北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

車中泊の旅・・・・日南海岸=青島 番外編=鶴居村

2017-05-26 22:09:45 | 旅行

楽しみにしていた日南海岸は小雨だった。
青空が似合う日南が灰色の中に沈んでいた。

それでも気温は21度。私には暑い。
半袖を着ている人は一人もいない・・・・・と思っていたら一人発見。
でも、やっぱり私と同じポッチャリ体型だった。



青島へ行くには青島駅西口の無料Pが良いと書かれていたので少し離れているけれどそこに車を置いて跨線橋を上がり東口へ出てみたけれどこちらのPもガラガラ。
かなり損した気分で青島手前にある広大な植物園を通ったのだが、受付が無い。



無料で自由に出入りできるのだが、信じられない程手入れが行き届いていた。
トイレももちろんウォシュレット。





ひどいステーキで裏切られた気持ちになっていた私の心が少しだけ「好き」の方へ動いた。



カメラを濡らしたくないので傘をさしての青島参拝。
弥生橋を渡ると鬼の洗濯板と呼ばれている平行に並ぶ岩礁が見えた。



これを人工で作ったと勘違いしている人がいるらしい(笑)









樹木は完全に亜熱帯の雰囲気だが雨なのでイマイチ気分が乗らない。



これで晴れていたら 素晴らしい青の世界なんだろうなぁ・・・・・




★番外編(鶴居村)
ついでがあったので 鶴居村へ寄った。





釧路市街から湿原の西端を30キロ程北へ行った所にある文字通り鶴が居る村だ。
丹頂の給餌場がある伊藤タンチョウサンクチュアリへ行ってみたが、丹頂の姿は無かった。

諦めて帰ろうとした所で「ふるさと情報館」へ寄ってみることにした。



廃線になる直前に乗ったことがある鶴居村軌道を走った車両が展示されていた。



恐ろしく揺れたと云う記憶だけは残っている。

館内は真新しくて常設展示室へ入った途端、私一人の為にライトが点灯した。







牧草ロールを何度も撮ったことがあるのに こんなに間近で見たのは初めてだ。



併設されている図書館も素晴しい。あまり借りる人が居ないからか本が傷んでいなくて見ていても楽しい。

一日いても飽きない程 蔵書もしっかり揃っていて閉架していないのが良い。

「ここに引っ越して来たいと思いましたよ」と云ったら司書の方が本当に嬉しそうに微笑んでくれた。

冬、雪かきしなくても良いのなら マジでここに住みたいなぁ。



車中泊の旅・・・・綾照葉大吊橋、番外編=飛鳥Ⅱ

2017-05-25 22:11:35 | 旅行


楽しみにしていた宮崎に裏切られ、食い物の恨みを残したまま綾照葉大吊橋へ行った。

高い所は苦手なのに吊橋は好きな私。そして墓場は嫌いなのに古墳には興味がある。
もしかしたら、私は変人なのだろうか。





吊橋は完全に観光用に作られたもので、橋の対岸に集落があると云う事ではないとのこと。
受付で 見るだけで絶対に渡らないからとゴネたのだが350円をしっかり取られた(涙)

日本一や世界一と書いた石碑があったが、高さでは九重夢大吊橋に抜かれて2位になったそうだ。だから、吊橋のどこかの部分が日本一で別の世界一の何かもあるのかも知れない。





★番外編

旅の途中、石段や坂道を頑張って歩いていた効果が出て体重が減っていたと書いたが、せっかく付いた筋肉を落とさないために帰宅してからも坂道や階段を上がり続けている。

今日も「まなぽっと」の10Fまで階段を上がろうと思い車で走っていたら飛鳥Ⅱが入港しているのが見えた。



気温14度の街に降りた乗客は寒そうだ。





出港は17時だと云うので、もう一度出港の様子を見に来ようと思い、先ずは階段を上がった。


そして17時前に再度岸壁に来て出港のセレモニーを観た。





少し人数は少ないがヨサコイソーランの元気いっぱいの演舞に続いて お待ちかね 成田護さんのサックス演奏が始まった。



港に響き渡るサックスの音色は 別れにピッタリだ。
船から見下ろして涙する人も見えた。



ドラの音が響き離岸が始まると一斉に紙テープが投げられた。



私はもう一度「まなぽっと」へ車を走らせ、10Fまで駆け上がると高い位置から港を出て行く飛鳥に別れを告げた。





今日は2回も階段を上がったから 多分 期待以上の効果は出ているに違いない。

車中泊の旅・・・・日向岬、西都原、宮崎

2017-05-24 21:47:40 | 旅行


延岡にある日向岬は、日本最大級の柱状節理の断崖らしい。
この辺りへ来ると南国ムードも強くなってきてシュロの木が普通に見られるようになった。



馬ケ背へは駐車場から遊歩道をどんどん下るので、楽ちんなのだが下ると云うことは後で上がらなければならないと云うことでもあるので あまり喜んでは居られない。

眼下に見える柱状節理の亀裂が馬ケ背のようだ。



後で知ったことだが、ここはマジでヤバイ心霊スポットみたいで今にして思えば誰もいない遊歩道を よくもまぁ一人でトコトコ歩いてきたものだと思った。

今度は細島灯台へ向かったのだが、やっぱりと云うか当然と云うか、今トコトコ下りてきた道を上がり途中から階段の道へ入って一生懸命登ることになった。




クルスの海は十字架のように岩礁が裂けて見える場所だ。見方によっては叶の字にも見えるらしいのだが、ヒネクレ者の私にはどう頑張っても見えない。




墓場は大嫌いなのに古墳が好きな私。
海辺から少し奥へ入らなければならないのに 雨の中西都原古墳を目指した。



西都原考古博物館は、建物が新しく空間を贅沢に使った作りで それなのに無料。



最近の博物館って ただ並べているだけではなくて色々な工夫をしているのでそれほど興味の無い人でも楽しめる。





雨の中、宮崎駅近くのホテルへ入った。
夕食は駅の中にあるハンバーグレストランで少し頑張って相馬牛のステーキを注文した。

ところがドッコイ、出てきたのは薄っぺらな肉。1000位の弁当の上に載っているような有難味の全くない肉だ。

この店は店頭で焼肉弁当も売っているので、オーダーを間違って弁当用の肉を焼いてしまったのかと強く疑った。

と云うわけで、私の宮崎の印象は地に落ちた。

ブロガーと云うのは 食べる物を写真に撮るクセがある。

食い物の恨みは恐ろしいんだから・・・・・。

車中泊の旅・・・・原尻の滝、高千穂

2017-05-23 21:23:34 | 旅行


原尻の滝は水量も豊富で幅も広く見ごたえがあった。







ただ、吊橋が細くユラユラ度が大きい。



滝が見える位置まで行き写真を撮ったら引き返した。私の目的は吊橋を渡ることではないからだ。




この後、当初予定にはなかった高千穂へ行ってみようかと思ったのは霧が出ていたからだ。



もしかしたら綺麗な雲海が見られるかも知れない。

雲海橋近くのコンビニに車を置いて徒歩で橋まで戻り、シャッターを押したのだが、車が近くをビュンビュン通るので かなり危ない。








高千穂は神々が降り立った神話の里だ。

天照大神が隠れた天岩戸までがある。



天岩戸神社東本宮へ行き鳥居を通ろうとした時、センサーが働いたのか、突然 岩戸の前で踊りまくったと云われる天細女命の人形が動き出し、驚いて腰を抜かしそうになった。



高千穂峡は駐車場が有料だった(涙)





トイレで鬱憤を出して少しスッキリした後、霧雨の中観光スポットとして知られている高千穂峡を歩き回った。

車中泊の旅・・・・やまなみハイウェイ

2017-05-22 22:35:49 | 旅行


キツネ踊りで知られた姫島を見たかったので両子寺からナビの指示通りに走ったのだが狭い道に迷い込んでしまい断念した。

次に目指したのが時代劇のロケにも使われると云う杵築市にある酢屋の坂だ。

杵築小学校入口に観光客用の無料駐車場があるとのことなので、ナビに行先設定して走り、街中の一方通行路に誘導されたと思ったら突然「目的地付近に到着しました。案内を終了します」と云う声が聞こえてナビが口を閉ざした。

「目的地付近」ってなんだよ と私はバカナビに怒りが込み上げた。

周りを見回してもナビの画面の倍率を操作しても何処が何処なのかさっぱりわからない。

一方通行の狭い道では路上駐車も遠慮しなければならないので仕方なしに後続の車に押されるように付近をウロウロ。

偶然見つけた空き地に車を入れて外へ出たのだが歩いている人がいないので訊くこともできない。





偶然「武家屋敷」と云う案内標識を見つけて歩いていたら 多分コレと思える坂を発見。カメラを持った人もウロウロしていた。











急に車が増え車線が増えたと思ったら温泉で有名な別府だった。
数日前に逢った四国のKKさんが住む八幡浜と結んでいるフェリー乗り場もここにあるようだ。

小雨だが20度もあるので 私には真夏の感覚だ。

給油した時半袖に着替えてGSのお兄ちゃんに「今日は暑いねぇ」と云ったら怪訝な顔をされた。


楽しみにしていた「やまなみハイウェイ」は生憎の天気。




景色に希望は持てないが途中にある九重夢大吊橋へ行ってみた。

歩道専用として『日本一の高さ』の吊り橋だそうだが、500円を払ったので とにかく頑張って渡るしかない。





注意書きには「手すりに足をかけないで」なんて書いてあるが、私の頭にはそのイメージが湧かない。



床板の中央部は網状になっていて下が見えるのだが、その上を平気で歩く人がいる。
板が外れたり折れたりするかも知れないとは考えないのだろうか。



反対側から横の手摺(てすり)にしっかり手を載せてユックリ歩いてくるオッチャンがいたので私より臆病なヤツだと思い 少しだけ優越感に浸ったのだが、
「雨で濡れた手摺を雑巾で拭いているんですよ」と云われて苦笑い。



震動の滝が見えますよと教えられたのだが、振り返らなければならないので帰りに撮ることにして とにかく平静を装って往路を渡りきった。

券にスタンプを押してもらい 今度は復路だ。

ジェームスは隠れてしまいバランサーとしての役割を放棄してしまったので、少し揺れると手摺を握り 滝の写真を撮っているフリをして「お先にどうぞ」を繰り返した。





城山展望所は、阿蘇外輪山の端にあり阿蘇山と広大なカルデラが一望できるとあって楽しみにしていたのだが、雲がかかっていて景色はイマイチ。



土産物店だったと思われる破壊された建物を見て熊本地震を思い出した。



あの長い間 行方が判らなかった黄色い車の大学生のことを思い、崩れそうな土産物店に向かい心の中で手を合わせて冥福を祈った。