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沖縄の新聞ほど見出しに平和の文字が躍る新聞はないだろう。
今朝も沖縄タイムスの一面と三面の見出しに大きな平和の文字が躍る。
今日は本土復帰(施政権返還)37年目の日ということで、昨日来「平和行進」の結団式が行われ、今日の午前、名護出発の東コース、本部町出発の西コース、那覇市出発の南コース3コースに分かれてスタートし、最終日の17日には宜野湾市海浜公園にて合流し、「5・15平和とくらしを守る県民大会」を開くという。
あの「11万人集会」の海浜公園である!
県外からも1500人参加すると言うから、さぞや盛会だろうが会場を埋める参加者の人数が全国の注目の的。
毎度の事ながら「プロ市民大会」を勝手に「県民大会」と称するのは止めてほしいもの。
それに「平和」と叫んで行進すれば平和が得られるなら、イラクやアフガニスタンで「平和行進」をすべきだと思うが・・・。
平和については当日記でも過去に数多くエントリーした。
続・「平和通り」で思うこと 朝日新聞は「奴隷的平和主義者 」
琉球新報の記者さんも内心は平和の多用には辟易しているように思うのだが・・・。
平和の変容
今年も6月23日の慰霊の日を前に、県内の各学校では平和学習が取り組まれた。わたしが取材したいくつかの小学校の平和集会でも、戦争体験者の話を聞いたり、子どもたちが群読に取り組むなど、工夫した取り組みが行われていたが、ひとつ不思議なことがあった。
どの学校も、会場の体育館には子どもたちが事前学習のまとめや感想を寄せ書きした掲示物があったが、その多くが“いじめをなくし、友達と仲良くする”“家族を大事にする”というものだったことだ。子どもたちに話を聞いても「これからは周りの人とけんかをしないで仲良くする」と口をそろえた。
なぜそれが平和学習の感想として出てくるのか、不思議だった。発達段階に応じた平和教育ということかもしれないと思う一方、“平和”の中身が、変わりつつあるような気もした。
ある教諭によると「10年ほど前から学校現場で、平和教育といっても何も沖縄戦のことだけでなく、いじめなど身近な問題もある、という考え方が出始めた」という。それだけでなく、すべての教職員が戦争を知らない世代となった今、子どもたちに平和をどう伝えていくか、その力が問われているという問題かもしれない。それは、報道に携わる者の課題でもある。
ある学校で戦争体験を語った男性が帰り際「わたしの話は子どもたちに伝わったでしょうか」と不安そうにつぶやかれたが、わたしにも分からなかった。
(大崎志保、中部報道部)(12/21 10:00)≫
平和の海」に「平和省」、・・そう、「平和船」があった!
「平和」を冠した「平和の船」。
そう、平和を旗印にしたあの辻元女史の「ピースボート」が自衛隊に助けを求めたニュースは、吉本も真っ青の「大爆笑劇」である。
「反対…でも守って」 海自がピースボートを護衛 ソマリア沖
2009.5.14 01:38
海賊対策のためアフリカ・ソマリア沖に展開中の海上自衛隊の護衛艦が、民間国際交流団体「ピースボート」の船旅の旅客船を護衛したことが13日、分かった。ピースボートは海賊対策での海自派遣に反対しており、主張とのギャップは議論を呼びそうだ。
海自の護衛艦2隻は11日から13日にかけ、ソマリア沖・アデン湾を航行する日本関係船舶7隻を護衛。うち1隻がピースボートの船旅の旅客船だった。ピースボートは社民党の辻元清美衆院議員が早稲田大在学中の昭和58年に設立。船旅は寄港地のNGO(非政府組織)や学生らと交流を図ることなどを目的としている。
66回目となる今回の船旅は約3カ月半に及ぶ地球一周で、北欧5カ国とフィヨルドを巡るのが目玉。約600人が参加し、4月23日に横浜港を出発後、中国とシンガポールに寄港。ピースボートのホームページには船旅の最新リポートとして、デッキで催されたフルーツパーティーの様子が掲載されている。
ピースボート事務局によると、船旅の企画・実施会社が護衛任務を調整する国土交通省海賊対策連絡調整室と安全対策を協議し、海自が護衛する船団に入ることが決まったという。
ピースボートは市民団体による海自派遣反対の共同声明にも名を連ねている。事務局の担当者は「海上保安庁ではなく海自が派遣されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一。(企画・実施会社が)護衛を依頼した判断を尊重する」と話している
◇
「差別だ!」と声高に叫ぶ者に実は差別主義者が多いと書いた。
一方、「平和主義」を声高に叫ぶものに暴力主義者がが多いというと、シャレがキツイと誰も相手にしてくれない。
その意味でいえば「太平洋戦争」とは「大きな平和の海の戦争」と言うギャグになる。
平和主義を唱える太田昌秀元沖縄知事の暴力癖は前に書いたが、「ピースボート(平和の船)」の創設者辻元清美氏が暴力組織の赤軍派のシンパであることはつとに知られたこと。
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/idx/?mycategory_id=31023
これで3ヶ月の間世界中を航行するのだから、本来だったら200万に加えて警備保障に予算を組むべきだろうが、そこはピースボート、
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」建前上、警備に予算を使うわけには行かない。
その結果、自分が否定する自衛隊に助けを求めたという。
今回自衛隊に護衛された経緯を国会で詳しく説明しますか、辻元さん?
もう、世界に通用しない「平和ごっこ」はやめようよ、辻元さん!
それにしても、「平和行進」に「平和の船」・・・。
「平和」の乱用は平和インフレだね。
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