山野草趣味からヤマアジサイに心惹かれ、各地のヤマアジサイを
通販リストなどで入手した。性質に地方性があり、多くの変異種が
見いだされ、その数は150種を超える。関東は白花が、西日本には
青花が多い。 山地の渓流沿いに自生するため、水は欠かせない。
栽培中のヤマアジサイのなかでもとくに<七段花>はお気に入りだ。
淡青色星形の八重の花。 神戸六甲山の産。(写真3-4-13-18-19)
<七段花>は江戸時代の図説に載っていたが、その姿を見た者が
いなかった。 ところが昭和 34年(1959年)六甲山中で再発見され、
幻の花の出現として話題になり、アジサイブームの発端にもなった。
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南面の庭にある棚に載せたヤマアジサイ20鉢。
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<七段花> 説明は上記本文参照。
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<紅剣> べにつるぎ。
最初白地に咲き、のち紅色が入る小型種。
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<紅>くれない。
長野県伊那谷産。はじめ白に咲いて、のち深紅に色づく代表種。
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<ゴールドラッシュ> 交配種。
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<土佐のまほろば> 銘のとおり高知県産。
細弁で清楚なブルー系で中央は白く抜ける八重咲きの逸品。
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<湖畔の華> ブルー系へら状咲きの珍品。
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<嶺の緑宝>みねのりょくほう
高知産。端正な緑色の顎は珍品。美花。
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<白花の甘茶>
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<酔湖の絣> すいこのかすり。
徳島産。青紫系。絞の入る花では最高品。
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<無名> 金剛山の産。濃紺。
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<みくるま返し> 小顎ウツギ。白の大輪八重咲き。
主に関東地方以西の太平洋側に分布。
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<美方八重> みかたやえ。
兵庫県北部の産。
七段花に似たやや大型の花をつけ、花付きもよい。
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<白扇> はくせん。
愛知県鳳来山で発見された白手鞠花。26年6月7日入手。
ですね。楽しまれている様子を想像します。
「七段花」とっても綺麗~。素朴で控えめな
美しさがヤマアジサイの花言葉に表れてい
ますね。(タイトル)
梅雨時期になると、とっても美しく咲く、色鮮
やかな紫陽花は、結婚式でもよく使われる
ようになったと言います。花色の変化から
紫陽花の花言葉、「移り気」「心変わり」だそ
うです。
色と言い、形と言い、アジサイの多彩さにびっくりです。
七段花、紅剣、土佐のまほろば、酔湖の絣、みくるま返し、美方八重
何と粋な名前を付けているのでしょう。
和蘭もそうですね。名前の美しさに惹かれます。
アジサイと別にヤマアジサイにも花言葉が
あるのですね。
記事のなかでも書きましたが、<七段花>は
格別好きなヤマアジサイです。
名前の由来を調べているのですが、いまの ところ不明です。
結婚式にアジサイも使われているとは
知りませんでした。
ブログをやっていると、いろいろ勉強になり
ますね。 Thanks.
ヤマアジサイに限りませんが、通販カタログで
どれを選ぶか決める時の参考に<名前>の
ひびき、優雅さなど決め手になりますね。
ヤマアジサイでさらに欲しいものは、
四国の産地が名前に織り込まれたものです。
<石鎚の光>、 <瀬戸の夕日>、
<土佐の月>、 <伊予の薄墨>、
<阿波紫>、 <桂浜の月> など。
西洋の紫陽花とは、ハイドランジアのことですか。
西洋のアジサイはもともと日本原産のアジサイをもとにして、
花型の改良と茎の高さを短くする方向で改良し、
鉢植えに向くようにしたものです。
したがって、アジサイと特別異なるものではありません。
ヤマアジサイは日本各地の山中に自生する
野生種で、ふるくから栽培され、鉢植えにし
たり、
茶花風で和風庭園にもよくマッチします。、
さくらそう、蘭は見聞してましたが、アジサイもやられてるとは? 驚きです。
こんばんは。
今夜12時過ぎ、ベッドで本でも読もうかと思いつつ、
何気なくブログを立ち上げたら、
貴兄からコメントがあり、驚きました。
ヤマアジサイも30年来の栽培です。
このブログに載せたころが花の盛りで、
見ごろを過ぎたため、昨日すべての鉢の花を
剪定しました。
他の山野草と同様、じみな植物ですが、
蘭やさくらそうにくらべ、手間がかからず、
花が終われば、直射日光の当たらぬ場所に
放置すればよいので、僕のような
ズボラ人間にはもってこいです。