悔しいけれど

釧路市の西、約30キロの所に白糠町がある。
白糠町民が自慢する行列のできるラーメン店がそこにある。

実際に数年前には食べている時にテレビ局が取材交渉に来たのを見たことがある。




少し変形的な腰のある自家製麺で独特な魚介系スープは確かに行列しても食べる価値はあると思うし、実際に遠い道のりを車で走って難度も通った。

もう一つ美味しいのが大きめの餃子。これが堪らなく旨い。宇都宮の有名な餃子も含めて私が食べた餃子の中ではピカイチだ。

それが何年か前に代替わりしたようで、ラーメンの味が微妙に変化してきた。
そして私がいつも食べる醤油味スープに限って言えば辛味が増してスープの色も濃くなった。



店内がリニューアルされて明るく広く綺麗になったのだが、リニューアル料金を何とかしようとしたのだろうか、麺の量が減り餃子も一皿に8ケ入っていたのが
さりげなく6ケになった(驚)

結果、満腹感も満足感も得られなくなったので1年ほど足が遠のいたのだが、でも、あの餃子だけは 時々思い出す。


それで悔しいけれど久しぶりに行ってみることにして車を走らせた。

行列店だった店内はスカスカで6人は座れるボックス席に2人で座った。

麺の量は元に戻ったように思うが、美味しい餃子は6個のまま。
8個に戻っていたらまた通うのにと思いながら口の中へ入れて気が付いた。



何かサイズが小さくなって、一般の餃子サイズに縮まったような感じだ。
それを感じさせないのは、醤油皿も小さくしたので見た目で錯覚を起こしたのだろう。危なく計略にハマるところだった。
テキもなかなかやるもんだ。

悔しいけれど、小さくなった餃子を味わった。
本当に悔しいけれど･････また食べたくなるんだろうなぁ。