たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

民謡をたずねて・その29

2024年06月18日 11時52分00秒 | 懐かしいあの曲

先日、不要雑物整理廃棄処分中に、記憶から完全に喪失していた小冊子2冊が出てきた。
表題は、「日本縦断お国ぶり・民謡文庫」
何時頃、入手したものやら、ページを開いてみても、まるっきり記憶が無く、巻末を見ると、
制作・発行は NHKサービスセンターで、1981、1982、(無断転記禁ず)となっている。
どうも非売品のようで、表紙には、「朝日新聞」と印刷されていることから、何かの進呈品だったのかも知れない。

                  

「民謡」・・・、最近は、とんと聴く機会が無くなってしまっているが、子供の頃は、よくラジオ等から流れていて、NHKの素人のど自慢等でも、盛んに民謡が歌われていたような気がする。
子供のこととて、しっかり覚えるようなことは無かったが、なんとなく脳裏に焼き付いている民謡が、かなり有り、懐かしくもなる。
昭和20年代後半から30年代、小学生、中学生の内から、民謡が好きだった祖母と一緒になってNHKラジオ第1放送の夜8時台の放送番組、「民謡はこころのふるさと・・・・♫」のナレーションで始まる「民謡をたずねて」という番組をなんとなく聴いていたこともあって、どちらかというと、民謡に親しみを感ずる人間になっている気がする。
昔のことを懐かしがるのは、老人のもっとも老人たるところだが、
この冊子のページを捲りながら、
ボチボチと ランダムに、
日本全国の「民謡をたずねて」・・・、
ブログ・カテゴリ-「懐かしいあの曲」に、書き留め置こう等と、思い込んだところだ。


民謡をたずねて・その29
「どんぱん節」
(秋田県)

うちの父ちゃんはげ頭
隣の父ちゃんはげ頭
はげとはげとが喧嘩した
どちらも怪我ねでよかったね

秋田弁が溢れ、ユーモラスな歌詞の民謡として、子供の頃から脳裏に焼き付いている民謡の一つに、「どんぱん節」がある。
今更になってネット等で調べてみると、
「どんぱん節」は、地元の宮大工円満造(えまぞう)さんが作った「円満造甚句」が元唄で、昭和10年頃、大衆向きにアレンジしたものなのだそうだ。数多の歌詞が有り、脳裏に焼き付いている上記の歌詞は、その替え歌?の一つだった。
「へー!、そうだったのか」
目から鱗が・・・・、である。
素朴で、笑いを誘うような、明るい民謡である。

「どんぱん節」  (YouTubeから共有)


(参考・参照)
👇️
「ドンパン節の里」秋田県大仙市中仙地域
ドンパン節[公式]ドンパン祭り


 


なんとなく、「梅雨」っぽい?・・・、けど・・・、

2024年06月18日 08時42分14秒 | 暮らしの記録

(日本気象協会 tenki.jp より)

当地、未明から降り出したと思われる雨、
早朝から、ザーザー降りになっている。
今日は1日中、「雨」らしい。
全国的に、平年よりかなり遅れているらしい、今年の「梅雨入り」、
今日現在尚、気象庁から、「梅雨入りした模様」という発表は無いようだが、
天気図からして、なんとなく、「梅雨」っぽい?、感じになってきた。
ある年は、「梅雨」を待望、ある年は、「梅雨」を嫌悪、
今年の「梅雨」は、どっち?

日本人の豊かな感性は、「雨」に対しても、400を超す、情緒溢れる呼び名を付けているが、
「梅雨」に関わるものだけでも・・・・、

「梅雨(つゆ)」・・夏至の頃を中心にした前後20日間位の雨期。
          梅の実が熟する時期に重なることから「梅雨」とされた。
「菜種梅雨(なたねつゆ)」・・3月下旬から4月のぐずついた天候。
「入梅」・・・梅雨に入ること。
「黴雨(つゆ)」・・昔は、黴が生えやすかったことから「黴雨」とも書かれた。
「梅雨寒」・・梅雨の頃、体感的に寒く感じること。
「走り梅雨」・・梅雨入り前に、雨が長く続く状態のこと。
「迎え梅雨」・・梅雨入り前に、雨が長く続く状態のこと。
「暴れ梅雨」・・主に梅雨時期の終盤に見られる激しい雨、豪雨のこと。
        しばしば、大きな水害に見舞われることが有る。
「送り梅雨」・・主に梅雨時期の終盤に降る、雷雨を伴う雨。
        梅雨明けのサイン・・と受け止められていた。
「戻り梅雨」・・梅雨明け後に、再び雨が降り続くこと。
「返り梅雨」・・梅雨明け後に、再び雨が降り続くこと。
「残り梅雨」・・梅雨明け後に、再び雨が降り続くこと。
「空梅雨(からつゆ)」・・雨が少ない梅雨。
「旱梅雨(ひでりつゆ)」・・雨が少ない梅雨。
「枯れ梅雨(かれつゆ)」・・雨が少ない梅雨。
「麦雨(ばくう)」・・麦の実る頃の雨で、梅雨の別称。

有る、有る・・・。