「赤トンボ」すなわち「アキアカネ」です。
毎年、庭中飛びまわるのですが、
今年は、なかなか見ることができませんでした。
「赤とんぼ」、たかが赤トンボですが、
「赤トンボの飛びかう日本の原風景」として、
ここのところの必要性が論じられています。
当地も田んぼの有る田舎ですが、隣県の石川県では、殆ど見られないとの事。
勝山市では、市民ぐるみで、「赤トンボ」の追跡調査を
学術的に進めて、もう5年目。
その中で、市内村部の田圃で、春に羽化、夏中1500m級の高山に移動、
そして、赤くなったり体力をつけて、
我家の庭などの平地へ来て、繁殖活動をするのだそうです。
庭端に川がありますから、そちらで最近羽化したのかと思いきや、
全然異なり、長い期間、長旅をしてたどりついているよう。
今年も2件、1500m級の法恩寺山で、目印付きの「赤トンボ」、
見つけた報告があり(トンボには羽化時にマーキングがつけられ放たれている)、
市内ではビックニュースでした。
良くぞ元気で来てくれました、此れから晩秋まで、
庭には無数の「赤トンボ」が飛び交う事でしょう。