極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

学園祭と文化祭 2

2016-11-11 12:31:17 | Weblog
次女は家から2時間近くかけて郊外の私立大学に通っている。

本人が希望した大学で、推薦で合格した。本人の学力レベルから言っても
「格上」の大学に思える。本人も「私は大学で一番ビリ」と、言っている。
大学を続ける事、そして本人が希望する資格取得と就職ができるか親としては
気になるところではあるが、入学して半年以上が経っても、今のところは元気に
通学は続けている。

学園祭でもなければ、行けない土地である。電車で約1時間半。そこからバスだ。

しかし、同行の家人は「歩く」と言う。聞けば娘はよく歩いているらしく、
「歩けない距離でない」らしい。時間は約30分だ。歩ける距離か。戻ってから
グーグルマップで調べたら2.6キロ、35分と出た。(ちなみに帰りはバス)

しかも、スマホを持っていない夫婦が現地でグーグルマップを使えるはずもなく
家人が持っているのは「前日に娘が書いた手書き地図」だった。それが、また
小学生が書いたような地図。まったく役に立たない。随分と迂回してしまった。

山の奥にある大学の学園祭は「地元ではかなり盛り上がる」とのことだったが、
行った時間が悪かったのか、それほどでもなかった。しかし、企画、展示は
息子の高校文化祭に比べれば、それなりに手の込んだものが多かった。

模擬店に行ってみる。

値段が高い。どれも500円くらいする。味噌汁に使うような小さなカップに入った
「素うどん」のようなものでも400円。高い。なんでこんなに高いのか。

現在はいろいろなところで、野外フェスのようなものをやっていて、屋台が出たり
する。そういうところの値段も決して安くはない。学園祭の値段もそれと
あまり変らない印象だ。いや、「素人がいいかげんなものを売っている」という
点で、野外フェスの屋台よりも、価値は低い。

そこの大学名がついた「〇〇大学焼き」は価格200円で、伝統の味とかで、行列が
できていたので、並んで買ってみた。

それはお好み焼きのようなもので、具はほとんどなく、大学で栽培した野菜が
ちょっとだけ入っていた。ひどくまずかった。しかも焦げていた。並んでまで
買うようなものではない。どんなものでもまず残さない私が、残してしまったほどだ。


と、また愚痴ってしまったが、自分が大学の頃を思い出す。

私は自分の大学でも模擬店をしたことはないが、友人の大学での模擬店を
覘いたことがある。

その模擬店は、たしか「全国ラーメンまつり」というネーミングだったと思う。
ラーメンは即席メン。「全国」とはその地方だけで販売されている「ご当地
即席メン」のことで、それを買ってきてただ作って出すだけ。具もなにもなし。
それを300円くらいで売っていた。しかも水は同じ階のトイレの水を友人が
風呂で使っていた水垢のこびりついた桶に汲んで運んでいた。不潔極まりない。

それでもよく売れていた。酷い話である。

大学の模擬店売り上げはそのサークルや団体の活動資金となり、その金で
合宿や宴会の費用に充てるのだ。

「ひどい食べ物を作って暴利を得る」ことは昔から変っていないのだ。


そう思えば、先日の息子の高校の文化祭のひどかったバンド演奏も私の高校時代と
そうは変らない。友人のバンドではボーカルがずっと演奏と半小節ずれて
「ジョニービーグッド」を唄いきった。ある意味すごい。

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