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和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

大日岳・奥大日岳 富山県

2006-09-30 04:56:09 | 山岳写真
奥大日岳2611mです。


本題に入る前にご報告が・・・。
昨日から富士フォトサロン大阪で
松藤昌子写真展「森 いのちの鼓動」が開かれています。
日本画家でもある女史の繊細な感性が浮かび上がっています。
10月5日までです。大阪駅前マルビル3Fです。
お近くにお寄りの方、是非どうぞ。無料です。


立山に圧倒されて大日連山は目立ちませんが、
雪に覆われると、存在感が増してきます。
大日連山は一本の尾根上に、
大日岳、中大日岳、奥大日岳と続いています。
室堂から見ると、奥大日岳が手前に見えます。
和尚はこの山には登っていません。
いつも見てるだけです。
だから中大日岳が室堂から見えるかどうかもワカラナイのです。
大日連山 奥のドーム状の山が大日岳、手前の高い山が奥大日岳です。
雲海は富山平野にかかっています。

室堂からの大日岳2501m

個人的に好きな 白い山

奥大日岳の面白いところは
山を見るポジションが違うと
山も表情を変えることです。
撮影者にとってはありがたい山です。
以前投稿しましたが、もう一度お披露目です。
三角関係 少しだけ光の当たっている山は名もない丘です。
左の山も奥大日岳に続く小ピークです。丘の肩に登山者が見えます。
奥大日岳は右側です。

立山2

2006-09-29 05:43:03 | 山岳写真
立山全景

昨日と同じ立山です。11月23日撮影。
手前の谷が地獄谷です。
回遊できます。
中腹の山小屋は右がミクリガ池温泉で、左が雷鳥荘です。

チングルマと立山

ミクリガ池と立山

氷結し始めたミクリガ池

山に登らずして見れる風景です。
和尚は今年の11月4、5日に立山に行きます。
念願の黒部ダム経由で行ってみようかな。
(実は立山黒部アルペンルートの半額チケットが届いたのです)

立山は通常、勤労感謝の日まで営業しています。
雪が多いと営業日が短縮されることがあります。
(滑り止めが必要です)



立山 富山県

2006-09-28 04:49:44 | 山岳写真
立山 3015m(大汝山)

普通立山といえば雄山(2992m)をいいますが、
最高峰は大汝山です。
室堂から見ると、台形状の立山の右端が雄山です。
真中が大汝山、左端が富士の折立といいます。
立山は2400mまで乗り物で行けるので、
3000m級の山で最も楽に登れます。
登らなくてもターミナル周辺を散歩するだけで
充分楽しめます。
ただ、あくまで高山ですので、
天候に左右され、せっかく来たのに何も見えない。
という事が多いです。
室堂周辺の山小屋は温泉を引いているところが多く、
温泉だけでもOKです。
硫黄泉なので銀製品は真っ黒になります。
5月連休はスキーヤーで一杯です。
五月連休の立山を撮りました。
雪の上のテント村は雷鳥沢です。
テント場は指定されています。
この立山へは信州側の大町から黒部ダムを経由する
人気ルートがありますが、関西方面からだと、
富山経由の方が早くて、安いので、
和尚は富山経由でしか行っていません。
いつかは行こうと思っていますが。

表紙の写真は別山の硯池からですが、
残雪が解けて、いい雰囲気になっていました。
7月下旬です。

日本ハムのファンの皆様
優勝おめでとうございます。
何をしても憎めない新庄さんお疲れさんでした。
チャンピオンフラッグが北海道に渡るといいな。



鹿島槍ヶ岳 長野県・富山県

2006-09-26 04:52:40 | 山岳写真
鹿島槍ヶ岳(かしまやりがだけ)2889m

白馬岳から針ノ木岳までの南北に長い山脈を
後立山連峰といいます。
山屋の間では“ごたて”と呼んでいます。
その中で中央に位置する鹿島槍ヶ岳は
山容、重量感とも後立山連峰の盟主にふさわしい。
大糸線の車窓からは一番大きく見えます。
八方尾根から見るとよくわかりますが、
頂上が二つあります。
このような頂上の有様を双耳峰(そうじほう)を呼んでいます。
すぐ南に位置する爺ヶ岳もそうです。
よく知られた所では谷川岳も・・・。
谷川岳は小説雪国の最初の
“長いトンネルを抜けると雪国だった。”の
トンネルの山です。
鹿島槍ヶ岳の北壁は雪が多く、
日本では珍しく、小さいながらも
ヒマラヤ襞(雪のカーテン)も見られます。

スキー場(名前忘れました)から

八方尾根から 頂上が二つ見えるでしょう。

大町山岳博物館から 
真中の大きい山が鹿島槍ヶ岳です。
鹿島槍ヶ岳の右が五龍岳、
左の見せかけの大きい山が爺ヶ岳、
左の滑らかな山が蓮華岳です。

白馬岳 長野県・富山県

2006-09-25 05:12:17 | 山岳写真
白馬岳 2932m

白馬岳(しろうまだけ)は山を登らない人でも
聞いたことがあるでしょう。
この頃は“はくばだけ”と言うらしい。
苗代馬“なわしろうま”から転じて代馬“しろうま”
になったのだから“しろうま”が正しい。

オリンピックで有名な八方尾根を上り詰めたら
唐松岳に着く。その北側に続く峰が白馬三山です。
白馬三山の一番北が白馬岳です。
白馬大雪渓のルートが一般的です。
昨年も雪崩遭難があり記憶に新しい。
この大雪渓は日本三大雪渓の一つです。
この山は非対称山稜として知られ、
信州側は急峻で、富山側は緩やかです。
高山植物の多さでも知られ、北にある雪倉岳と共に、
高山植物の好きな人にはたまらない山です。
易しいコースなので北アルプス入門コースとして
人気も高い。
余談ですが、頂上付近の山小屋白馬館は
個室もあり、料理もフレンチをオーダーできる。

★三大雪渓 ほかに 針の木の雪渓、剣沢の雪渓があります。
★白馬三山 ほかに 白馬鑓ヶ岳 杓子岳

八方尾根より 一番右が白馬岳 

きりんさんへ
花崗岩1
花崗岩2




屏風岩 長野県

2006-09-20 05:50:22 | 山岳写真
屏風岩全景 2565m

穂高岳に行く途中に屏風岩があります。
横尾という槍ヶ岳への分岐を穂高側に少しいけば、
屏風岩が見えてきます。
一枚の大きな岩で出来ているような山です。
この大きな岩を巻く様にして、
穂高への道は続きます。
屏風岩は歩行登山ではなくて、
岩登り(ロッククライミング)の山として有名です。
見上げてご覧!すごい迫力です。
大学山岳部が初登頂を狙って、
しのぎを削った山で、
大学の名前の付いた尾根や谷があります。
一般の登山者が登頂するには、
涸沢から楽に行けます。
屏風岩の頂上は屏風の頭(かしら)と言っていますが、
槍ヶ岳も見え一大展望台です。

涸沢から屏風の頭を見ました。屏風の頭はいい遠景になります。

屏風岩の根元です。スケールが解るでしょう。

北穂高岳から見ました。屏風の岩壁は裏側です。

六百山・ろくぴゃくざん(長野県)

2006-09-13 05:48:32 | 山岳写真
新雪の六百山・2449m

六百山は霞沢岳に連なる山で、
霞沢岳と同じ境遇にあります。
河童橋の背後に聳える六百山は、
梓川右岸のウェストン碑あたりからがよく見えます。
(右岸・左岸の決め方・上流を背にして右が右岸 左が左岸)
和尚が霞沢岳と六百山をよく撮るのは穂高連峰に比して
近くにあり、険しく見えるからです。
11月に入ると3000m級の山々は雪に覆われます。
上高地のカラマツの黄葉残っている時に、
霞や六百に冠雪があると非常に美しい姿を見せてくれます。
この山への登山は霞沢岳と同じで、
途中でコースを右にとります。

私達写真屋にとって、
この霞沢岳と六百山は、ありがたい存在です。
上高地は霧氷の美しさでも有名ですが、
山が東南に聳えるおかげで太陽の光が遅く差し込み、
逆光の霧氷が純白になります。
普通、霧氷は朝日の影響で赤っぽく写りますが、
10時頃に陽が当たるので、赤っぽさがなくなり
純白に写ります。
冬に上高地に入る写真屋さんは
霧氷を撮るためと言っても過言ではありません。

この六百山も明神あたりに来ると、
特徴のない山になっています。
気にかけないとどれが六百山かわかりません。
明神からの六百山
黄葉と六百山

今日は病院と仲良くする定例会議があります。

明日は明神岳です。

六甲高山植物園

2006-09-12 04:57:35 | 山岳写真
鹿の子ユリ(六甲高山植物園にて)

日曜日の六甲高山植物園での
撮影指導の合間に撮りました。
晴れ、霧、雷雨、なんでもありの天気でした。
撮影環境は直射日光が少ない分、いい方でした。
花が咲き乱れるという状況ではありませんが、
片隅にひっそり咲いているのを見つけ出す感じで
地味でした。
表紙の鹿の子ユリ かろうじて咲いていました。
ヒゴタイ:少しおそいのですが、霧があるので格好つきました。
マツムシソウ:きれいに咲いていた方です。
ホトトギス:足元を探さないと見つかりません。
ヒダカミセバヤ:サボテンみたい。綺麗です。
カリガネ:目立たないが、面白い花。
サワギキョウ:公園内で一番綺麗に咲いていました。
サギソウ:もう終わり。接写でないと無理。
ツリガネニンジン:よく咲いていました。
カワラナデシコ:形のいいのが少ない。
キンロバイ:梅の花に似ている。
以上です。

すべて、コンパクトデジカメで撮りました。


奥白根山

2006-09-08 04:52:32 | 山岳写真
奥白根山(栃木・群馬)

北関東では一番標高が高い。2578m。
百名山では奥白根山ですが、
和尚は日光白根山と呼んでいます。
群馬草津にある白根山を
草津白根山と言っているので、
区別しやすいようにしています。
写真を撮っている場所が
標高が高いので高峰に見えませんが、
関東平野あるいは、近隣の山から眺めると
昨日の男体山と日光白根山は
際立って高く聳えています。

男体山と白根山に囲まれた地域は奥日光と呼ばれ、
戦場ヶ原、光徳牧場、小田代、湯元温泉、湯滝などの
景勝地があります。
秋のシーズンは非常に込みますので
時差観光がいいかと思います。

写真の白根山は11月に行きましたが、
丁度、初冠雪と一緒でしたので、
金精峠を越えた群馬県側の丸沼スキー場の
最上部から撮りました。
頂上直下の薙(なぎ)は御釜大割れといわれ、
明治6年の大爆発時に生じた火口ということです。
夏の湯元湯滝
秋の小田代を選んでみました。

明日は北アルプス 焼岳です。

富士山

2006-09-06 08:22:22 | 山岳写真
忍野村からの富士山です。

和尚は富士山には登っていません。
各地に○○富士というのがあります。
端正な山容からの命名ですが、
一番富士山に似ているのは何処かと思いですか。
利尻富士、阿寒富士、蝦夷富士、
南部富士、出羽富士、津軽富士
有明富士、近江富士、伯耆富士
薩摩富士、豊後富士、など多くあります。
和尚は蝦夷富士と伯耆富士を選びますが、皆さんは?

富士山が一番遠くから見えるのは、
和歌山の那智の妙法山からと言われていますが、
和尚は大台ケ原から見ました。(写真なし)
北は立山から見ています。(写真あり)

ご当地富士と同じように○○銀座というのがあります。
東京の銀座にちなんだ繁華街ですが、
地方の小都市に多いように思います。
そう、堺にも銀座街がありましたね。
暇を見つけて銀座を集めて見ましょうか。