まだ咲く花の少ない早春に、春を呼ぶ使者のようにかわいい花を開きます。
毎年必ず節分の前後に開花する節分草は、我が家の白木蓮と椿の根元の
斜面に咲きます。
白木蓮は落葉樹ですから、その根元は冬のあいだは一日中よく陽があたり、
夏は木陰になるため、節分草にとっては、居心地のよい場所です。
今年は暖冬のせいか、1月10日には10芽も発芽して,驚きました。
数年まえまでは30芽ほどでしたが、年々増えて今年は90芽余り重なりあう
ように密集しています。
花は径2㌢で白に近い淡紫色ですが、花弁に見えるのは萼(がく)で、
普通5枚あります。種は1袋に数個あり、茶色で丸く、径2㍉です。
球根は分球しないため、もっぱら種を蒔いて増やします。
3月ごろ、種が熟すのを待って、取り蒔きします。
発芽は翌年の1月末か2月初めで、丸い1枚葉の芽が出てきますが、
2年目に三裂した本葉が出て、3~4年目にやっと開花します。
晩春には、地上部はすべて枯れ、地下10㌢位の深さにある球根(塊茎)
だけで夏を越します。
丸い葉は昨年3月に蒔いた種から発芽したもの。写真に写った3芽のほか、
7芽あり、これを加えると今年は100芽となる。
写真の左上隅の芽は花が散ったあと。
3月3日撮影。花が終ったあと、できる種をとって、直蒔きする。
コメントありがとうございました
2月13日のコメントを拝見したのは、やっと
昨日のことでした。
2月1日にこのパソコンを修理のためメーカーのDellに宅配し、昨日返送されたためです。
Dellによれば、パソコンには何の障害もなかったとの
ことで、不都合のあった先月末のことは何だったのか、疑心暗鬼の一日でした。
2週間以上パソコンのない生活をいたしました。
しかし、この時季、庭の植物たちを観察する時間を
十分持てたことは有意義でした。
たまった情報を整理して、ブログに編集したいと
思います。
再開通おめでとうございます。
これからも、楽しんでください。
昨日は、楽しかったです。
面白い花ですネ~。 それに可愛いですネ~。