倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【聖書】ルツ記1章15~22節 【説教】「主イエスの系図にのった女性ルツ」 2018/6/24 説教:小林光生師 要約:大元鉄也

2018年06月24日 | メッセージ
【聖書】ルツ記1章15~22節
【説教】「主イエスの系図にのった女性ルツ」

16:しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。

主の御名を讃美します。

 先週、関西地方で震度6弱という大きな地震が起き多数の被害が出ました。被害に遭われた方々の完全復活がなされますよう祈ります。

 このルツ記はB.C.4千年頃書かれたもので、場所はベツレヘム。ベツレヘムというとピンと来る方も多いでしょう。そう主イエスキリストがお生まれになられた場所です。ナオミには二人の息子があり、一人の嫁はオルパ、そしてもう一人の嫁がルツでした。飢饉があり、食べて行けない状況に陥り、ナオミは嫁二人に、実家へ帰るようにと伝えます。兄嫁のオルパはその言葉に従いナオミを去りましたが、ルツはどんな環境にあってもナオミと共にしますと行動を共にしました。
食料を求め、モアブの地に行き10年住みました。頼りでベツレヘムの飢饉は去ったと聞き、ナオミとルツは、立ち返り(悔い改め引き返す)、ベツレヘムへ帰りました。そして大麦狩りの落ち葉を拾い食料としていました。いわば外国から帰って来た二人を見る目は厳しいものがあったでしょう。しかし主なる神は自らの御翼に入れ守られました。

 親戚であるボアズは大きな土地を持っている人で、後にルツを嫁に向かい入れます。そして後、ルツは男の子を生みました。その子の名はオベデ。オベデの子はエッサイ。エッサイの子がダビデです。

 ダビデから約千年後、ルツの子オベデの系図から私たちの主、イエスキリストがお生まれになったのでした。そして主は私たちの心の中に今も生き続けておられるのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○6月18日(月) ~19日、西日本ブロック教職セミナーが開かれました。
○6月24日(日) 愛餐会があります。その後役員会がありました。
○7月16日(祝) 中国教区聖会が広島キリスト教会で開催されます。講師は広島教会の和田先生です。

【聖書】創世記22章1~14節 【説教】「主の山に備えがある」父の日 2018/6/17 説教:小林和子師 要約:大元鉄也

2018年06月17日 | メッセージ
【聖書】創世記22章1~14節
【説教】「主の山に備えがある」

14:それでアブラハムはその所の名をアドナイ・エレと呼んだ。これにより、人々は今日もなお「主の山に備えあり」と言う。

主の御名を讃美します。

 本日は『父の日』礼拝です。父は子の鏡とも言われ、幼少期の成長に大きな影響を与えます。信仰の父と言われるアブラハムの姿から父親像を見てまいります。

 時は「これらの事の後」、さらにイサクが与えられひと段落した後の事です。
ある日神はアブラハムに声をかけられました。アブラハムは「ここにおります」といつものように応えます。今回神はアブラハムの信仰を試み、大事な大事な息子イサクを燔祭(神への供え物)として捧げるように命令しました。

 数日後アブラハムはイサクと共二人を連れて出立しました。そして三日目、アブラハムとイサクは共を残しモリヤの山へ登り、燔祭の準備をします。父アブラハムの後をついて登るイサクでしたが、何か疑問を持っていたと思います。なぜなら祭壇を築く一式、また燔祭を捧げるための火、刀、薪などはありますが、肝心の燔祭の捧げものがありません。イサクはその疑問を父にぶつけると父は「燔祭は神自らそなえて下さる」と応え答えました。

 守屋の山へ到着し、祭壇を築きます。アブラハムは既に年老いた老人、イサクは童というより青年だったと思われます。そのイサクを老人アブラハムが縛り燔祭として捧げる準備を続けました。青年のイサクは父より力が数倍あり、逃げようと思えば簡単な事だったでしょう。しかしイサクは父のするままにしました。そして父アブラハムが刀をイサクに振りおろそうとした瞬間、「わらべを手にかけてはならない。」とストップをかけました。うしろに、角をやぶに掛けている一頭の雄羊がおり燔祭として捧げました。神自らが用意された燔祭でした。

 父が子を神に燔祭として捧げるため刀を下ろす。事実だけを見ると何と凶暴な父の姿です。が、父アブラハムは神を100パーセント信じ、全く疑う事なく信じきっています。そして神は必要なものを全て用意してくださるのです。その父の信仰をイサクは継承し、後のリーダーとして育って行くのでした。
「主の山に備えあり」。信じ切る信仰が何より大切です。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○6月17日(日) 父の日礼拝でした。
○6月18日(月) ~19日、西日本ブロック教職セミナーが開かれます。
○6月24日(日) 愛餐会があります。その後役員会。

【聖書】詩篇62篇1~12節 【説教】「ただ神を待つ」 2018/6/10 説教:小林和子師 要約:大元鉄也

2018年06月10日 | メッセージ
【聖書】詩篇62篇1~12節
【説教】「ただ神を待つ」

1:わが魂はもだしてただ神をまつ。わが救は神から来る。

主の御名を讃美します。

 この62篇は「ただ」「こそ」詩篇と言われており、詩篇全体で24回登場していますが、62篇だけで6回も用いられています。筆者は片手間で神を呼ばわるのではなく、オンリーすなわち神だけを見て黙する事を伝えています。

 私たちは何かと問題にぶち当たると右往左往し、取り乱し、とりあえず何かの対策をしがちです。そしてその問題がさらに大きくなってしまう事になるのです。筆者はそんな時だからこそ、神に全てを委ね切る事の大切さを伝えているのです。言葉で委ね切ると記す事は簡単ですが、実際は委ね切ったつもりでも、あれやこれや頭の中で別の対策を考えてしまいます。これは委ね切るとは言いません。それほど委ね切る事は難しいのです。

 ダビデはこの詩をどんな時に歌ったか見てみましょう。この時は四面楚歌状態で、息子にまで命を狙われて逃げ惑っている時に詠まれたものでした。ダビデ命がけの祈りの歌でした。
 私たちの主と比べてみますと、十字架に自らかかられる前のゲッセマネの祈りがまさに命がけの祈りでした。今から身に起こる事が解っていた主イエスキリストでしたが、祈りの中で自らのトゲを取り去ってくださいとまで祈られています。しかし最後には、みこころのままに。そう全てを父なる神に委ね切られたのでした。

 神に委ね切った時、必ず思い通りになるのでしょうか?
そうならない事も多くある事でしょう。しかし神はあなたの祈りを全て聞かれています。そして神の時に神のやりかたで報いてくださるのです。それはあなたが考える解決とは違うかもしれませんが、じっと黙し祈る時、神はあなたに何かを示されるのだと私は思います。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○6月10日(日) 礼拝後、愛餐の時を持ちました。
○6月17日(日) 父の日礼拝です。

【聖書】ルカによる福音書24章13~31節 【説教】「復活のイエスと共に歩む」 召天者記念礼拝 2018/6/3 説教:小林光生師 要約:大元鉄也

2018年06月03日 | メッセージ
【聖書】ルカによる福音書24章13~31節
【説教】「復活のイエスと共に歩む」

30:一緒に食卓につかれたとき、パンを取り、祝福してさき、彼らに渡しておられるうちに、 31:彼らの目が開けて、それがイエスであることがわかった。すると、み姿が見えなくなった。

主の御名を讃美します。

 本日は、先に天の御国に召された私たちの先輩を記念する礼拝、「召天者記念礼拝」がもたれました。倉敷教会は1994年、開拓され創立したまだ若い教会ですが、5名の先輩方を思い出し礼拝が進んで行きました。今のベースを築かれた方に感謝いたします。

 さて聖書に入りますが、この箇所は主イエスが十字架にかかられ3日目で、エルサレムから約11キロメートル離れ、エマオに向かっている場所での出来事です。エルサレムから恐らく自宅に向かっているクレオパともう一人、それは奥さまだったと言われています。二人は暗い気持ちで歩いています。なぜなら、救い主と信じる主イエスが十字架にかかり亡くなった事を知ったからです。そこに甦りの主イエスが現れ、主は二人に質問します。質問は「二人は何の事を話しているの?」。クレオパが答え、信じている主が十字架にかけられたと伝えるのです。その時のクレオパは、救い主でありメシヤである主が亡くなった。もう全ての希望が失われた。そう語りました。 主イエスは歩きながら二人に、聖書に記されているご自身の事を熱く語られました。

 二人の家に到着し、食事を摂る時、主はパンをさき、祝福して二人に渡しました。すると二人の目が開かれ、復活の主イエスを見つけました。

 私たちの目が開かれるとは、聖書がときあかされた時(OPEN)です。私たちもクレオパの二人と同様に「私の家にお泊まりください」と、心を開き(OPEN)、主をお迎えし、そして今も後も主と共に歩む事ができるなら何と幸せな事でしょう。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○6月 3日(日) 召天者記念礼拝でした。
○6月17日(日) 「ファミリー父の日礼拝」です。