新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

スペインの車とバイク

2016年06月26日 | 日記

    
 マドリッドの街を歩いていて、たて続けに日本車が通り過ぎた。トヨタ、ニッサン、ホンダの順だった。あいだにシュコダが1台入っていた。シュコダはたしかチェコのボヘミア地方に本拠地をおく自動車メーカーだ。道路が駐車場になっているので、道路を歩くと車を観察できる。日本車ではトヨタが多い。ヨーロッパのメーカーではフォルクスワーゲン、BMW、メルセデス・ベンツなどが目立つ。日本ではとんと見かけないチェコのシュコダもその数では負けていない。またメルセデスといえば日本では高級車の代名詞になっているが、ヨーロッパではバスにまでメルセデスのマークがついていたりする。写真の2枚目はニッサンのノートなのだが、日本のダサい車体とはうってかわってかっこいい。車体の形によってこうも印象が違うものか。
 日本の軽自動車に相当するチャチな車はスペインには存在しない。みなどっしりした普通車ばかりだ。やっぱり日本はまだ貧しいのだろう。
 3枚目の写真は、プラド美術館の近くで見かけた3輪バイク。前輪が2輪あり、後ろが1輪ある。日本の3輪車は後輪が2輪のものばかりなのでこれはめずらしい。乗り心地、使い心地はどうなのだろうか。後ろが2輪の場合、ピザの配達に使われていることからも分かるように後ろに荷物を積んだときの安定感が増すはずだ。ところが前が2輪だと前に安定感が来る。それはそれでいい。カーブを曲がるときのハンドルのきれ具合はどうだろう。自分で実際に乗ってみなければ分からないなあ。