このブログの前身になる「日曜炭焼き人の日記」を書き始めたのは2000年8月でした。炭遊舎のホームページ作成と同時に炭や炭焼きにまつわることを書き始めたのでした。「炭人」という埼玉、小川町の人が書いている日記を範にしました。グラデーションのあるきれいなページがどうすればできるのか、と考えたものでした。月に数回のペースで書いてきましたから、それがすべて残っていれば炭遊舎としてのよい記録になったのですが、残念ながら以前の記録は保存していません。パソコンを買い換えるたびに悪戦苦闘していたうえ、無料で出せるホームページは容量が限られているために、まえの文章を消去する必要に迫られたことが何度かありました。
ところで「日曜炭焼き人」という名前には矛盾があります。炭を焼くにはすくなくとも3、4日かかりますから日曜だけ、週末だけではできないからです。その論理矛盾があることにひそかな新鮮味をおぼえたのでした。炭を焼かなくなった今もその名前を使い続けることは矛盾をさらに広げることになりますが、昔の名前のほうが通りがよさそうなので当分のあいだ使い続けます。
がるでんではいま梅がたわわに実をつけています。ブルーベリーも1か月後には豊作が見込まれます。
大西洋上に浮かべられた愛の島。ウェヌス(ヴィーナス)がポルトガルの船乗りたちがなめてきた艱難辛苦をねぎらうために作った架空の島だ。島には緑なす自然、豊かな果実をたわわに実らせた木々があり、そしてキューピッドの矢に射られて欲情をかき立てられたニンフたちが沐浴したり、木陰にたたずんだりしながら、上陸してくる船乗りたちを待ち受けている。
島に近づいていくのは、苦労の末にインド航路発見という目的を果たして母国ポルトガルへ戻る途上にあるヴァスコ・ダ・ガマの一行だ。
ポルトガルの船乗りたちが偉大なる業績をあげることを快く思わないバッコス(バッカス)が、船が喜望峰を回るときに嵐を起こし、寄港地ではイスラム教徒たちにたきつけて、インド航路発見を阻止しようとあの手この手で邪魔をしてきた。バッコスは自分が味方するローマ建国の士の名声が陰ることを恐れていたのだった。
地上の楽園は海の上に浮かべられ、ガマたちの船が見える位置に引っぱって行かれるように仕組まれていたので、浮島と呼ばれるのがよい。ルジアダスでは第9歌の99連のほぼすべてが恋の浮島の叙述にあてられている。
1980年ごろ、パウロ・ローシャ監督がヴィンセズラウ・デ・モラエスの日本女性との恋を描いた映画に「恋の浮島」という題名をつけたのは、ルジアダスのこの場面をモチーフにしてのことだったと思われる。
島に近づいていくのは、苦労の末にインド航路発見という目的を果たして母国ポルトガルへ戻る途上にあるヴァスコ・ダ・ガマの一行だ。
ポルトガルの船乗りたちが偉大なる業績をあげることを快く思わないバッコス(バッカス)が、船が喜望峰を回るときに嵐を起こし、寄港地ではイスラム教徒たちにたきつけて、インド航路発見を阻止しようとあの手この手で邪魔をしてきた。バッコスは自分が味方するローマ建国の士の名声が陰ることを恐れていたのだった。
地上の楽園は海の上に浮かべられ、ガマたちの船が見える位置に引っぱって行かれるように仕組まれていたので、浮島と呼ばれるのがよい。ルジアダスでは第9歌の99連のほぼすべてが恋の浮島の叙述にあてられている。
1980年ごろ、パウロ・ローシャ監督がヴィンセズラウ・デ・モラエスの日本女性との恋を描いた映画に「恋の浮島」という題名をつけたのは、ルジアダスのこの場面をモチーフにしてのことだったと思われる。
上河原ホタル祭り
6月20日(金)と21日(土)に予定されている。500匹のホタルが沢井川上流で養殖されている。
昨年、私は祭りが終わってから数日後の人出が少なくなった静かな日に見に行った。川沿いにほどよく手入れされた鑑賞路を歩くと、たえず15,6匹のホタルが飛んでいた。地元の人とおぼしき人に声をかけると、川の一か所でホタルを養殖していることを教えてくれた。会場は交通の便がよい場所に位置し、路線バスが走っている。駐車場は近くの藤野北小学校。「ホタルの里」の看板が出ている。
私たちのNPOが共催する綱子のホタル祭りは、昨年のホタル出現状況が悪かったために今年の開催を見送ることになっている。幽玄な山奥で優雅に舞うホタルを観察したいものだが、ここ数年は綱子川のホタルは絶滅しかけているかと思われる状況になっている。
6月20日(金)と21日(土)に予定されている。500匹のホタルが沢井川上流で養殖されている。
昨年、私は祭りが終わってから数日後の人出が少なくなった静かな日に見に行った。川沿いにほどよく手入れされた鑑賞路を歩くと、たえず15,6匹のホタルが飛んでいた。地元の人とおぼしき人に声をかけると、川の一か所でホタルを養殖していることを教えてくれた。会場は交通の便がよい場所に位置し、路線バスが走っている。駐車場は近くの藤野北小学校。「ホタルの里」の看板が出ている。
私たちのNPOが共催する綱子のホタル祭りは、昨年のホタル出現状況が悪かったために今年の開催を見送ることになっている。幽玄な山奥で優雅に舞うホタルを観察したいものだが、ここ数年は綱子川のホタルは絶滅しかけているかと思われる状況になっている。