倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【説教】「あなたがたはキリストのからだ」 2016/09/25 小林光生師

2016年09月25日 | メッセージ
【聖書】コリント人への第一の手紙12章1~13節
【説教】「あなたがたはキリストのからだ」 

13:なぜなら、わたしたちは皆、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つの御霊によって、一つのからだとなるようにバプテスマを受け、そして皆一つの御霊を飲んだからである。

メッセージ(要約)
主の御名を讃美します。

 パウロは教会また信徒をキリストの畑、神の神殿とたとえています。そこにはキリストの御霊が住んでおられるのです。教会はキリストの体で、精霊により生ける体とされています。それではどのように教会を建て上げているのか以下3つの視点で見てまいります。

(1)キリストの体で命を頂いている
十字架の言は私たちの力であり命です。精霊の働きにより「イエスは主です」と告白する信仰が与えられています。精霊によらなければそう告白する事は絶対に出来ないのです。反面、「イエスはのろわれよ」と思ったり、無関心な人がいるのも事実です。私たちはその方々の目が開かれ、一日も早く早く救われる事を願っています。

(2)教会の働きとは
人々にはそれぞれに応じたたまもの(タラント)が与えられていて、それが集合したのが主の教会です。そのタラントの中でも、使途、預言者、教師として用いられる者(男性を現す名詞で)、またいやし、知恵、恵みを持っている者(女性を現す名詞で)もおられ、それぞれが主の肢体として働きを持っているのが教会です。

(3)人々の働きとは
一人ひとりが主の肢体でありパーツです。必ず自分にできる奉仕があります。子どもたちの教師また、奏楽、ホームページの更新、また祈る事。それぞれが主の教会を支えているのです。

私たちは主なる神から命を頂いています。「イエスは主なり」と精霊により信仰が与えられているのです。そして誰しも痛みを持っているのがクリスチャンではないかと思います。その痛みを互いに認め助け合う事で信仰が高められ、教会が成長しているのではと思います。
 『わが内に主は在す 奇しくも妙なり  わが内に在す主は 来るべき王なり』

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○10月 3日(月) 教区会が広島第一教会で開催されます。倉敷教会からは、小林先生ご夫妻と大元兄が出席します。
○10月10日(祝) 西日本ブロック会議が倉敷教会で開催されます。倉敷教会から大元兄が出席します。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。

【説教】「苦しむ者を忘れない神」 2016/9/18 小林和子師

2016年09月18日 | メッセージ
【聖書】詩篇10篇1~12節
【説教】「苦しむ者を忘れない神」 

12:主よ、立ちあがってください。神よ、み手をあげてください。苦しむ者を忘れないでください。

主の御名を讃美します。

 台風16号の影響で、中国地方も雨模様です。この連休中に遠出されている方もおられると思います。安全が守られますようお祈りいたします。
さて倉敷教会では、4月に赴任された小林和子先生が、ピアノでの奏楽奉仕をされました。練習も大変かと思いますが、ご都合のよい時にまた奉仕が出来ますようお祈りいたします。聖書は先週に続き10章からで、以下3つの視点で見てまいります。

(1)私たちは忘れてしまうもの
私たちは神さまがなさって下さっている事を忘れてしまいがちです。今の幸せや恵みは自分の力で得たものと勘違いしがちです。また、「あの人はクリスチャンなのに、あんなに貧乏している」などと話している人もおられるようです。あんなに信心深いのに、神さまなんか本当はいないのでは? ・・・などなど。
私たちの神は、全能の神でご利益の神さまではありませんから、祈ったからお金持ちになった。などという夢物語はありません。しかし神は私の、またあなたの悩みや願いを全て聞いてくださっています。そして神さまの時に報いてくださるのです。

(2)神さまが忘れてくださるもの
それは、あなたの『罪』を全て深い海の底に捨て、忘れてくださるのです。主イエスの十字架を信じる者に、もはや罪は残らないのです。そして神は人が考えるように「ゆるしてやったのだから見返りを出せ」などとは思わない方です。

(3)神さまは忘れられない
神さまは苦しんで神を求めている者を忘れられません。また貧しい者も忘れられません。まわりの人が誰も見ていなくても、神さまだけはあなたをジッと見ておられるのです。今も後も、神を求める者を決してほっておかれない。それが私たちの神さまなのです。
大切な事は、神があなたを忘れない。という事をあなたが忘れない事です(山脇望著:コップ一杯の説教より)。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○ 9月18日(日) 礼拝後、ユースジャム2016報告がありました。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。

【説教】「神は見捨てられない」 2016/9/11 小林和子師

2016年09月11日 | メッセージ
【聖書】詩篇9篇1~10節
【説教】「神は見捨てられない」 

10:み名を知る者はあなたに寄り頼みます。主よ、あなたを尋ね求める者を/あなたは捨てられたことがないからです。

主の御名を讃美します。

 この歌はダビデがムツラベン(ムテラベン)にあわせて歌わせたものでした。ムツラベンとは、子どもの死、兵士の死、ゴリアテの死をいたむ歌としてうたわれました。9篇と10篇は対になっている歌で、10篇には詩の前書きがありません。また9篇は主に感謝する事から始まっていますが、10篇は主に悩みを打ち明けるところから始まっています。ダビデの心が見えるような歌となっています。

(1)主の名を呼び求めるダビデ
 ダビデは、どんな時も主の名を呼び求めました。うれしく感謝する時も、また逆に絶望の時も呼び求めるダビデでした。
「シャウト」というワーシップがありますが、歌詞に「どんな時も主を讃美し叫ぶ」「勝利はすでに与えられている」と歌われています。主は常に正しい裁きをされ、公平に全ての人を見られているお方です。

(2)神はあなたを守る砦
 ダビデの時代は、いつ敵が攻めてくるかわからない怖い時代でした。そこで重要なのが「砦(とりで)」です。普段は必要としないものですが、守るために大切なものです。今は砦が必要ではありませんが、あなたを襲いかかるものは世間に多くあり、そこであなたを守ってくれる砦は、主なる神しかおられないのです。

(3)神は決して見捨てられない
 私たちは主の御名を知っています。聞いた事がある人から、主の御心を知る人まで多くの段階があると思います。悩みの時や恐怖の時は「神さま、助けて!」と呼ぶ人も多くおられるでしょう。しかし日々の中には感謝する事の方が多いのではないでしょうか。その感謝の時、主の名を呼ぶ事が出来るなら感謝ですね。

 悩みの時や辛い時、何とか自分の力だけで解決しようともがき、泥沼に落ちて行ってしまいます。しかしそんな時ほど、まず立ち止り、主の名を呼び、祈る事ができるなら幸いです。そして主は、昔も今もそして将来も、あなたを見捨てられる事は決してありません。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。

【説教】「パンを食べ杯から飲む」 2016/9/4 小林光生師

2016年09月04日 | メッセージ
【聖書】コリント人への第一の手紙11章23~34節 
【説教】「パンを食べ杯から飲む」 

28:だれでもまず自分を吟味し、それからパンを食べ杯を飲むべきである。

主の御名を賛美します。

 本日はファミリー、敬老祝福、聖餐式礼拝です。先輩クリスチャンの兄弟姉妹のお働きに感謝いたします。
今日の聖書箇所は「聖餐式」で読まれる箇所です。何度か読み聞いた事があるのではと思います。また聖餐や愛餐にあずかる時の相応しさ、兄弟への対応や礼拝に向かう衣装などの姿についてもパウロはコリントの人々に細かく教えています。当時は女性の髪を覆い礼拝する事が一般的であったようです。また今でもアーミッシュの方々は、男性が帽子を着用し、女性はスカーフのようなもので髪を覆っているようです。古くからの決まり、指導された事を忠実に守っているようです。
 ルールはいつの時代も大切なものです。先日までリオでオリンピックが行なわれていました。同じルールで同じ目標に向かっていろんな国の方が競うのです。今回は主イエスが私たちに示されたルールを以下3つの視点から見てまいります。

(1)食べるとは
食物を頂く時「いただきます!」と特別な思いなく口にだして食事を開始しますが、いただくとは「命を頂く」事なのです。食物にしろ動物にしろ、その命を頂き私たちの命を支えているのです。聖餐式のパンは、主イエスキリストの体そのものであり、ブドウ液は主の血潮そのものなのです。聖餐式でパンとブドウ液を頂く事は、まさに主の命を頂いている事なのです。
(2)確認する事
主の時は、縮み迫っています。私たちは主の命を頂き、同じゴールすなわち天の御国を目指している事を忘れず確認する事が大切です。

(3)悔い改める事
自分をわきまえる事をすすめています。まず自分を顧み、主から頂いた体を自分勝手に使っていないか、わきまえた生活をしているのか悔い改める事が大切です。

 現代を生きて行く上で、時に相応しくない行ないをしてしまう事があるかもしれません。まず自分を顧みて悔い改める事が大切です。そんなあなたを主はすべてご存じで、その時に応じた恵みをもって接してくださるのです。

今週も主により、素晴らしい日々をお過ごしください。

テケテケ

報告と消息
○ 9月27日(火) ~30日(金)小林先生ご夫妻は神戸で開催される『日本伝道会議』に出席されます。
○10月16日(日) 青年賛美大会が広島教会で開催されます。