倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

[平和の神が支配する]キリスト教礼拝メッセージ要約

2010年11月28日 | メッセージ
2010年11月28日、倉敷ホーリネスチャーチの礼拝メッセージ『平和の神が支配する』のメッセージ要約をアップいたします。
聖書:ローマ人への手紙16章17~20節
抜粋:20:平和の神は、サタンをすみやかにあなたがたの足の下に踏み砕くであろう。どうか、わたしたちの主イエスの恵みが、あなたがたと共にあるように。

<要約>
主の御名を賛美します。

アドベント第一節を迎えました。主の御生誕に感謝しつつ、待ち臨みましょう。
パウロは今から起こる事が甘くない事を知っていました。そこで兄弟たちに勧告します。勧告とは特に注意する事、気をつける事です。パウロが去った後、分裂が起こり、つまずきを与える人々が出ると伝えます。この箇所より3つの視点で見てまいります。

(1)16:18 キリストに仕えず自分に仕える
全ての人は何かに仕えています。国のため、地域のためなどもありますが、大きく分けると、『神』か『自分』かです。ここでは『自分の腹』と表現していますが、例えば赤ちゃんが宿った時、その女性の生き方がガラッと変わります。お腹の赤ちゃんが主体となってまいります。お母さんとしての生き方が始まります。またマリアも聖霊により主イエスを腹に宿します。
サタンは隙あれば分裂を引き起こし、平和な関係を崩そうといつも狙っています。どんな時であっても神に仕える事ができますように。

(2)16:19 善にはさとく、悪にはうとく
さといとは、熟練している、賢いという意味があります。詩篇1:2に、神をいつも思うと記されています。これは反芻(はんすう)するように、いつもいつも行う事を意味しています。
ダビデが巨人ゴリアテと戦う時、カブトなどを着けるようすすめられましたが、ダビデは断りました。それはその武具に慣れていなかったからです。ダビデは慣れた石で戦い見事勝利しました。
善に対して熟練した者であることが出来ますように。

(3)16:20 平和の神の支配にあるように
平和を壊す働きが多い世の中です。すぐそばに平和を壊そうとするサタンが準備しています。サタンとは、告発し分裂させる行動を起こします。主イエスキリストを信じる者は、そのサタンを足の下にふみくだいておりますが、サタンは私たちを逆にふみくだこうといつも狙っています。

自分を主とし仕える事のないように、またいつも神を思い、善に熟練した者であるように、そして平和の神の支配にありますよう祈ります。


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[父ヤコブとの再会]キリスト教礼拝メッセージ要約

2010年11月21日 | メッセージ
2010年11月21日、倉敷ホーリネスチャーチの礼拝メッセージ『父ヤコブとの再会』のメッセージ要約をアップいたします。
聖書:創世記 46章1~6節、28~34節
抜粋:30:時に、イスラエルはヨセフに言った、「あなたがなお生きていて、わたしはあなたの顔を見たので今は死んでもよい」。

<要約>
主の御名を賛美します。

37章では「夢見るヨセフ」、39章では「ヨセフと共におられる神」、40章では「神の時まで」、41章では「神の時」、43章では「ヨセフの兄弟エジプトへ」、45章では「ヨセフ兄弟と和解」について見てまいりました。今週はついにヨセフは父ヤコブと再会する事となりました。ここでは以下2つのポイントから見てまいります。

(1)父ヤコブの旅立ち
「神は、あなたがたのすえを地に残すため・・・わたしをあなたがたより先につかわされたのです。それゆえ私をここにつかわしたのはあなたがたではなく、神です。」と、ヨセフは兄弟達に語りました。
「ヨセフは、なお生きていてエジプト全国の司です。」と、カナンに着いた兄弟達は、父ヤコブに伝えました。死んでしまったと思っていたヨセフが生きていた。父ヤコブは気が遠くなり信じられませんでした。やがて父ヤコブは「私は死ぬ前に行って彼を見よう。」と兄弟達に告げるのでした。
しかしヤコブは、まずベエルシバで神を礼拝しました。祖父アブラハム、父イサクが神の名を呼び契約を結んだ地です。アブラハムはエジプトで失敗し、イサクは神からエジプトに行ってはならないと告げられていました。

(2)ヨセフ父ヤコブと再会
ヤコブは、自分の願いでも、ヨセフの願いでもない、神の御こころを知りたかったのです。
神は、「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下るのを恐れてはならない。わたしはあそこであなたを大いなる国民にする。4:わたしはあなたと一緒にエジプトに下り、また必ずあなたを導き上るであろう。ヨセフが手ずからあなたの目を閉じるであろう」。と語られ、父ヤコブは決心しました。
ヨセフは22年ぶりに父ヤコブと再会しました。くびきを抱き、久しく泣きました。父ヤコブは死んでしまったと思っていたヨセフが生きており、お互いに涙した事で、もはや死んでも良い思いでした。

生きる私たちには、いろんな障害や試練がありますが、どんな時であっても神のみ旨を知り、摂理の中で祝福を受ける者でありますように。


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[ヨセフ兄弟と和解]キリスト教礼拝メッセージ要約

2010年11月14日 | メッセージ
2010年11月14日、倉敷ホーリネスチャーチの礼拝メッセージ『ヨセフ兄弟と和解』のメッセージ要約をアップいたします。
聖書:創世記45章1~15節
抜粋:15:またヨセフはすべての兄弟たちに口づけし、彼らを抱いて泣いた。そして後、兄弟たちは彼と語った。

<要約>
主の御名を賛美します。

37章では「夢見るヨセフ」、39章では「ヨセフと共におられる神」、40章では「神の時まで」、41章では「神の時」、43章では「ヨセフの兄弟エジプトへ」について見てまいりましたが、いよいよヨセフ障害のクライマックスの箇所を迎えました。ここでは以下3つのポイントから見てまいります。

(1)自分を制止きれなくなったヨセフ
45:11 あなたも今思えば、あの時自制できなかったな。と思う時はありませんでしたか? 自分の事なら自制できても、愛する者の事や家族の事に触れられると抑える事ができなくなる事があります。そんな時、自制の限界を知るのです。
42:24 兄弟が過去ヨセフに行った事について、自分に罪があると告白した事を聞き、ヨセフは自制する事ができず、泣いてしまいました。そしてここでもヨセフは自制できず号泣しています。
44:18 ベニヤミンの袋にヨセフによって仕組まれた杯が入っていたのが見つかった時、兄弟全員で罪をかぶると告げています。ヨセフを売り飛ばした兄弟と変わっていました。神にあって人は変わる事ができるのです。あなたも神のマスターピース(最高傑作)として変えられる事ができるのです。

(2)身をあかすヨセフ
45:3 「わたしはヨセフです」「父は元気ですか?」
17才から家族と別れ、39才になったヨセフでした。それを聞いた兄弟は恐れおののき、答える事ができません。そして兄たちは前回、この方が家族について根ほり葉ほり聞いた事を理解しました。兄たちは自分達が行った事を思い出し、どんな事をされても仕方ないと思うばかりでした。

(3)神の摂理・信仰に生きるヨセフ
45:4 「あなたがたがエジプトに売ったヨセフです」と兄弟に話すヨセフ。これを聞いた兄弟はもはや、生きた心地はなかったでしょうね。そんな兄たちにヨセフは、売った事をなげく事はありませんと話します。兄たちは更に恐怖を覚えたかも知れません。そしてヨセフは兄たちに、「神が、命を救うために私を先に遣わしたのです」と語ります。ここで大切な事は、ヨセフがではなく、『神が』です。遣わし、今の地位になったのは『神が』なさったとヨセフは語ります。神がご計画され、道を開かれたのです。

「救いの業を全うする」ため、神は先回りされ計画されています。今は理解できない事でしょうが、『神が』導いてくだっています。
今、投獄された時のヨセフのように、苦しみの中を生きている方もおられると思います。しかしその中で神は全てを知り、導いてくださると確信する事ができる人は幸いです。
和解は、神の摂理の中にあり、信じる者のみが神によって成されていくのです。


<お知らせ>
2010年11月23日(祝)、日本ホーリネス教団『第七回全国信徒大会』が、みちのく仙台で開催されます。信徒の皆さん参加して交わりを深めましょう!

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[神の祝福に生きた人々]キリスト教礼拝メッセージ要約

2010年11月07日 | メッセージ
2010年11月7日、倉敷ホーリネスチャーチの礼拝メッセージ『ヨセフ神の祝福に生きた人々』のメッセージ要約をアップいたします。
聖書:ローマ人への手紙16章1~16節
抜粋:16:きよい接吻をもって、互にあいさつをかわしなさい。キリストのすべての教会から、あなたがたによろしく。

<要約>
主の御名を賛美します。

この箇所には26名もの人が記されています。パウロはまだローマに行っておりませんが、これほどの人を覚えて、主にあって「よろしく」と気持ちを伝えています。この箇所より二つの広がりについて見てまいります。

(1)人の広がり
男女の枠、国境の枠、貧富の枠など、多くの事に縛られ枠をつくって私たちは生きています。しかし福音に生きる時、その枠は取り去られ広がって行くのです。最初に登場するフィベはギリシャの奴隷と伝えられています。またプリスカは貴族、アクラは平民でしたが身分の違いを越え結婚しています。さらにパウロを救うため自分の首をも惜しまなかった人でした。

(2)福音の広がり
祝福は自分がまず祝福されてはじめて他の人を祝福できるのです。フィベは多くの人を援助し、人を生かすために生きた女性でした。この時代は男尊女卑とも言える時でしたが、10名もの女性が記されキリストにあり男女の隔たりが外され、福音はアジアにまでおよんで行ったのです。

あなたは、どれだけ広げていますか?
自分を縛っていませんか?
パウロは何度も(14回)、「よろしく」と記していますが、この意味は歓迎している、愛している、好いている気持ちを込めたものです。キリストは全ての人に、あなたにももれなく「よろしく」と言っておられるのです。神様は枠を作りません。作るのは人間です。福音に触れ、自分の枠を取り外す事ができますように。
義人は信仰によって生きます。救い主キリストをただ信じ、委ねきる事ができますように。そして一人ひとり全ての人に、主の福音が豊かにありますように。


<お知らせ>
2010年11月23日(祝)、日本ホーリネス教団『第七回全国信徒大会』が、みちのく仙台で開催されます。信徒の皆さん参加して交わりを深めましょう!

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