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和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

比良山 滋賀県

2006-10-11 03:50:08 | 山岳写真
八渕の滝への登山道より

タイトル比良山としましたが、
八ヶ岳と同じように、
南北に長い比良山地をいいます。
中程に比良岳がありますが、
最高峰武奈ヶ岳1214mを比良山と言うようです。
今、武奈ヶ岳にはブナが生えていませんが
途中のコヤマノ岳にはブナがいっぱいあります。
昔は全山ブナに覆われていたのでしょう。
生物学者でもあり登山家でもある故今西錦司氏は息子の名前に
武奈太郎と名づけたときいています。
和尚は武奈ヶ岳には5回登っていますが、写真がありません。
比良山地全山歩いていますが、他の山の頂上の写真もありません。
武奈ヶ岳へは比良スキー場経由で楽に行けましたが、
昨年、スキー場閉鎖と同時にロープウエイ、リフトも廃止になり
下からの歩きになりました。
登山者も極端に減り、逆に自然破壊が抑制されているようです。

一方南部の蓬莱山はスキー場びわこバレイのある山で
ゴンドラを利用すれば楽に楽しめます。

山の写真がないのですが、
渓谷はありますので投稿します。
百滝に選ばれている八渕の滝から

貴船の滝

名もない滝

和尚が名前を忘れた滝

和尚のお昼の弁当作りは
一日も欠かさず続いております。
メインはお魚ですが、
一週間分の仕込みをします。
味噌漬け、白醤油漬け、みりん漬け。
日持ちするものに南蛮漬け。
ゆで野菜は朝起きて。
自分で作るのは、
食べる量を少なくするためです。
ダイエットの一環です。

赤岳(八ヶ岳) 長野県・山梨県

2006-10-10 05:19:15 | 山岳写真
赤岳2899m

八ヶ岳の最高峰です。
横岳は長野県ですが、赤岳は県境にあります。
赤岳から野辺山に向かって県界尾根が延びて
長野県と山梨県に分かれています。
赤岳という名は山が赤いからです。
わかり易いですね。
中山乗越から見ると赤岳よりも、
赤岳の西にある阿弥陀岳に眼がいきます。
標高は低いですが堂々とした山容です。

阿弥陀岳2805m

野辺山方面から赤岳を見ました。

35年前の正月に清里に行きました。
その時の写真(ポジフィルム)が出てきました。
かなり退色が進んでいます。
これです。 後方の山は八ヶ岳です。
中央の高いのが赤岳、その右が横岳です。

この写真を退色復元機能の付いたスキャナーで
復元を試みました。
このように変わりました

使用スキャナ-:ミノルタ ディマージュ マルチプロです(ブロニー対応)。

今日の朝焼けです。和尚のベッドから

横岳(八ヶ岳) 長野県

2006-10-09 04:57:17 | 山岳写真
横岳2829m

八ヶ岳という山はよく聞きます。
でも八ヶ岳という名前の山はありません。
主峰赤岳を代表とする連山の総称として言われています。
細長い山脈の八ヶ岳連峰は横岳を境に、
南八ヶ岳、北八ヶ岳に分かれます。
南は岩峰が中心で、北は森林帯と池を含む、
高原状の穏やかな山が多いです。
八ヶ岳は富士山と同じくらいの裾野を持ちながら、
標高は低いです。

こんな話があります。
昔、八ヶ岳は富士山よりも高かったらしい。
富士山と八ヶ岳が背比べをして、
八ヶ岳の方が勝ちました。
富士山は嫉妬して、八ヶ岳の頭を7回打ちました。
八つのこぶが今の八ヶ岳になったそうな。

八ヶ岳は山が浅いだけに、アプローチが短く、
清里などあらゆる方向からの登山ルートがあります。
アルプス級での初心者の恰好の山です。
2食賄いの山小屋も多く、避難時には安心です。
冬山の入門の山としてもいい場所にあります。
正月登山で人出が多いのもこの山です。
北アルプスに比べて天気が安定していることが大きな理由です。
横岳の西斜面ではアイスクライミングのゲレンデにもなっています。
アイスクライミング・・・凍った滝や壁を
アイスピッケルとアイゼンでよじ登る形式です。
下(赤岳鉱泉)から見ると登っているのが見えます。

横岳全貌 左の僧侶が拝んでいるような岩が大同心です。

横岳大同心 ロッククライミングのゲレンデです。

大同心と小同心




剣岳 富山県

2006-10-08 04:19:46 | 山岳写真
剣岳2998m

昨日は四国の剣山、今日は富山の剣岳です。
岩の殿堂と言われ、多くのクライマーの憧れの山です。
以前、剣岳の標高は3003mでした。
測量のし直しで2998mになってしまいました。
山には責任ないのですが、
3000級と2000m級は剣ファンにとって
重大な関心ごとでした。
野球で言う、一厘差での2割バッターと3割の違いみたいなものです。
今では正式に2998mになっています。

一般ルートは別山尾根ですが、
2日かけての早月尾根のコースもあります。
立山室堂まで車(バス)で入れる別山尾根が楽です。
カニの横ばい、カニの縦バイなどの難所がありますが、
天気の悪い方が下を見なくてすむのでかえって楽です。
和尚が登った時は台風が近づきつつあった時で、
展望が全くダメでした。
剣沢小屋に泊まったのですが、
翌日は嵐でした。

山岳写真屋さんにとって剣岳は恰好のテーマです。
剣岳を撮るスイートポイントなる場所があります。
仙人池・池の平です。
仙人池・池の平まで2日かかりますが、
ヨーロッパアルプスの雰囲気が味わえます。
残念ながら、和尚は到達できませんでした。
真砂沢で足を痛め、降雪のため引き返しました。
未だ、行っていないのです。
他人が撮った写真を見て感動しています。
和尚はこの歳で行けるかどうかです。

今年の冬の大雪で剣岳方面の山小屋が
大打撃を受けました。
雪で小屋が流されたと聞きましたので、
行かれる方は問合わせをして下さい。

雷鳥を撮りましたがバックの山が剣岳です。

真夏の剣岳です。

立山室堂付近からの剣岳は、
少し下った天狗平山荘付近から良く見えます。

そう、和尚は11月4、5日に天狗平山荘に泊まるのです。

昨日からの天気の荒れよう、山では吹雪でしょう。
こんな時、よく遭難が起きます。
白馬岳2名遭難死の見出し。
ガイドが付いていながらの不可解な遭難!
登山コースも一般的でない黒部川からのルート。
天気がよければ最高の山行になるはずのこの時期です。
恐らくアイゼンは持っていかなかったでしょう。
悪天候下での無理な行動が原因になっている気がしてなりません。
非難小屋が少ないのも不幸でした。

立山真砂岳での大津のパーティの遭難を思い出しました。
丁度、この時期でした。
雪が積もり、吹雪になったらホワイトアウトです。
自分の位置が全く判断できません。
今日の記事の中で、真砂沢で・・・引き返した・・・
その時和尚は6本爪のアイゼンを持っていました。
アイゼンがなければ山小屋で停滞したはずです。

ナナカマドに雪



剣山 徳島県

2006-10-07 09:23:06 | 山岳写真
剣山1954.7mからの次郎笈(じろうぎゅう)1929mです。

剣山(つるぎさん)と言うと富山県の剣岳と間違われるので、
徳島の剣山、あるいは〝けんざん〟と言っています。
昨日、石鎚山を取り上げたので
今日、剣山を取り上げないわけにはいきません。
この山も簡単に行けます。
貞光から国道438号を通って、見ノ越まで。
観光リフトを利用すれば、
30分の歩きで頂上に立てます。
どういうわけか、剣山の写真がありません。
頂上直下に小屋があり、木道が続いているせいか、
写真にならなかったのです。
時間があれば隣の山から撮れたのですが・・・。
でも、
展望はいいです。
気持ちのいい笹山です。
表紙写真は剣山から次郎笈を見ました。
圧倒的な存在感があります。
剣山の中腹から見ました

剣山はなだらかな女性的な山で、
剣的なところはありません。
どうして剣山というのかわかりません。
ただ、御神水の所でこんな岩塔を見ました。
大剣岩です。
この岩の存在が剣山の名前の由来だと
勝手に判断しています。
誰か知っていたら教えて下さい。

頂上から北の山を見ました。

四国には魅力的な山が多いです。
三嶺(みうね)、東赤石山、笹ヶ峰、筒上山など。



石鎚山 愛媛県

2006-10-06 06:33:42 | 山岳写真
石鎚山1982m

徳島の剣山と共に四国を代表する石鎚山は、
瀬戸内海からの風の通り道で、
霧氷の宝庫として知られています。
百名山の一つにも数えられ、
和尚も一回だけ登りました。
その時の写真です。
表紙は石鎚の隣にある瓶が森から撮りました。
石鎚の最高峰天狗岳は、
剣が天を向いているような絶壁で、
登頂するにはクサリを頼りに登ります。
ロープウエイ利用か、
土小屋まで車で行けば簡単で日帰りも楽です。
天気がよければ、瓶が森(車でいけます)まで、
足を伸ばせばいう事ありません。
四国の脊梁を走るこの山脈は急峻で、
標高はさほどありませんが、
登山の醍醐味を味わえる山が多いです。
和尚が死ぬまでに行きたい山が赤石山(東赤石山)です。
ツツジのアカヤシオの群生が見られ、
5~6月にかけて行って見たいです。

登山道から石鎚山を望みます

以前投稿した写真(瓶が森から)

昨日、サラリーマンの仕事着(スーツ)を
大丸梅田に買いに行きました。
2着で29000円!
和尚の体型に合うものがなく、
結局、2着39000円になってしまった。
差額10000円は
2日間、酒を飲まなければ済むことであります。
今日、飲みに行こうかって誘うなよ!

御岳山 長野県・岐阜県

2006-10-05 04:48:29 | 山岳写真
開田高原からの御岳山3067m

北アルプスの南はずれに巨大な二つの山があります。
先日紹介した乗鞍岳と今日の御岳山です。
関西からも近く、登り易い山なのに、
和尚は登っていません。
麓に広がる開田高原の名前に惹かれて来たのが始まりです。
御岳山を眺めるだけで癒される理由から、
何度も足を運びました。
御岳山周辺には見所が一杯あるのに、
開田高原だけに来ています。
必ず寄るところに地蔵峠と木曽馬の里があります。
地蔵峠は展望のいいところで、
御岳山が一番カッコ良く見えます。
木曽馬の里は牧場と農場があるところで、
いつでも入れます。
固有種木曽馬を守っているところで、
昼間の見学はOKです。
体験蕎麦道場もあり家族でも楽しめます。
個人的にはイヤなんですが、
敷地内に“季の里 宿風里”という温泉宿泊施設も出来、
ますます人が増えています。
和尚のお薦めはキャンプ場の奥にある、
やまゆり荘という日帰り温泉です。
御岳が迫力をもって迫ってきます。

牧場からの御岳山(冬) この季節殆ど人が来ません。

牧場からの御岳山(春) 黄色の花はカラシナです。

牧場内の白樺林

赤い実(ナナカマド)

昨日はある保険会社の招待で福岡正行氏の講演に行きました。
政界の裏話ばかりで、少し飽きたのですが、人気講演者で
タレント化して、違和感を感じました。
話は面白かったです。


大雪山旭岳 北海道

2006-10-04 05:02:49 | 山岳写真
大雪山旭岳 2290m

北海道の山が登場しました。
今、もう紅葉が終わった頃でしょう。
旭岳は北海道の最高峰です。
2290mと低いですが、緯度が高いため、
北アルプスの3000m級よりも厳しいと言えます。
しかしロープウエイなどがあるため、容易に登れます。
火山地形のため地面がやわらかく、
足を取られて歩きづらいです。
和尚は夏に登ったのですが、
山中で山小屋一泊(白雲岳)しました。
北海道の山小屋は北アルプスの様に、
空身で飛び込むことは出来ません。
食事、布団がないので持って行きます。
テントだけはいらない。
ヒグマが多いのでテントより山小屋の方が安心でしょう。

旭岳の頂上付近からトムラウシ山を見ました。


麓には羽衣の滝があります。

旭岳の裏側は御鉢平が広がり、
外輪山を歩く感じです。

白雲岳付近のお花畑 遠くにトムラウシ山がみえています。
咲いているのはエゾコザクラとキバナシャクナゲです。本州のものより花が大きいです。

エゾノリュウキンカ この花は雪解けとともに咲き始めます。沼地や谷沿いで見かけます。以前、この写真がNHKのビデオの表紙になりました。

乗鞍岳 岐阜県・長野県

2006-10-02 22:20:35 | 山岳写真
鈴蘭高原からの乗鞍岳です。3026m

6月の中旬、鈴蘭高原はレンゲツツジが満開になります。
馬の鞍に似ている事から名前が付けられました。
長野・岐阜境に位置していますが、
岐阜県の山としての知られています。
それも野麦峠の影響が大きいのかも知れません。
女工哀史で有名な野麦峠は乗鞍岳と御岳の間にありますが、
和尚は4回行きましたが、写真になりませんでした。(天気が悪い)

乗鞍へはマイカーで自由に行けましたが、
数年前から禁止になりました。
でも公共交通機関を利用して、
標高2800mまで(畳平)連れて行ってくれます。
畳平から頂上までは難しい所もなく、
ハイキング感覚でいけます。
時間のない方は駐車場の横の山が展望がききます。
高山植物が多いのと、展望がいいことです。
秋の紅葉は長野県側が素晴しいです。
観光に行くには鈴蘭高原を持っている
長野県側に軍配が上がりますが、
高山、平湯温泉、新穂高温泉そして、
安房トンネルの開通により、東京方面からの
観光客が増えました。

乗鞍と善五郎の滝 鈴蘭高原散策路から見えます。

二本の白樺 鈴蘭高原一之瀬園地からです。

乗鞍スカイラインからの展望 穂高連峰を見たものですが、
中央に三つの塊が見えます。
左の尖った山が槍ヶ岳、中央が奥穂高岳、右が前穂高岳です。

宝剣岳 長野県

2006-10-02 04:48:06 | 山岳写真
冬の宝剣岳 2931m

中央アルプス宝剣岳です。
宝剣岳の下に広がる千畳敷(カール地形)まで
通年ロープウエイが営業されており、
風が強くない限り運転されています。
真冬でも標高2700mまでは労せずしていけます。
ロープウエイを降りて最初に目に付くのが宝剣岳です。
中央アルプス最高峰木曽駒ケ岳はここからでは見えません。
木曽駒は最高峰でありながら、ドーム状の目立たない山で、
極楽平まで登らないと見えません。
極楽平は千畳敷から見て、
宝剣岳の右の低くなった所です。(約40分)
ここも立山と同じでロープウエイ駅を降りてすぐ
散策が楽しめます。天気がよければ別天地です。
表紙の写真は駒ヶ岳の方から見た宝剣岳ですが、
和尚はこの時、頂上まで行くことが出来ませんでした。
単独行だったこともあり、頂上直下の切れ落ちた谷を、
横切ることが出来ず、(写真では頂上直下の右下に流れる谷・灰色に見えます)
頂上まで10mのところで引き返しました。

極楽平からの宝剣岳

駒ケ岳途中からの御岳山

千畳敷から1 朝焼けの宝剣岳です。ロープウエイ駅より(撮)

千畳敷から2 駒ヶ根市の明かりが見えます。
山並みには富士山みえてます。ロープウエイ駅より(撮)

凱旋門賞 ディープインパクト3着残念でした。
来年も挑戦して欲しいです。
ディープにとって理想的な展開、勝った馬が強かった。
「強い馬が勝つのではなく、勝った馬が強い」

蕁麻疹に罹ったモモ(犬)も朝方にはハレも引いて、
赤い斑点を残すだけとなりました。
痒いのか朝まで起きていました。
保険がきかないから、治療費の高いこと!