tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

勝山市のお盆は7月15日(いわゆる新盆です)

2013年07月07日 | 当地の催事・行事など
昨日ホームセンターへ行きましたら、「お盆ちょうちん」が並んでいる。
早速、今朝から約1時間、
昨年のものを取り出しリニューアル、こんなに仕上がりニコニコ。
(家族は なぜ買わないの?と渋顔、)






お盆のお墓参りに、墓前にお供えする大切なグツッの一つ、
この中にろうそくを入れ点火、迎え火とします。

当地は7月15日がお盆です、いわゆる新盆です。
隣町の大野市や福井市でも8月がお盆なのに・・・勝山は7月。
なぜ今、新盆・旧盆があるのでしょう。
そんなこと考えたことありますか、
このお盆行事は、仏教行事で、
ご先祖を迎える、送る盂蘭盆行事。
こうした行事は、四季の雑節だけでなく、
本来、仏教行事だけだと思っていました、が、全く違うことを知りました。

明治6(1873)年7月13日に太陽暦(新暦・グレゴリオ暦)が採用されると
本来、仏教界での盂蘭盆は7月15日を中心とした日、
これを「日本全土で新暦に対応」させるべく8月盆、廃止勧告を
しましたが守られず、現在でも「8月お盆と7月お盆」があるのです。
(色々と理由・事情などあるようですが、略)。

ただ、ビジネスの世界での「お中元」などは、当地でも7月になっています。

また、暦に関係なく「新盆」は、仏教用語で、「にいぼん」もしくは「あらぼん」と読んで、前年のお盆以降になくなった仏様が
初めて迎える「盂蘭盆、初盆(はつぼん)」のこと。
暦での「しんぼん」とは違うのです。

コメント
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