諸般の事情により、ある日ある時、暮らしのリズムやパターン、習慣等を変えざるを得なくなることがよく有るが、長年続けてきたそれらは、出来ることなら、大きく変えたくなかったり、以前と同じように過ごしたいと思うものだ。
特に、高齢者は、大きな変化や新しくなるものに対しての対応が苦手である。
例えば、スマホの機種変更、パソコン代替等にしても然り、新しい取り扱い説明、機能等に、時には、パニックになったり、てんやわんや、馴染むまでに時間が掛かる。
若い頃から、「持病の腰痛対策、リハビリ的運動」として、
長年続けてきた、格安料金の「成人クラススイミングレッスン」、
その地元の施設が、晴天の霹靂、老朽化のため、昨年暮れに完全閉館してしまった。
さあ、どうしよう?で、始まった今年、2025年、
国民年金頼りの暮らしの爺さん、
頭から、月会費、数千円、年間10万円以上にもなる大手スポーツジム等に
新規入会するつもり等は無かったものの、
なんとか、自分の条件に合ったスイミング施設が無いものか、
同じく、漂流難民?となった水泳仲間の女性陣等からの情報提供もあって、
1月、2月、あっちこっち、下見したりしてきたが、
3月に入り、ようやく、目移りを断ち、腹を決めた。
(1)「利用曜日、利用時間、問わず、60歳以上、完全無料」の
「公営HHHセンタープール」に、
週2回~週3回、通う。
(2)これまで30数年続けてきたレッスン型スイミングではなく、
全くのフリースイミングではあるが、
無理せず、マイペース、のんびりと・・・、
当面は、休憩時間を挟んで、1時間~1時間半、
1,000m~1,200mを目安にして泳ぐ。
3月は慣らし運転?、1ヶ月間が経過し、
なんとか続けていけそうな感じがしている。
一度、エンジンを切ってしまうと、二度とエンジンが掛からなくなってしまう
ポンコツ車と同類の老体、
切れそうで切れないエンジンを、騙し騙し、切らさずにいかなくてはと・・・。
2025年4月から、改めて、新しい生活習慣をスタートすることにする。
「継続は力なり」
(朝日新聞記事から拝借)
腹決めてそろり始める新習慣 (団栗)