多分 もう大丈夫

手術をして丁度 1ヶ月が過ぎた。
まだ本調子ではないが、久しぶりに歩いてみるかと春採湖へ行った。

入院中に咲いていたのだろう、ハマナスが既に盛りを過ぎて沢山の実を付けていた。





水を二口飲んで久しぶりのウォーキング開始だ。いや、ウォーキングと云うより散歩に近いのかも知れない。

未舗装の道を歩く度にスニーカーが踏みしめるザシッ、ザシッと云う音が妙に心地良い。



自分が入院していた病院を見上げ、歩きながら自分の体調に耳を傾けた。



一周4.7キロを歩くことが出来るのか、不安との戦いだ。



以前は全く汗などかかなかった1キロ付近で汗ばんでいるのを自覚した。

でも、自信はある。多分大丈夫だ。



疲労感は出てきたが ほんの少しだけだ。




半周を過ぎると舗装路に入った。
少しだけヨタヨタしているが歩けてはいる。



科学館への坂を上がる時、いつもは手を合わせるお地蔵様を通り過ぎてしまっていたことに気が付いた。



やはり まだ余裕が無いのかも知れない。

心の中で手を合わせ「春採湖水まつり」が行なわれている会場を横目で見ながら何とか無事にゴール。



以前は51分で一周していたのだが、1時間5分かかっていた。

エアコンを効かせた車の中で水を補給し「何だ、イケルじゃないか」と自分に言い聞かせては見たのだが、実際のところは まだ少しだけ病人っポイのかもね。