たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

懐かしい数珠玉

2022年01月29日 | 散歩

毎日、午前中はとっても穏やかです。今日は何時もの道をウォーキング

 

上空にトンビが悠然と輪を描いています。良く目にする光景ですが今日は馬鹿に低空飛行でした。でもコンデジでは追うのがやっと。満足いく写しにはなりませんでした。

グランドでは中学生の野球チームが膝附投球練習の最中でした。ボールを投げる際に上半身を上手く使って投げられる様にする為の練習でしょうか。

 

歩く先に今では珍しい数珠玉を見ました。子供の頃これで首飾りを作ったりお手玉(おなんご)の中身に使ったりしませんでしたか? そんな思い出の詰まった野草です。

花言葉を調べてみましたら「祈り・恩恵」だそうです。これは昔、この実を繋いで数珠の代わりに使った事に由来する様です。こすり合わせた音も不快感の全くない、むしろ心地よい音を発しますよね。不思議と今でも耳の奥に残る爽やかな響きの音です。

この実、乾煎りして砕き煮だすと香ばしいお茶として飲用出来るのですって。一度、試してみたいものです。

 ェェェ!!! 空の雲も数珠繋ぎ 一寸一寸、出来過ぎじゃ有りませんか。何気ない日常の一コマでした。

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宿稲荷の今年の初午祭りは2月6日

2022年01月28日 | 年中行事

今日は隣町まで少々遠出。この欅が林立する場所、私の好きな景色です

ぐるりと大回りをして何時もの宿稲荷に着きますと鳥居に真新しい注連縄が飾られ、おんべろ(紙垂=しで)が風にはためき軽やかな音をたてておりました。

テント内には大きな火鉢が置かれ

狛犬の前垂れも新調されておりました。何時もの形相と違い今日は照れ笑いをして見えるのは気のせい?

2月6日初午祭が行われる事でその準備がされていたのでした。宿稲荷の初午では毎年、獅子舞が奉納されますが10日(木)が6日(日)に繰り上げられたと言う事は舞い手の都合によるものなのでしょう。上司に初午だから休ませてくれとは言いにくいですものね。

この日、いなり大神の神使である狐は油あげが好物と言う事から各家々では稲荷寿司を作って頂く風習が有ります。一説には五穀を司る神の祭りなので稲荷寿司の形が米俵に似ている事から稲荷寿司を作るとも言われていますね。

2月6日か! 行ってみようかな! 本日コメント欄はお休みです。

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(続続)金峰山

2022年01月27日 | 心に残る思い出の山

続き

翌日は羽毛布団のお陰か疲れも残らず心地よい朝を迎えた。小窓から俯せたまま外を覗くと朝日を受けて蘇る八ヶ岳があった。空には薄い筋雲があるくらいでこの上を望み様もない好天。6時30分小屋を後に下する。

小屋から僅かに標高を上げると一気に展望が開け南アルプスの連なりに目を奪われる。八ヶ岳は一層輝きを増し神々しいまでに美しい。金峰山頂へは行かず直進、雪は全く解けておらず慎重に足を運んだつもりでも腐った雪の上では足を取られ凍結した雪の上ではバランスが崩される。雄さん持参の鉈で凍結した雪を崩し足場を作って貰って進んだ。

 

一富士 二たか 三・・・

分岐を過ぎた所で左に富士の姿を見つけた、思いもよらず大きな富士山だった。言葉を失うと言うのはこんな時の事を言うのだろう。今日は南アルプスの後ろに木曽駒ケ岳までクッキリとみはらかす大気の澄み具合である。気を落ち着かせてユックリその眺望を楽しもうと千代の吹上げで一休みする事にした。

富士山が絶品で有る事は言うまでもないが南アルプス、木曽駒、御岳、八ヶ岳、北アルプスといった3000m級の山々の連なりは私達を酔わせて止まない。下るのが惜しい眺望の良さ、と言って何時までも留まっている訳にもいかない。いよいよ砂払の頭からは展望の山旅とはお別れして緊張の急斜面に突入である。もう一度、山々に目を置いて私達は大日岩まで一気に下った。

 

大日岩では高見岩の向こうに昨日は見えなかった南アルプスの山並みが連なっている。御岳、木曽駒、鋸岳、甲斐駒、アサヨ峰、来ただけ、間ノ岳、農鳥岳、その前に鳳凰三山、そして塩見岳、悪沢岳と指呼する私を雄さんは感心した様に目を丸くしていた。 休んでいると左側からユックリと雲が流れてきて南アルプスの一部を隠し始めた。これからやって来る登山者の為にその歩みをもう少し抑えてはくれないか。

富士見小屋に戻ると登る時には蕾だったシャクナゲが見事に開花し私達を感動させた。山には下界では味わう事の出来ない色んな感動が所々で顔を出す。その時こそ人間は生まれてきた幸せを無意識の内に取り入れて心の豊かさを育てているのに違いない。今、木の根に腰を下ろしコーンスープを味わう中にもジワジワとした感動が生まれている。こうして10時20分 感動の山旅を終え増富温泉(入浴一人1000円)に向かった。

雁音滝

怒滝

清流沿いには幾人かの釣り人がノンビリ糸を垂れている。川面には木々の緑が映り水底まではっきり見える。このまま通り過ぎてしまうには勿体ないので車を停め、しばし山とは違った良さを嚙み締めた。

コメント (16)
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(続)金峰山

2022年01月26日 | 心に残る思い出の山

続き

稜線に出ると一気に視界が開けた。長い樹林下の後だけに感動は大きい。千代の吹き上げを越えれば五丈岩は指呼の間で有るがその間が曲者で夏で有れば岩と岩の間に道が有り其処を辿ればいいのだろうが雪が覆っていてウッカリ踏み込めば岩の割れ目に落ちてしまって出られなくなってしまう。しかも所々凍結しているので嫌な感じだ。少しづつ大きくなる五丈岩を励みにしながら一歩一歩慎重に前進した。

9時10分に入山して14時ちょうど金峰山頂に到着\(^o^)/

好天では有るが雲の多いこの日、本来ならば眺められるであろう富士山や南・北アルプス山群は残念ながら姿はなく八ヶ岳が影絵の様に見えるのみ。だが今、怪物の様な五丈も有る岩の塊を目の前にして私は完全に興奮状態の中に居た。

   

前になり後ろになりしてきた男性二人が到着

私 「エッ!登るんですか?」

ポニーテールのお兄さん 「ええ、ちょっと行ってきます」

ポニーの連れの男 「落ちる瞬間をカメラに収めてやって下さい」

ポニーは苦笑して岩に取りついた。三分の二程行ったところで動きが止まった。手がかりが無いらしい。一旦、途中まで降りて別の場所からアタックを試みるが其処も駄目で結局諦めて戻って来た。連れの男が変わって登って行ったがやはり其処迄。

   

見ていた雄さんもとうとう動き始めた。他人の時は笑って見ていた私だったが主人となるとそうはいかない。「あ・あ・あ~また一段上に上がったぁ~危ないから戻って~~~」

         

と、言いながら・・・少しばかり私も真似事を

 

奥は瑞牆山

一番乗りで小屋に到着。未だ若いオーナーが2階に通してくれて1番・2番を指定してくれた。何と羽毛布団、小屋も変われば変わったものである。炬燵で受付をしていると山頂で一緒だった男性二人に続き別の登山者が三々五々集まって合計12名、大きな炬燵は楽しい語らいの場所になった。

奥さんに会った事がある、昨年10月、浅間山か黒斑山に行きませんでしたか?」と八王子からやって来た男性に声を掛けられた。一言、二言 言葉を交わしたらしいのだ。私は全く覚えがないが時期と場所が一致しているのだから間違いないのだろう。

18時、若いオーナー一人で作ってくれた食事を戴きながら

横浜の男性「結婚してるのか?」  オーナー「何で?」  女性「さっき家の娘にって言ってたわよ」  オーナー「今年ここの林と結婚しました」と照れる

その言葉に「それはオメデトウ」と祝いの言葉が飛び交う。思わずオーナー、奥の部屋から「今日はこれで一杯やりましょう」とドでかいワインの瓶を持って来た。彼はキヨシさんと言って日の出町出身。甲武信にアルバイトを5年間やった後お金が無くなったのでこの小屋にお願いして働いている内、小屋の娘さんとの間にロマンスが生まれたとの事。

19時近く、ふと外を見ると窓越しに瑞牆山は既にシルエットになっていたが日本で日照時間が一番長いと言うこの辺りは未だ昼の空。

ポニーテールはたっぷりアルコールを飲まされて夕食も取らず早々に寝てしまったが私達はワインを傾けながら山談議に時を忘れた。

今日はこの辺で、翌日の山行記は明日に続きますのでコメント欄はお休みします

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金峰山(きんぷざん)2598mの思い出

2022年01月25日 | 心に残る思い出の山

2000年

明日は台風も北上し関東地方は晴天・・・山の二文字が駆け巡る。 ❝日・月と連休だから一泊でもいいんだ、だったら金峰山❞ 直ぐに用意に掛かり早めに就寝。

一日目登り→3:50  二日目下り→3:05  (休憩含まず)

懐かしい白樺林が林立する駐車場に着いたのが春の陽が既に高い9時。以前には無かった駐車場が2か所出来ていた。途中の増富温泉からの林道もかなり様変わりしていて以前の記憶が追えない。

先ずはツマトリソウとスミレが群落を作る登山道を行く。左の疎林越しに瑞牆山がチラチラ覗き始めれば富士見小屋は近い。一面広がる生まれたばかりの緑の葉、その葉陰から聞こえてくる小鳥たちの澄んだ鳴き声「自然はやっぱりいいねぇ」とお決まり文句が口に出る。

登山インストラクターの岩崎元郎氏

そんな気持ちに浸りつつ歩いていると前方に大勢の登山者。40名と言う団体に度肝を抜かれ足早に通り過ぎようとしたとき、ふと横に見覚えの有る顔

「ン  雨男で有名な岩崎さん」・・・」

図々しくツーショットをお願いした。話に寄れば昨日、金峰山は雪だったそうだ。団体さん達の「ラッキーでしたね」の言葉を受けながらスッカリ疲れた足は快調に大日岩を目指す。

大日小屋より大日岩

後方高見岩

今日は雲が全天を覆ったかと思うとまた晴れると言った繰り返しで多くを望む事は出来なかったが瑞牆山の様に岩がニョキニョキ頭を擡げている高見岩が目の前に望める場所でついつい長居をしてしまった。 横浜から来たと言う男性二人の話に寄れば「予約の際 金峰山は雪が降ったので冬支度を忘れないよう」と念を押されたそうである。冬支度は大丈夫だが「予約」の言葉が気になり「もし私達より早く着いたら予約なしの夫婦が来る事を伝えて置いて下さい」とお願いした。

大弛峠からの登山が最短で登れると言う事で友人に誘われた事が有るが、あくまで大日岩経由に拘り今迄ズッとチャンスを狙っていた。その日がついにやって来て今、私はその岩の膝の上に座っている。

大日岩を横から見る

大日岩を後にすると林床のあちこちに雪が見られ踏み固められた山道は凍結しそれが良く滑る。尾根が広いので雪のない林の中に入ると同じ様な考えをもった人の足跡が薄っすらと付いていた。

 大日岩の上に聳える瑞牆山

大日岩から20分ほど歩いたところに小広い平坦地を見つけ樹林の中では有ったが雰囲気が良かったので此処でお昼にする事にした。匂いを嗅ぎつけた鶯が直ぐ側の枝に止まった。ほかの野鳥達もやって来て近くをウロウロしている。通りがかった登山者に上の状況を尋ねると「この先は結構急登でその上、道も凍結しているから注意が必要です」と教えてくれた。

その通り直ぐに道は急登になり良く滑った。踏まれていない雪を見つけては歩くので木のしがみ付いては体のバランスをとったりのルート探しはかなり至難の技を要した。でもそれがまた楽しくも有り樹間にチラチラする五丈岩を眺めてはビタミンCの飴を口に含み登頂のエネルギーにした。

空が大きくなった。砂払の頭である。五丈岩はもう少しだ! いやいや未だ遠い

 

蟹の鋏の様な蟹

一歩歩けば一歩近づく五丈岩、もう手の届く位置に・・・

五丈岩に続きますのでコメントはお休み致します

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