安全のはずが・・・
福島原発で大変なことが起こっています。
高度経済成長の影に隠れて
安全性がおざなりにされて来たのでしょうか。
和尚は学生時代から確たる理由もなく
原発がうっとうしいと感じていました。
今、原発の恩恵を受けて複雑な感じです。
3月15日の新聞の記事です。
福島県のある党の委員会が2007年7月に
東電に対して次の質問状を出しています。
『福島原発はチリ級津波が発生した際には
機器冷却海水の取水が出来なくなることが
既に明らかになっている。これは原子炉が
停止されても炉心に蓄積された核分裂生成
物質による崩壊熱を除去する必要があり、
この機器冷却系が働かなければ、最悪の場
合、冷却材喪失による過酷事故に至る危険
がある。そのため対策を講じるよう求めて
来ましたが、東電はそれを拒否してきた。
(後略)』
冷却水取水問題に抜本的対策を求めていますが
東電は安全であると言うことでかわしてきた。
福島原発で起こっていることは
まさにこのことであり、
人災だと言われても仕方がないのです。
もう一つ
某知事がこの震災はやっぱり天罰であると言ったこと。
『日本人のアイデンティティーは我欲である。
この津波を利用して我欲を一度洗い流す必要がある。
やっぱり天罰であると思う。』
津波と我欲は全く関係ありません。
後に謝罪しましたが、
首長としての不必要なことばは謹んでもらいたい。
話は変わります。
伊勢本街道の地図資料が入りました。
宇陀市役所に行きましたが、
声をかわした3人の職員の対応が非常に良かったのです。

これも落王さんたちが調査したたまものでしょう。
暖かくなったら歩いてお伊勢さんまで行こうと思っています。