極私的デンデケデケデケ

音楽との出会いからバンド活動を辞め、社会人になるまでをつづっております

社長

2005-08-30 06:19:41 | Weblog
「はる」が否定されたのは、事務所の社長の意向だった。これでは売れない、と思ったのだろう。

「俺はこういう音楽が嫌いだ」と実際に言われた。嫌いな音楽をしていた者とどうして契約するのか、やはり今でも不思議だ。

「安全地帯を仮想敵国と思え」と言われた。安全地帯とはもちろん玉置浩二の安全地帯である。当時は猛烈に売れていた。「仮想敵国」という言葉を実際の生活の中で使用する人にこの時初めて出会った。

 仮想敵国  近い将来に戦争の発生する危険が予想され、国防上作戦計画を立案しておく必要のある相手国
(広辞苑)

社長が言いたいことをより正確にいえば「安全地帯にとっての仮想敵国になるようになれ」という意味なのか。それとも、「安全地帯側から戦争をふっかけてこられるような(=安全地帯が仮想敵国)存在になれ」
ということなのか。

簡単に言えば「売れるバンドになれ」ということだった。

事務所と契約しても、これまでの音楽を捨てているのだから、曲がない。

当面は、曲作りにはげむことになる。
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