力の象徴となっていたのです。その事をデリラに伝えた事、象徴であった髪の毛を落とされた事で力を失ったのでした。

第Ⅱコリント4章7節に「しかしわたしたちは、この宝を土の器の中に持っている。その測り知れない力は神のものであって、わたしたちから出たものでないことが、あらわれるためである。」と記されています。キリストを信じている者には、一人残らず聖霊の賜物が与えられ、キリストにある力を頂いているのです。

PS
姉妹教会の柵原キリスト教会信徒のNH兄が先週天に召されました。思い病を持った彼でしたが、自身が出来る全てを教会の奉仕で現しておられました。安らかに天でお過ごしください・・・

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。