たまびと日記

『何でも載せちゃうガラクタブログ』

虫に刺されました

2006-08-13 | 人間
昨日、土曜日の早朝から庭の草取りをしました。
早朝とはいえ、2時間、3時間のしゃがんだ姿勢の草取りは
暑くて苦しい作業です。

作業中、草取りに手を出さない“いえびと”のことが頭に浮かび、
頭に浮かぶと殺しそうになるので考えないようにして・・・と、
心の葛藤を繰り返しながら黙々と働きました。

いくら働いても取りきれないので、雑草に心を残しつつ終わりにして、
シャワーを浴びました。

サッパリした“たまびと”の顔を見て、娘2が 
「目の上、真っ赤! どうしたの?」 と言うのです。
鏡を見ると虫に刺されたように赤くなっています。
夕方になると赤みが増し、腫れてきました。

娘2が 「お岩さんみたい。お岩さんがデカイと怖さが増すね~」 とか言っています。
「いえびとに毒を盛られた!」 と答えたら、
いえびとが 「俺は浮気はしていない」 だって。
四谷怪談は伊右衛門が浮気をして、お岩さんに毒を盛ったという話でしたね。

娘2の夫の 「明日の朝はひいているよ」 の無責任なことばに期待しながら、
眠りにつきました。

翌朝(今朝)目が覚めたら・・・・・片方の目が開かない
腫れはひくどころか、まぶたを中心に頬までひろがっていて、
上まぶたは手で持ち上げないと開かない状態になっています。

さすがに怖くなって、休日診療の病院に行きました。
担当医は整形外科医でした。
診察室に入ると医者はたまびとの顔を見て、口をあんぐり開けました。
おいおい、口を開けないで、私の目を開けて・・・お願いしますよ。

たまびと  「虫に刺されたみたいです」
医者    「いつですか」
たまびと  「昨日の朝です」
医者    「あゝ そうですか。 じゃあ、大丈夫でしょう。
       一番危険なのはアナフラキシーといって刺された直後ですから」
たまびと  「わかりました。 大丈夫だから、今生きているんですね」
医者    「はい、そういうことです」

腫れはだんだんひくということで、薬も無し。

医者    「眼帯でも出しますか」
たまびと  「はい、お願いします」
ということで、眼帯で腫れた部分を隠しています。
目が片方使えないというだけで、すごく不自由です。
自分が不自由を感じて、やっと他人の痛みがわかるようになるんですね。



(神様へ  一人で健気に草取りを続けるたまびとへのご褒美がこれなのですか?
それとも、心の中でいえびとを何回も殺した罰なのでしょうか?)

娘2に 「ブログに、腫れたまぶたの写真を載せたい」 と言ったら、
「やめてよ。ヘビの写真より気持ちが悪い」 だって。
仕方なく眼帯の写真を載せました。