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狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

嘉手納町長が基地内で忘年会!米軍司令官と

2010-01-07 07:20:07 | 未分類

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昨日の沖縄タイムスの社会面には、昨年来未解決の米兵引きに逃げ事件が大きく掲載されている。 ひき逃げ事件は普通の交通事故と異なり、犯人が日本人米人に関わり無く悪質な犯罪であることは言うまでも無い。 当然厳しく断罪されるべきと当日記でもくり返し述べてきた。

従って米兵の起こしたひき逃げ事故を沖縄紙が大きく取り扱うのには何の異存もないが、同じ紙面に米兵の起こした「追突事故」が掲載されているのを見ると、つい異存の一言も言いたくなる。

連日沖縄で頻発しているこの程度の交通事故を一々新聞が取り上げていたら紙面がいくらあっても足りなくなるだろう。

だが、米兵が起こしたというだけで、「追突事故」がニュースになるということはそれだけ米兵の事故が少ないという証拠にもなるのではないか。

米兵が起こした「不良中学生とのナンパトラブル」が新聞の一面を飾り、県民大会が開かれるその一方で、沖縄人が犯した「婦女暴行致傷事件」は小さなベタ記事にしかならないのは、それだけ沖縄人の事件は珍しくも無いということか。

このように米国人が犯した事件や事故には悪意を持って報道する沖縄紙をみると、事情を知らない人は沖縄人と米国人は、常に憎悪で対立関係であると想像するだろう。

それが間違いであることを示す記事も時たま紙面を飾ることがある。

その例が以下のコラムと次の沖縄タイムス特集記事だ。

琉球新報 金口木舌 2010年1月6日
 週末の夜、沖縄市のゲート通りを歩いていれば、一度くらいは「ワッツアップ?」と米国人から声を掛けられるはずだ。学校では教わらなかったあいさつだ
▼「元気かい?」とか「調子はどう?」などの意味で、米国の若い世代のスラング、流行語だ。ナット・マッチ(いや別に)とかセイム・オールド(いつも通り)と答えるか、ハーイと適当にごまかせばいいと友人に教わった
▼同市の中央パークアベニュー近くで、子どもたちにヒップホップダンスを教えている比嘉明美さんは、わずか15歳でスクール経営に乗り出した。「ワッツアップ!アケミ」が、そのスクールの名である
▼誰からも声を掛けられるような、近い存在でいたいとの思いからスクール名を決めたと聞いた。当初はたった1人だった生徒も、開校から4年を経た今では、120人を超える規模にまでになった
▼わが子のように生徒と接することを信条に、10代でありながらも経営者として日々奮闘している比嘉さん。その姿から生徒たちはダンスの技だけではなく、懸命に前を向いて生きることの素晴らしさ、楽しさを学んでいるはずだ
▼彼女のエネルギッシュな生き方の源は何だろうか。一つの答えはスクール名にあると思う。「調子はどう?」と常に自らに問い掛け、前向きに生きる気持ちを引き出している。誰もが学びたい姿勢である。

                      ◇

同じく昨日の沖縄タイムスにはウェブサイトには載らない特集記事が掲載された。

極東最大」とうたわれる米軍嘉手納基地。 嘉手納町、沖縄市、北谷町の3市町にまたがる総面積1086万7000平方㍍のフェンスの中に「米国の街」が収まっている。 
クリスマスムード漂う2009年12月6日。 基地内にある赤瓦が印象的な司令官の自宅で、地元の首長らを招いた忘年会が開かれた。 司令官の故郷米南部の郷土料理が並び、軽装の参加者が立食で談笑していた。
「嘉手納統合案は粉砕したよ。 乾杯しよう」
招待された嘉手納町の宮城篤実町長は、ホスト役のケネス・ウィルバック司令官に向けてグラスを掲げた。 司令官は笑顔で応じ、気脈が通じたところを見せ付けた」(
2010年1月6日付沖縄タイムス 「安保改定50年 米軍基地の現場から」

沖縄県民、特に嘉手納町民から「諸悪の根源」のように嫌われている印象の嘉手納基地。 その基地内の司令官の自宅で、嘉手納町長が米軍司令官と仲良く忘年会を開いて談笑する・・・想像を超える光景ではないか。

だが、嘉手納基地を取り囲む人間の輪に家族で参加し、「米軍基地は出て行け!」と気勢を上げたその同じ家族が、別の日には基地内で催される基地内カーニバルに家族で参加し、米兵との交流を楽しむという県民性である。 嘉手納町長と軍司令官の基地内での忘年会も決して不思議な光景とは言い切れないものがある。

沖縄紙によって作り上げられた「政治的民意」より、「経済的民意」つまり金の流れは正直で真実を語るものである。 沖縄では地元銀行の建物に張られている垂れ幕に「軍用地ローン」という文字が目に付く。

長引く不景気の影響で、沖縄でも不動産価格はバブル崩壊以来下落が続いているが、軍用地(米軍基地)に関しては下落した話は聞かない。

従って、軍用地の購入目的のローンなら銀行が最優先で融資するというのが「軍用地ローン」の垂れ幕標示である。

そして軍用地といっても返還が決まった土地が、銀行評価は一番低く、返還の予定のない土地が一番銀行評価は高いという。

その伝で言えば嘉手納基地が一番銀行評価が高いわけだから、嘉手納町長と米軍司令官が忘年会で親しげに談笑することも不思議な光景ではないということになる。

軍用地について詳しくは⇒教師が軍用地を買いあさり!?

沖縄紙ではあまり報道されない沖縄人と米国人の交流を書いたブログにこんなものがあった。⇒狼魔人流・沖縄語講座  「グスメー」?

沖縄のオバーも結構英語、いや米語を操っていることが分かる。

だが沖縄紙は、沖縄の学校と米兵との交流を許さないというのだから、沖縄の民意とは不思議なものだ。⇒全体主義の島!沖縄タイムスが校長の異論を封じる!

 

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【追記】  お知らせ!

沖縄と共に『自立国家日本』を再建する草の根ネットワーク

祝・日米安全保障条約50周年

「日米同盟で自由と平和を守ろう!」
デモ集会 in 名護

~もうだまされない!民主党亡国政権!~

【デモ集会日程】
日時:1月17日(日) 名護市 13:00~

<一部:平和シンポジウム>
時間:13:00~14:00
場所:大西区公民館  沖縄県名護市大西3‐8‐12
TEL 0980‐52‐4630

<二部:平和行進>
時間:14:50~16:00

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