梅之芝居日記

歌舞伎俳優の修行をはじめてから15年がたちました。
日々の舞台の記録、お芝居ばなし等、お楽しみ下さい。

第17回『合同公演』の前売りが始まります

2011年06月10日 | 芝居
震災による甚大な被害、原子力発電所事故による電力不足の懸念などもあり、開催の是非そのものから検討した『稚魚の会・歌舞伎会 合同公演』ですが、3月末に、独立行政法人<日本芸術文化振興会>より、「4月以降の主催公演は予定通り公演を行う」旨の発表があり、正式な主催公演である『合同公演』の開催が、劇場側から保証されたこと、そしてなにより、参加希望者一同の「勉強の場を続けてゆきたい」という強い意志により、本年度、第17回公演の開催が決定いたしました。

夏期の電力不足の問題に対しましては、開演時間をこれまでとは変えることで、電力消費ピーク時に、極力公演が重ならないよう配慮することで対応いたします。
詳しくは、国立劇場ホームページを御覧下さい。
私は、『寿曽我対面』の<小林妹舞鶴>を勉強させて頂きます。師匠をはじめ、加賀屋(魁春)さん、三河屋(團蔵)さんが監修・指導をして下さいます。大変有難く、嬉しく思っております。

11日からネットで、12日から窓口での前売りが始まります。
お盆の公演となりましたが、どうぞ皆様お誘い合わせの上、足をお運び下さいますよう、お願い申し上げます。