新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

ガンが消えた

2021年03月30日 | 日記

 日本人の3人に1人はガンで死ぬといわれている。ガンを告知されれば死に支度をするしかないのか。作家、高橋三千綱は胃ガン、食道ガンを瞑想と気流法で退治したと書いている。
 この作家は病気のデパートのような人で、胃ガン、食道ガン以外にも肝硬変、食道狭窄症、食道静脈瘤、白内障などを煩ってきている。そのなかの二つのガンを、手術を拒否して瞑想と気流法で治したという。「私は毎朝起きると陽光を体に取り込み、独自の瞑想法で「放射線を吐くゴジラ」を私個人の宇宙に生み出した。」「「気流法」とは坪井香譲氏が提唱した呼吸法である。」「毎朝二分間やり続けて、半年後には死ぬ、と宣告されたステージ4の胃ガンを退治した。」胃ガンについては「確かに私の胃にはふたつの大きなガンがあって、CT検査の画像に写っていたひとつはまるで積乱雲かゴジラの形をしていた」という。
 高橋は食道がきわめて細くなり、わずか1.5ミリになっていた。牛乳を飲んでもそこを通すのに時間がかかった。何度かそれを広げる手術を受けているが、「食道ガンが消えたことが手術の成功につながった。」とも書いている。
 岩波書店の月刊広報誌「図書」に不定期連載されてきた「帰ってきたガン患者」が、4月号で最終回となっている。自分の体調を包み隠さず書いてくれて、ガンに対する向き合い方を教えてくれた寄稿だっただけに、これで終わってしまうのは惜しい。八王子のT大学病院へ行けばお会いできるかもしれないな。


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