tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

遠縁の知人、ついに離村「アケビ」を残して。

2012年11月18日 | 季節の便り(北陸、福井)
県外在住でも、家の電気・水道などライフライン
はそのままにして10年。
80歳を越されたことで「今度は本気」で出て行く、と。


母屋建屋のみ残して、付随の「土蔵」も撤去(廃材分別で150万円もかかった)
電気・水道・ガスも契約廃止。






京都の自邸マンションへ行ってしまいました。
4代前の親戚とはいえ、同じ市内のことでもあり
親戚の殆どない我が家にとっては寂しい別れでも有りました。

竹やぶ・柿・銀杏などのある不動産は残したまま、
これからどのような展開になって行くのでしょう。

遺された、そして
まだ熟しはれない自然の「あけび」が気になりました。








山葡萄」も。




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早朝「坐禅会」は、日の出を感ずる。

2012年11月18日 | 坐禅会
門前もお御堂もまだ暗闇のなか。






座に着く午前6時、老師の突かれる梵鐘の響き。
同時に、外と堂内なのに「般若心経」の読経が聞こえ。
まだ外は、真っ暗闇。
始まりは3つの鐘の音。
いつもの通り緊張の走る時でも有ります。

今日の老師のお話は、
濁りなき、心の水に住む月(真理のこと)は、波も砕けて、光にぞなる
座り始めてすぐに無心にはなれないのが、人間。
雑念など心の動きを静める時間が必要と心得なさい。
心が静になった時、無心を向かえればよい、
また、そのように成って行くのだと信ずる心が必要です。
「座は佛業なり」
そして、こんな時間を実行している自分を喜んでください。
とは、薀蓄あり。

そろそろ予定時間、座ったのかなとの思いのころ、
すりガラス越しに、外の明かりで部屋が白けてくる。
今の時期、当地の日の出時間は、午前6時40分なのです。

暗闇から部屋が白ける移ろいは、
この時期の自然とはいえ
神秘と言うか、坐禅を済ませた満足と重なり
いい気持ちのひと時。

それでも、この40分(1柱と呼ぶ)
なぜか長く感ずる日でも有りました。
下賜される、絶品の一汁一采、「塩粥」も楽しみの一つ。

大蓮寺川に、「ごいサギ」見ゆ。



コメント (4)
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