北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

醍醐寺 + マイフレさんがやって来た

2018-06-27 18:23:23 | 旅行
どうも久しぶりです。
休んでいた理由は後半に書きますので、先ずは前回の続き、醍醐寺からです。




秀吉が醍醐の花見を催した醍醐山の麓、下醍醐と呼ばれる一帯にに広がる伽藍は、ゆとりをもって建てられている。



仁王門を通ると醍醐寺の本尊である薬師如来が安置された国宝 金堂と鐘楼があり、その対面には京都府下で最も古い木造建築物と云われる見事な五重塔(国宝)が建っている。







少し奥へ進むと五大明王を本尊とする不動堂。





そして、その先には祖師堂と観音堂とがある。







御朱印は、その観音堂で授けられると云うので順路に従って建物の裏側へ周り入堂してみて驚いた。

最近は御朱印ブームとかで外国人も御朱印帳を持ち歩いているようだが、観音堂の中は大評判のラーメン店並に大行列。

せっかく来たのだからと行列に加わったが、なかなか進まない。
先を見るとツアーで来ている人の分だろうか、ガイドさんが束で御朱印帳を抱えてカウンターの上に積み上げている。



一生懸命筆を動かしているお坊様は3人。
決して手抜きすることなく黙々と筆を動かし、書き終えるとガイドさんが慣れた手つきでテーブルの上に少しずつズラして並べ、それへ別のお坊様が御朱印を次々と押して完成。

何か厳粛な中にも大阪のタコ焼き店的な要領を見ているようで少し可笑しかった。



桜が咲く中、秀吉配下の大名が競うように茶店を作り秀吉を接待したらしいが、その半年後に秀吉はこの世を去った。

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私の最も仲良しマイフレさんが沖縄からやって来た。

バツイチの彼女とは、もう何回も逢い もう何回も車で東北海道を一緒に周っているのだが、「知床と襟裳岬は遠過ぎるので無理」と云っていたのに今回は「一緒に宿泊しても良いから襟裳へ行きたい」とのこと。

(一緒に泊まるなんてダメだよ・・・・・) と思いながらエヘラエヘラして、「それなら襟裳岬へ行こう」と返事してしまった私。

釧路空港は濃霧。こんな中でも飛行機が下りられるのは電波誘導があるからだ。



音はすれども姿は見えず。
「ねぇ、見える?」とメールが来た時、薄らと彼女の乗った機体が誘導路から姿を現した。



到着ロビーのガラスにくっつくようにして彼女の姿を探したが、見つけたのは彼女の方が先。
飛び跳ねるようにしてガラスの反対側に駆け寄って来ると久しぶりの笑顔が弾けた。
ガラスが無ければ、そのままハグする勢いだ。

これが楽しい楽しい、そして少しキツイ一週間の幕開けだった。