犬の散歩で

チャーリーは“いえびと”の犬なので、私が散歩に連れ出すことはあまりありません。
彼が磯子に行った日に　「帰りが４時半頃になりそうです」　とメールしてきたのですが、その後に　「犬を散歩に連れて行って」　という文章が隠れているのを読み取らなければいけません。

仕方なくノロノロと二人で出かけたら、途中で出会ったおじさんが　「かわいいね。　写真を撮らせて」　と話しかけてきました。
私はいつも撮るほうで、撮られるほうになることはめったにありません。

立ち止まったら１枚撮って見せてくれました。
「可愛く撮れたよ」　と言うから　「この犬、もうおじいさんなんです。　私と同じ年寄り！」　と答えました。
なんでこんな余計なことを言うかというと、私の顔を見て　「いや～　そんなことはないですよ。　お若いですね」　と言ってもらいたいからです。

ところがこのおじさん、私の意に反して　「そうなんですか」　と言った。

“いえびと”が帰ってきてから愚痴りました。
“いえびと”は一言　「正直な人だ」

下の写真は数年前のチャーリーの姿で、去年から急激におじいさんになってしまいました。