北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

悔しくて 悔しくて

2020-04-11 21:03:52 | 日記
ツアーがキャンセルされた影響で魚介類が売れないのだそうで、値下げされて半額になって売られているものもあるらしい。

3日前に「それなら刺身が食べたい」と云ったのだけれど無視された。
一昨日の夕食には、草ばかり。

昨夜の夕食は天かすの載った蕎麦。

一向に刺身が出てくる気配が無い。
大体、「買物に行こう」と云わないのだ。
買物に出たら私が勝手にカートの中へ刺身を入れると警戒しているのかも知れない。

こうなれば意地だと口数を少なくして、こちらもルンバを無視することが多くなった。
家にいても会話が弾まない。


新コロナの為に休館していた図書館が開いたらしい。

久し振りに行ったのだがエレベーターの閉鎖空間が怖い。
チョボチョボしか人はいないのだが、サッサと本を選んで車に戻った。

COOPへ寄ってパンやチョコを買ったついでに覗いてしまった鮮魚コーナー。
高いのか安いのかサッパリ分からないのだが、手が自然に動いて刺身を選んだ。

帰宅して「刺身を買ってきた」と云ったらルンバがニヤリと不敵な笑み。
自分の財布を傷めることなく刺身を買えたと思っているに違いない。

夕食には念願の刺身が並んだのだけれど、負けた感じがして悔しい。
どうして買ってしまったのだろう。
クソッ、クソッ、クソッ・・・・・

トンネルの向こう側

2020-04-11 17:11:54 | 日記
昨日、文体を変えて川端康成風にしてみたら、違和感を憶えた人がいる反面、高評価を受けたりして戸惑った。

なかなか他人様の褌を借りるのが大変で、そうそう上手くは書けない。

けれども、もう一度だけ試してみようかと云う気になった。
今回は高木彬光風だろうか、それとも松本清張風?
そう言えば富島健夫なんて人もいたなぁ。
まぁ、それは読んだ人が決めるだろう。



暗闇の中を手探りで彷徨(さまよ)った。
あまりにも闇が深くてカンだけが頼りだ。

やっと見つけたトンネルの入口。
そこを通り抜けようとして、向こう側の灯りが見えないことに気が付いた。

トンネルの向こう側には素敵な世界が広がっているはずなのに・・・・・

もしかしたらトンネルではなく、これは洞窟なのだろうか。

迷った末、恐る恐る入ってみた。
湿度が高いようで粘り気のある液体が壁から滲み出て身体を塗らした。

少しだけ頭を入れてみて、あまりの居心地良さに動きを止めた。
柔らかなぬくもりが周りを包んでいる。

もう少しだけ進んでみようかと思ったのだけれど、何か危険な予感がする。
全ての事を忘れて没頭してしまいそうな怪しさがある。


引き返すには勇気が必要だが、先に進むよりは安全だろう。

少し入口まで戻った途端、遠くから声が聞こえたような気がした。
「まだ・・・・・抜かないで ♡」