これまで、散歩・ウオーキングの途中や山歩き等で、やたら、コンデジで、カシャ、カシャ撮ってきた花の写真が、外付けHDに大量に溜まっていおり、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理をしているが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまったりもする。そんな古い花の写真の中から目に止まったものを引っ張り出して、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き留め置くことにしている。
毎年、初夏から初秋に掛けて、かなり長い期間、道端、土手等で見掛ける花の一つに、「ツユクサ」が有る。花は、北陸の山村で、子供の頃から見ているような気がするが、草木に疎い爺さん、正式に、花名を知ったのは、つい最近のことで、今更になって、ネットや図鑑で調べてみたりしている次第。また思い出せなくなる前に、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に書き留め置くことにする。
10年前、2012年9月8日、散歩・ウーキングの途中で撮っていた「ツユクサ」
先日、2022年6月22日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「ツユクサ」
ツユクサ(露草)
ツユクサ科、ツユクサ属、1年草、
別名 「ツキクサ(月草)」「ツキクサ(鴫頭草)」
和名「露草」は、朝、露を帯びながら咲いて、昼には萎んでしまう半日花で
朝霧のような儚い様子から名付けられた花名。
別名「月草」「鴫頭草」は、万葉の時代から花汁が染色に利用され、
「着き草」「憑き草」と呼ばれ、「月草」「鴫頭草」と変化したもの
なのだそうだ。
原産地・分布 日本、東アジア、
日本では、古来から自生しており、万葉集等でも、
別名「月草」「鴫頭草」の名で詠まれている。
草丈 15cm~30cm、
直立せず、地面を這うように茎を伸ばす。
花色 青色、
紫色、白色、ピンク色の花を咲かせるものも有る、
花弁は、3枚だが、上向きの大きな2枚は青色で
下向きの1枚は小さく白色、
雄しべは、5本~6本有るが、その内の2本は、
雌しべと共に長く突き出ていて、
残りの中心部の雄しべの黄色と花弁の青色のコントラストが美しい、
開花時期 6月頃~9月頃
花言葉 「尊敬」「小夜曲(セレナーデ)」
「露草」は、万葉集では、「月草」「鴫頭草」の名で、
9首、詠まれているという。
その内の1首
朝(あした)咲き 夕(ゆうべ)は消(け)ぬる 月草の
消ぬべき恋も 我れはするかも
(詠み人知らず)
露草も、苗として売られるようになってどうにもしっくりしません。
やはり、昔からのこちらでないと。
捻花もですが、露草は環境への変化を知らせます。
空気の汚れた場所には、咲かないそうです。
昨年、草がらしを撒いたら、捩花が消えました。
露草は、我が家にしかありません。
人間の命を守ってくれる基準だそうです。
そう言われれば、子供の頃、やたら蔓延っていたような気がしますが、最近は、注意しないと、なかなか見掛けられなくなっているような気がしてきました。
草木に詳しいアナザン・スターさん、情報コメントをいただき有難うございます。