アナスターシア
いまから8年前(平成18年)花の文化園友の会でいただいた
1個の球根をプラ鉢に植えっぱなしにしていたものだが、毎年
数輪の花が咲いている。今年は7月初めから6個の花が開く。
オニユリ (=鬼百合)
朱色に黒い斑点の花はユリとしては強烈で、鬼の赤ら顔から
想像して名づけられた。北海道から九州まで自生している。
このユリは古く中国から食用植物として伝来し、全国に広がった
のではないかと言われている。
染色体は3倍でタネはできない。このユリは葉の基部にむかご
がつくのが特徴で、他の日本のユリにはない。
9月ごろそのむかごを取り蒔きすれば、翌年には発芽して育つ。
我が家の庭では、むかごを取り蒔きした覚えはないので、多分
数年前からそのむかごが飛び散り、根を下ろしたものと思う。
梅雨明け前後に庭のあちこちに点在して咲いている。
カサブランカ
昨年11月2日球根1個を<アナスターシア>と同じ鉢に植え付けた。
<カサブランカ>はユリの女王といわれているが、
1984年、画期的な技術を使って作られた種間交雑品種である。
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1~2~3 アナスターシア1輪開花。
バックの鬼百合も1輪開花。 7月6日撮影。
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4~5 アナスターシア4輪開花。7月9日撮影。
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6~7~8~9 アナスターシア6輪すべて開花。オニユリも3輪開花。7月12日撮影。
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10~11~12 アナスターシアとオニユリの間にある白い蕾は
カサブランカ。長い茎の頂に7個の蕾がついている。
近日中に開花する予定。7月12日撮影。
原生種が自生するんですね。
(花言葉) アナスターシア・・・平和 高貴
オニユリ・・・荘厳 富と誇り
カサブランカ・・・純潔 威厳 無垢 壮大な美
ユリの「香水」あるようでなかったらしいですが、男女
兼用でカサブランカより控えめな日本の百合をイメ
ージして調香されたとか。
色々な想像が出来、有難うございました。
パシフィック・ハイブリッド系の亜種である
<アナスターシア>にまで花言葉があると は、
驚きました。
我が家の庭では、カサブランカの開花のあと、
タカサゴユリ(高砂百合)がお盆の前後に
咲きます。
それにしてもユリの種類は多いですね。
欧米で作出された園芸種のユリの殆どが、
日本の原種(テッポウユリ、ヤマユリ、
ササユリ、サクユリ、オニユリ、カノコユリ、
タカサゴユリ、スカシユリ、ヒメユリなどなど)
をベースにしているといわれています。
ユリの香水のことは知りませんでしたね。
ゆりも種類がとても多く、アガパンサスもユリ科と聞きびっくりしました。
舞洲のゆり園にも行きたかったのですが、機会を逃しました。
花が大きく、背丈も高く立派なところが好きです。
切り花は、つぼみが次から次へ咲いてくれて長持ちするのも好きな点です。
教室の向いの斜面にさく高砂ゆりも最近はどうなったのでしょうか?
田賀さんが世話されている時はよくみていたのですが。
愛称「ササユリ」さんは、体調を崩し、今月お休みしています。
ユリは種類が多く、したがって開花時期も
6~7~8月と長いため、色とりどりの花を
楽しめるので、好きな花の一つです。
花/植物の分類・・・・科名には首をかしげる
ような物がたくさんありますね。
アガパンサス=ユリ科はまだましで、
最近寝ころんで読んだ花の本のなかに、
イチゴ=バラ科とあったのは意外でした。
何かの本で見た記事ですが、、
植物の分類は近世の初めにヨーロッパの
学者間でほぼ分類しつくしたと思っていた
あとで、アジアとかアフリカから紹介された
植物、たとえば「サクラ}や「ウメ」のほか、
なんでもかんでもバラ科に編入されたと
いうことです。
貴望ヶ丘入り口の斜面の「タカサゴユリ」は
毎年お盆前後に咲いていますが、サクラの
枝葉が茂って日陰となったため、日を好む
タカサゴユリが少なくなりました。
貴兄が羨ましいとおっしゃるほど、
花は多くないですよ。
ただ蘭とさくらそうとユリはとくに好きな花なので、大切に栽培しています。
ユリのウチ、カサブランカは数日前から開花
しはじめて、
純白の大輪の花がよく香っています。