狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

人命よりジュゴンが大事な沖縄2紙

2013-09-24 07:22:27 | 県知事選

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毎月第一土曜日に那覇の某居酒屋で高校時代の友人約10名と飲み会をする。

 友人のK君がホテルの社長をしていた時の話である。
 
二人連れの一見やくざ風の中年男が、ホテルのレストランで「お酒2本」を註文した。
 
そして運ばれた徳利の酒を、一口飲んで激怒した。
 
「何だこれは? オレが註文したのはお酒だ。 これは泡盛ではないか!」
 
その男は泡盛が大嫌いで、註文したのはお酒、つまり日本酒だというのだ。
 
確かに普通お酒といえば日本酒を意味する場合が多いが、沖縄で酒といえば泡盛を指す。
 
注文受けたのがバイト生だったせいか、泡盛、日本酒の確認をしなかったホテル側の手落ちもある。
 
だが大の男が2人で声を荒げて激怒するほどの間違いとも思えない。 
 
とはいえ、そこは客商売のこと。
 
当然、ホテル側が不手際を重々詫びて、代わりの日本酒を提供したのは言うまでもない。
 
ところがこれで一件落着ではなかった。
 
代わりの日本酒では納得できない客は責任者を呼べという。
 
そこで、当時総支配人をしていたM君が呼び出された。
 
客の言い分はこうだ。
 
「俺は泡盛の強い臭いと強いアルコールが大嫌いだが、間違って飲んでしまったので胃の調子がオカシイ。 これでは代わりのお酒も飲める様子にない。折角の沖縄観光もこれで台無しになった。 どうしてくれる」
 
客のただならぬ剣幕にM君はとっさの決断を迫られた。 
 
どう見てもヤクザのいいがりとしか見えない客の態度に、一瞬警察を呼ぼうかとも考えた。
 
だが、K君は客商売の責任者として穏便に事が済むことを選択した。 ホテルで警察沙汰が起きるには避けたかったのだ。
 
K君は、お詫びの印として、食事代はおろか2人の宿泊費と、滞在中のレストランでの飲食代をすべて只にし、当時は貴重品だったジョニ黒二本の手土産まで渡して納得してもらった。
 
友人の思い出話を縷々書き連ねたのには訳がアル。
 
言いがかりを生業とするヤクザにとって、金になりそうなことならどんな些細なことでも言いがかりをつけて金にするといいたかったのだ。
 
おかげで件のヤクザ二人連れは沖縄に到着早々、ホテル側の些細な註文の取り違いに付け込んで滞在費と飲食代をまんまと脅し取ってしまった。
 
数年前、米国国務省日本部長を務めていたケビン・メア氏が「沖縄はゆすり・たかりの名人」と言ったとか言わなかったとかで、沖縄メディアに大バッシングされたことがあった。
 
結局、メア氏が反日女弁護士の仕掛けた罠に嵌って、それに便乗したメディアが裏取りもせず大バッシングしたというのがことの真相だったが、言葉の表現のニュアンスはともかく、沖縄紙が「ゆすりたかりの名人」であるという点ではメア氏の指摘が正しかった。
 
沖縄2紙は「危険な欠陥機オスプレイ反対」で日米両政府を目下恫喝中だが、「世界一危険な米軍基地」と主張する普天間基地を辺野古に移転させると言う実現性のある案に対し、些細なことでヤクザも驚く言いがかりをつけて反対しているのが沖縄2紙だ。
 
県民のほとんどが(おそらくは99%以上)が見たこともない僅か数匹のジュゴンの餌場を守るため、辺野古移設に反対と言うのだ。
 
再度言うが、住宅密集地の中にある普天間基地の移設を、僅か数匹のジュゴンの餌場を守るため、宜野湾市民の命を犠牲にしてでも反対と言うのだ(怒)
 
沖縄2紙はこういいたいのだろうか。
 
「数匹のジュゴンを守るため、7万数千人の宜野湾市民の命は犠牲にせよ」と。
 
これではヤクザの言いがかりではないか。
 
いや、いや、泡盛の「誤飲」で宿泊代はゆすり取ったヤクザの方が、よっぽど可愛く見えるではないか。
 
(K君の回顧談は全て実話である)
  
一面トップや社説を使った沖縄2紙のヤクザも驚く恫喝記事がこれ。

辺野古移設先にジュゴン食跡 防衛局、 公表せず

 
(沖縄タイムス9/22、記事原文はこちら

 


 
(琉球新報9/22)



(琉球新報9/22)

 
沖縄タイムス9/23社説  [辺野古ジュゴン餌場] 隠蔽に基づくアセスだ
 名護市辺野古沿岸の海域は豊かな生態系を持つ海が広がる。県の「自然環境保全に関する指針」では、自然環境の厳正な保護を図る区域-に該当するとしてランク1に評価している。

 米軍普天間飛行場の県内移設で国が埋め立てを申請している同海域で昨年、ジュゴンが3年ぶりに餌場として使ったことを示す食跡を、沖縄防衛局が確認していたことが分かった。

 防衛局の調査報告書によると、昨年4~6月にかけて毎月、埋め立てで消失する辺野古沿岸でジュゴンが海草を食べた跡が確認された。

 沖縄防衛局が県に提出した環境影響評価(アセスメント)の評価書では「移設によるジュゴンへの大きな影響はない」としていた。

 しかし、埋め立て予定地にジュゴンの食跡があることが分かった以上、影響がないとする評価書との整合性がとれないことは明らかである。「海域を保全しなければジュゴンは絶滅を免れない」とする自然保護団体の警告通りではないのか。

 問題なのは、防衛局がこの事実を公表していなかったことだ。防衛局は「公表を目的とはしていない」とするが、埋め立て申請に対する知事判断に影響することを懸念したのだろう。相も変わらぬ隠蔽(いんぺい)体質である。

 昨年5月にも防衛局は大浦湾を泳ぐジュゴンの姿を確認している。しかし、アセス対象外として評価書に反映させていない。当初から「移設ありき」の環境アセスだと言わざるを得ない。

    ■    ■

 名護市は「普天間飛行場の移設問題で自然が破壊されないよう訴える一つの武器」として、自然環境の保全など市の基本理念を定めた「市環境基本条例」を制定、来年4月から施行される。

 同条例では「良好な環境の中で生活を営む権利」として「環境権」を宣言し、良好な環境を次世代へ継承する責任を明記する。

 生物多様性の保全と回復などの基本方針も示し、前文では基地から派生する騒音問題などにも言及している。

 県民世論の動向も、名護市の取り組みを後押しする裏づけとなる。

 4月に沖縄タイムス社と琉球朝日放送が実施した世論調査では辺野古移設について「反対」が約75%に達した。埋め立て申請については「評価しない」が約82%で、申請をめぐる仲井真弘多知事の可否判断には約77%が「拒否すべきだ」としている。

    ■    ■

 防衛局の環境アセス手続きは、当初から多くの問題点が指摘されていた。

 環境アセスを進める上で最も重要な要素の一つだったオスプレイの配備にしても、防衛局は、当初は配備の事実を伏せ続け、最終段階の評価書にようやく記載した。県も評価書に対し579件の問題点を指摘したほどだ。

 今後、埋め立て申請への知事判断に向け、国は沖縄振興予算などで働きかけを強めてくるだろう。しかし、こんなずさんなアセスに基づく埋め立て申請を知事は承認すべきではない。
 
 
沖縄タイムスの社説に、まともに反論する気はない。
 
あまりにもアホらしいので。
 
ほんの一昔前まではジュゴンを食べていたというのに、
 
何がジュゴンを守れだ!(怒)
 
「命どぅ宝」とは、人間の命ではなかったのか!(激怒)
 
ジュゴンの命のことだったのか!(怒)
 
ヤクザの言いがかりではないか!(怒)
 
 
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【おまけ】
 
ヒジャイさんが、沖縄2紙の呆れた記事に「記者はあたまがおかしい」と断じているので、紹介する。

                 ★

2013年09月23日

沖縄タイムス記者の頭はおかしい

 米軍普天間飛行場の県内移設予定地は辺野古沿岸であるが、埋め立て予定の辺野古沿岸の藻を昨年四~六月の頃に三年ぶりにジュゴンか食べた。食み跡を沖縄防衛局が確認したことを沖縄タイムス記者は知った。すると長官の一面にでかでかと「辺野古沿岸ジュゴン食跡」の大見出しで掲載した。

 現場は、国内に数頭しかしかいないともされるジュゴンの餌となる海藻が豊富に生えた貴重な海域として知られる。ジュゴンが繰り返し餌場としていることで、県知事が今後出す埋め立て可否の判断にも影響を与えそうだ。
                          沖縄タイムス
 私は今まで真剣に沖縄タイムスと対峙し私なりの批判をしてきた。しかし、最近は真剣に対峙する気持ちを失いつつある。真剣に批判することがバカらしくなったり空しくなったりする。タイムス記者が真剣に考えて記事を書いているのか疑わしくなる。もしかしたら軽い気持ちでいい加減な記事を書いているのではないかと思ってしまう。もしそうであるならば読者に対して失礼である。彼らはプロであり記事を書くことで給料をもらっているし、売り上げが落ちたら出世や給料にひびくだろうから決してそういうことはないだろう。しかし、もし真剣に書いているとしたら記者の頭はおかしいのではないだろうか。最近はそう思うようになってきた。

 ジュゴンが三年ぶりに辺野古沿岸の藻を食べた。もし、ジュゴンが三年に一回しか食事をしないのなら、辺野古沿岸の藻はジュゴンにとって命を守る貴重な存在である。そうであるならば辺野古沿岸の藻場はジュゴンにとってなくてはならない存在である。しかし、ジュゴンは三年に一回だけ食事する動物ではない。草食動物のジュゴンは毎日食事する。三年間なら一〇九五日藻を食べている。ジュゴンにとって辺野古沿岸の藻場は一〇九五分の一の存在価値しかない藻場である。三年間で一〇九四日は辺野古以外の藻場で食事をしているのだ。ジュゴンにとって辺野古沿岸の藻場がなくなってもちっとも困らない。三年ぶりに辺野古の藻を食べたということはそのことを証明している。

 ところがタイムス記者は一〇九五分の一日辺野古に来ただけで「ジュゴンが繰り返し餌場としている」と述べている。一〇九五分の一を「繰り返し」というタイムス記者は頭がおかしいとしか言いようがない。繰り返し来るというのは間を置かず来ることである。二、三日に一回とか一週間に一回くらいを繰り返すという、一か月に一回なら繰り返すではなく、「たまに」とかずばり一か月に一回という。一年に一回を「繰り返し」とは絶対に言わない。ましてや三年ぶりを繰り返しとは言わない。
 三年振りを「繰り返し」というタイムス記者は頭がおかしい。そうとしか言えない。

 ジュゴンが三年ぶりに辺野古に来たことが、タイムス記者は「県知事が今後出す埋め立て可否の判断にも影響を与えそうだ」と言う。
 辺野古に一〇九五分の一日寄って来ただけで、辺野古のジュゴンの藻場を守るために普天間移設をするなとタイムス記者は言いたいわけだ。そのタイムスはオスプレイはいつ墜落するかもしれない危険な飛行機であると報道し、宜野湾市民は命の危機にさらされていると危険信号を発信し続けている。普天間飛行場を離着陸するオスプレイの騒音がひどく周辺住民の被害は甚大であると繰り返し報道している。特に重低音は人体に悪影響を与えると報道し、オスプレイの撤去を主張している。
 タイムスがオスプレイは危険だ危険だと警告を発していながら、辺野古の飛行場移設予定地で三年ぶりにジュゴンが藻を食べただけでタイムス記者は辺野古移設を中止する理由にしている。藻場を埋めたからといってジュゴンが死ぬわけではない。一〇九五分の一日の藻場がなくなるだけだ。ジュゴンは全然困らない。人間の生命の危機、騒音被害よりも動物の一〇九五分の一日の藻場のほうが大事だなんて、いくら動物愛護の精神が強といっても頭が変としかいいようがない。
 タイムス記者は辺野古移設に反対である。だから、ジュゴンが三年ぶりにやってきたのを辺野古移設中止の理由にしているが、しかし、タイムス記者の主張は辺野古移設賛成反対の問題ではない。人間の命、被害を重く見るか軽く見るかの問題である。ヒューマニズムの問題である。人間愛の問題である。これは人間愛と動物愛を比較するような問題でもない。宜野湾市民の命とジュゴンの命のどっちを選ぶかの問題ではないからだ。これは宜野湾市民の命とジュゴンの一〇九五分の一日の藻場のどちらを選択するかの問題なのだ。とてもバカバカしい問題である。

 三年振りにやってきただけなのに「ジュゴンが繰り返し餌場としていることで、県知事が今後出す埋め立て可否の判断にも影響を与えそうだ」というタイムス記者の頭はおかしい。はっきり言って頭が狂っているとしかいえない。

 仲井間知事の頭もおかしいがタイムス記者ほどはおかしくないだろう。ジュゴンが三年振りにやってきたことが仲井間知事の辺野古埋め立て判断に影響を与えるということはありえない。・・・もし影響を与えるとしたら・・・急いで脳の精密検査をやったほうがいい・・・脳梗塞が再発したかもしれない・・・・。

注 「国内に数頭しかしかいない」と書いているが十数頭の誤りではないのか。数年前は十数頭棲息しているといわれていた。もし、数頭なら絶滅寸前だ。辺野古うんぬんどころの問題ではない  

  

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