倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【説教】「光は闇に輝いている」 クリスマス 2016/12/25 小林光生師

2016年12月25日 | メッセージ
【聖書】ヨハネによる福音書3章1~16節
【説教】「光は闇に輝いている」 

16:神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

主の御名を讃美します。

 クリスマスおめでとうございます!
倉敷ホーリネスチャーチでは昨日の24日夜、イブ燭火礼拝が持たれ、本日25日は多くの方をお迎えしクリスマス礼拝、祝会が開かれました。主の御生誕、感謝いたします。

 この箇所は聖書の暗証聖句の一つです。主がどうしてこの世にお生まれになったのかの解答が書かれています。3章のはじめにユダヤ人のリーダー、ニコデモが登場しています。リーダーとして、人から見た姿は完ぺきに見えましたが、実は心に『暗』の部分を持っていました。主イエスを昼間に尋ねれば良いのですが、人目を避け、夜密かに主を尋ね質問をしています。ニコデモは『暗』の解決策を主イエスに求めていたのです。すると主イエスは「新しく生まれなければ、神の国を見る事はできない」と答えられました。主イエスは生まれ変わりの事を、上からの霊に満たされなければ神の国を見る事ができないと言われたのですが、ニコデモはその言葉とおり、再び母の胎に入る事を想像していました。そのような事は出来るはずがありませんが、上からの霊を知らなかったのです。
 本日、礼拝中に洗礼式が持たれ、新たに姉妹が生まれました。そう、本日彼女は古い人は死に、新たに生まれ変わったのです。

 モーセが荒野で杖の先に蛇を掲げました。それを仰ぎ見る者は命が救われました。神を仰ぎ見る事が生きていく上で、最も大切な事なのです。しかし残念な事に、ここ日本では本当の神に触れる事なく亡くなる方が多いのです。クリスマスを機会に、新しく生まれ変わる事ができますように。救われる事が出来ますように。

 この先のニコデモについて、聖書は詳しく記していませんが、主イエスの葬りの場で、香油を持ち寄り、主に塗る記事がありました。私は主にひざまずき、新しくニコデモは生まれ変わったのだと思います。

 今から二千年前、私たちを救うためにお生まれになり、そして私たちの罪全てを一人で受けられ十字架にかかられた主に感謝いたします。本日のクリスマス、本当のクリスマスを味わう事が出来た方々は本当に幸いです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○12月24日(土) 18:00~キャンドル・サービス(イブ燭火礼拝)が開催されました。
○12月25日(日) 10:30~クリスマス礼拝、 12:00~クリスマス祝会が開かれ、初めての方また、教会から離れていた方々が来られました。
○2017年1月1日(日) 元旦ファミリー礼拝です。
○2017年1月8日(日) 礼拝後、2017年度の行事などを話し合う臨時総会がもたれます。

【説教】「おめでとう」 2016/12/18 小林和子師

2016年12月18日 | メッセージ
【聖書】ルカによる福音書1章26~38節
【説教】「おめでとう」 

28:御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。

主の御名を讃美します。

 アドベント第4節を迎えました。国内外のキリスト教会では、クリスマス関連の行事、礼拝が計画されていると思います。全ての教会に主の祝福がありますように。
あなたは「おめでとう!」と言ったり言われたりする時はどんな時ですか? 入学や就職、また結婚が決まった時やお子様が出来た時などでしょうか? 普通はお祝いの時に言ったり言われたりする言葉と思います。聖書に入りますが、御使いに「おめでとう!」と言われた13歳の少女マリヤはどう受け止めたのか見てまいります。

 御使ガブリエルが神からつかわされマリヤに「恵まれた女よ、おめでとう」と告げました。いきなり現れた御使に13歳のマリヤは心が騒ぎオロオロした事でしょう。しかもそのあと「あなたはみごもって男の子を産むでしょう」と語ります。マリヤは頭の中が真っ白になった事でしょう。まだ結婚しておらず、子どもが出来るはずがなかったからです。人は今までの経験や学んだ事以外の事象に否定してしまいます。マリヤも当然、子どもができるはずがない。絶対にない! そう思った事でしょう。しかし御使は続けて「産まれた男の子をイエスと名付けなさい。彼は大いなる者となります。」そう告げました。さらに御使は「精霊があなたに臨み、産まれ出る子は聖なるものであり、神の子ととなえられるでしょう」と告げました。さらにマリヤの親族に年老いたエリザベツがいますが、不妊の女といわれた彼女も精霊により身ごもり、はやくも6カ月になっていますと告げました。
マリヤは神から恵みを受けるに足らない女ですが、神の御計画をすべて受け入れました。
 
 前述しましたが、人は自らの経験や学んだ事以外の事が起こると伺い否定する動物です。しかしあなたが生きている期間はたかが100年にも足りません。どうしてこの地球が誕生したのか、ブラックホールと言われる暗黒の天空はどうなっているのか、その先は何があるのか?
神の御業としか考えようがありませんが、それを否定してしまう愚かな者が私たち人間なのでしょう。2千年前、その人々が主イエスを「十字架につけよ」と叫び、人類最大の罪を犯してしまいました。しかし主は、その出来ごと全てを受け入れられ、十字架にかけた私、あなたの心の罪をも無きものとしてくださったのです。

 いよいよ、今週末はキャンドルサービス(燭火礼拝)です。そして次週の初めの25日がクリスマスです。本当のクリスマスを私たちと一緒にキリスト教会で過ごしてみませんか?

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。


報告と消息
○2017年1月8日(日) 礼拝後、2017年度の行事などを話し合う臨時総会がもたれます。。
○12月17日(土) 子どもクリスマス会が開かれました。

[クリスマスの予定]
○12月17日(土) 子どもクリスマス会
○12月24日(土) 18:00~イブ礼拝(キャンドルサービス)
○12月25日(日) 10:30~クリスマス礼拝、洗礼式 12:00~クリスマス祝会

【説教】「その名はインマヌエル」 2016/12/11 小林和子

2016年12月11日 | メッセージ
【聖書】マタイによる福音書1章18~25節
【説教】「その名はインマヌエル」 

23:「見よ、おとめがみごもって男の子を産むであろう。その名はインマヌエルと呼ばれるであろう」。これは、「神われらと共にいます」という意味である。

主の御名を讃美します。

 寒暖の差が激しいようが、体調はよろしいでしょうか? 
本日はアドベントの第三節です。アドベントを日本語では『待降節』と記します。降りるのを待つ節(週)ですが、何を待つのでしょう? 精霊により身ごもって産まれる主イエスを待つ事。それと後に十字架で死なれ、葬られ、三日目に甦られた主を待ち望むという意味があります。今週は主の御生誕にまつわる父母について触れてまいります。母マリヤについては何度もメッセージされていますが、今日は父ヨセフの思い、行動について見てまいります。

 ヨセフと言って思い出すのは、エジプトで活躍したナンバー2の地位まで上ったヨセフを想像されるのではないでしょうか? ヨセフという名前は昭和の日本で言うなら、「太郎」や「一郎」のようなポピュラーな名前でした。後に父となるヨセフはマリヤの妊娠で悩む日々を過ごしていました。ある夜夢で主のつかいが現れ、胎内に宿っているものは精霊によるものであるので、心配せずマリヤを妻として迎えなさい、そう告げました。今では「出来ちゃった婚」は多く行なわれている事ですが、ヨセフの当時は不貞の者は石打の刑になるほどの事でした。

 神を信じない方は、当然精霊の存在も信じられないと思います。それは自分が経験した事、また学んで確証出来る事の枠からはるかに遠い存在だからです。人は自分が経験した事しか信じようとしませんが、2016年の今でさえ、科学や他で仮説が実証された例はほんの僅かなものでしかありません。あの天体のビッグバンでさえ、その先については想像でしかないのです。

 ヨセフは正しい人(公正で思いやりのある人)でしたので、自分の知識をはるかに超えた精霊の言葉に従いました。そして産まれた男の子を「イエス」と名付けました。

 その後のイエスの事は皆さんがご存じの通りで、今を生きる私たちの罪までをも引き受けられ十字架にかかり、私たちの罪をすべて真っ白にされました。まさに神の御子であり、「インマヌエル」神われらと共にいます、と呼ばれる方なのです。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○2017年1月8日(日) 礼拝後、来年度の行事などを話し合う前大会がもたれます。。

[クリスマスの予定]
○12月17日(土) 子どもクリスマス会
○12月24日(土) 18:00~イブ礼拝(キャンドルサービス)
○12月25日(日) 10:30~クリスマス礼拝 12:00~クリスマス祝会

【説教】「キリスト賛歌」 2016/12/4 小林光生師

2016年12月04日 | メッセージ
【聖書】ピリピ人への手紙2章1~11節
【説教】「キリスト賛歌」 

10:それは、イエスの御名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものなど、あらゆるものがひざをかがめ、 11:また、あらゆる舌が、「イエス・キリストは主である」と告白して、栄光を父なる神に帰するためである。

主の御名を讃美します。

 寒暖の差が激しいようが、体調はよろしいでしょうか? 
本日はアドベントの第二節です。アドベントはラテン語ですが、それが英語ではアドベンチャー、冒険と訳されています。わくわくして先を待ち望む事に違いはありませんね。
さて、本日の聖書箇所、ピリピ人への手紙ですが、パウロが獄中で書いた手紙です。自らの自由は利かず、希望が閉ざされたような場所ですが、パウロはキリストへの賛美にあふれています。6節から11節は賛美歌から歌詞を用いたようです。

 キリストは神と等しい方であられたが、神である事に固守せず、逆に僕(しもべ)と人間の姿になられました。そして自らを低くし、十字架の死に至るまで従順であられました。それだから神はキリストを高く引き上げられ、天上、地上、地下すべての者がひれ伏し「イエス・キリストは主である」と告白するのです。
時代はローマ帝国支配の時、帝国が神である。と人々を強制している時代でしたが、それでも神を信じる者はキリストこそ神であると告白したのです。

 日本でも戦前、天皇が神でキリストが神という考えを捨てよ!
そう弾圧してきましたが、本当の神をしる信徒は獄に入れられようが、神は神、天皇は天皇と完全区別し、キリストを、全能の神を崇め、獄で天に帰られた信徒も多くおられたようです。
私たちはその先人のお働きにより、今を与えられています。先輩方のお働きに感謝しつつ主の御生誕を待ち望む週といたしましょう。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

[クリスマスの予定]
○12月17日(土) 子どもクリスマス会
○12月24日(土) 18:00~イブ礼拝(キャンドルサービス)
○12月25日(日) 10:30~クリスマス礼拝 12:00~クリスマス祝会