たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

玉川上水の鳥 カワセミとカワウ

2006-11-20 | 
アオサギに逢ってから二日後、また カワセミ を見ました。

この日のカワセミは大胆でした。
“たまびと” の目の前で魚を捕まえてくれたのですから。
水面からかなり高い枝に止まっていて、
この↓体勢から水中に突っ込んでいくのです。
水中からUターンして、再び枝に止まった時には、
細く尖ったクチバシに小魚をくわえていました。
それをすぐに飲み込むとまた水中へ・・・
結局目の前で、2匹食べちゃいました。



カワセミが 『水辺の宝石』 と呼ばれているのは、
背中の色が特に美しいからだと思います。
後ろを向くと真ん中がビロードのように光っているのです。


そうして、カワセミと至福の時を過ごしていたら、突然 カワウ が現れました。
このカワウも目の前で魚を捕まえたのですが、写真はボケてしまい、
魚が白い綿菓子のように写っていました。
その写真は捨てました。

心はカワセミにあるのに、カワウの写真も撮りたいとあせったのです。
あ~  二兎を追うもの、一兎をも得ず の状況だな~と思いましたけれど、
よく考えたら、これは間違いで
二鳥を追うもの、二鳥をも得ず ですよね。



そんな訳で、こんな↑写真しかありません。
カワウは全長80センチくらいの大きな鳥で、カラスのように真っ黒に見えますが、
よく見るとこげ茶色の部分があります。

魚の捕り方はじっくり見せてもらいました。
カワセミは水の上から魚を見つけますが、
カワウは水中に身体全体を沈めます。 まるで潜水艦です。
潜水艦状態で魚を追って水中をすごいスピードで泳ぎ回るのです。
水面に浮いてきた時には、長さが20センチくらいかと思われる魚をくわえていました。
すぐに飲み込んで、またもぐったのですが、二度目はうまくいかなかったようで、
大きな翼を広げて、上流に飛んで行きました。