たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

『禅』 という映画を見ました

2009-02-08 | 
 先日 『禅』 という映画を見ました。
主人公は中村勘太郎が演じる曹洞宗の宗祖 
『道元禅師』 です。

禅のことはぜんぜん知らなかった私ですが、
ぜんぶ分かったような気になりました。

と、こんなダジャレを言うのはまったく不謹慎に
思える道元禅師の凛とした生きかたに、
心を打たれました。
感動的な場面は無く、道元禅師の姿が淡々と
描かれるのですが、私はずっと涙が流れて
止まりませんでした。

乱世の鎌倉時代に信念を持って生きた人がいた・・・・・
もし混迷を続ける現代の日本に道元様がいたら、どんなことをおっしゃるのでしょう。
聞いてみたい気がします。


喜びも苦しみも涙も・・・。  あるがままに。

自分の流した涙で心が洗われて綺麗になったような気がします。



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5 コメント

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信仰心 (ヤゴ)
2009-02-09 00:43:07
「道元」の映画は行きつけのカフェでも話題になってました。

家系が曹洞宗で座禅をされてるM翁から、チケットを貰えたのですが遠慮しました。

たまびとさんが涙を流すほど、好い映画だったようですね。
涙で心が洗われ、すっきりして良かったですね?

ヤゴの家系は浄土宗、でも父が晩年に道元の本が好きだったので、ちょっと調べた事があります。

祖父は禅宗・臨済宗の高僧、仙崖義梵和尚が好きだったようです。
二人とも大企業の中で生きた人間ですね。

道元は生い立ちが薄幸で癌にもなり短命、僕はどちらかと言えば、反骨の仙崖和尚は長生き、喜怒哀楽に正直な生き方と、絵心もあったので好みです。
これ、気持ちの持ち方による、免疫力の違いかな?w

古今東西、得に仏教系はいつも、乱世に栄えて来た経緯が有り、常に猜疑心を持ってしまいます。

漢民族の土着信仰は、道教に取り込まれているそうです。
ヤゴは土着の自然信仰心だけかも。w



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そうなのですか~ (ちびくま)
2009-02-09 22:04:05
たまびとさん、こんにちは!
この映画、私も観たい作品のひとつだったのですが、宗教色が強いのかな?と思って、まだ行ってません(たぶんもう行けないかも)
でもたまびとさんの感想を読み、行かなかったことをちょっと後悔しています。
日本の美しい風景も見どころらしいですね。
うーーん、心すさんだ最近の私には、こういう映画こそ観るべきだったのかも・・・
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ヤゴさんへ (たまびと)
2009-02-10 19:52:23
仏教のこともよくご存知なのですね。
私は本当にゼンゼン知らないのです。
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ちびくまさんへ (たまびと)
2009-02-10 20:03:07
仏教は宗派が多くてさっぱりわからないので、映画だったらわかりやすいかな?という程度の気持ちで見に行きました。
禅について少~しわかったことは、『道は険しい』ということです。
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おおざっぱに (ヤゴ)
2009-02-10 21:52:01
特に宗教については興味はないですが、キリスト、ユダヤ、イスラム、ヒンズー、儒教、道教、仏教、神道の概略を一般常識として調べた程度ですよ。


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