昭和30年代の数年間、旧制高校時代のバンカラが染み付いたような学生寮で過したが 寮では 何かにつけて コンパ(宴会)が有り、寮歌等、蛮声を張り上げて大合唱したものだ。
その中に 「乾杯の歌」も 有った。
いかにも開宴に ぴったりの曲、
貧乏学生のささやかなコンパながら これが青春、浮き立ったものだ。
寮歌と同様に寮の先輩達から伝承した曲で 当時は ドイツ民謡だとばかり思っていた。
実は 原曲は 確かにドイツの曲だが アメリカのメイン州立大学の学生歌・応援歌として、世界的に知られるようになった曲だったことを 後年になって知った。
現在 ドイツで歌われている「乾杯の歌」も アメリカから逆輸入されたもののようだ。
日本でも 昭和初期にカバーされたそうだが 日本語訳作者は 不明なんだそうだ。
「乾杯の歌(Maine Stein Song)」(直訳すると メイン大学の乾杯の歌)、
盃をもて さぁ 卓をたたけ、
立ち上がれ飲めや 歌えやもろびと、
祝いの盃 さぁ なつかしい、
昔のなじみ 心の盃を
飲めや歌え 若き春の日のために、
飲めや歌え みそなわす神のために、
飲めや歌え わが命のために、
飲めや歌え 愛のために (ヘイ)
盃をもて さぁ 卓をたたけ、
立ち上がれ飲めや 歌えやもろびと、
祝いの盃 さぁ なつかしい、
昔のなじみ 心の盃を、
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2018年(平成30年)も 残り数時間、
あっと言う間に 1年が過ぎてしまいました。
加齢と共に
時の過ぎ行く速さが加速しているような
錯覚さえしてしまいます。
終わり良ければ全て良し、
とりあえず 無事 大晦日から元日へ
年を越せそうで
わが家わが身に
乾杯です。
自分の備忘録みたいな
爺さんの気まぐれブログに
1年中
アクセスいただきました
沢山の皆様方に
改めて御礼申し上げます。
有難うございました。
来年もよろしくお願いします。
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