「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

大学⇒東京駅八重洲北口⇒稲毛

2007-08-18 23:57:36 | Weblog
 8月18日

 さすがに前々日&前日の中越沖地震現地調査・ボランティア体験ツアーの
疲れで、朝はまともに起きられず。まぁ、許して頂戴ませ。

 半ば寝ぼけた頭で大学へ。今年2回目の富士常葉大学オープンキャンパス。
仕事に入る前に学食で腹ごしらえ。模擬講義の内容チェックに入ろうとした
が、メディアの取材が入り、十分な詰めが出来ないまま本番へ。自分でも
いやになるくらい情けない出来。せっかくオープンキャンパスに来てくれた
のに、高校生諸君、ごめんなさい。

 模擬講義の後、メディア三社の記者さんと今回のツアーについて1時間ほど
説明と質疑応答。ツアーに参加しオープンキャンパスにも来てくれた高校生
3人にも同席してもらう。不勉強なマスコミには徹底的に突っ込むのが小村流の
対マスコミ術。一人はごくまともなマスコミ人。一人は現時点では不勉強だが、
これからきちんと見守っていかなくてはという人。残りの一人は……。とも
あれ、小村は話しすぎだった。高校生諸君にもっと話をさせるべきだったと
反省しきり。

 メディアとのお付き合いの後は、進路相談の相談員に早変わり。AO入試を
受けようという高校生の相談に乗ったのだが、何のことはない、担当したのは
前日・前々日と一緒に柏崎市内をまわったY君。聞けば、彼の中学生時代、母校
富士市立須津(すど)中学校に出前講義に行った小村のこと&話を覚えていて
くれたとのこと。これって、結構感涙もの。

 相談会の後、吉原高校新聞委員会のN先生と女性生徒2名のインタビュー
受け。これも1時間半ほどの長さとなる。2人の生徒のうち1人は、裾野高校
での合宿に参加してくれており、さすがに理解は早かった。むしろ、従来型の
防災が刷り込まれてしまっていたのだろうか、顧問のN先生に理解してもらう
のに、えらく時間がかかってしまったように感じたが……。

 翌日からインドネシア・バンダアチェへの現地調査でご一緒させていただく
O学部長に新富士まで送ってもらい(O先生ありがとうございました)、その
ままって東京へ。旧知のNさんとゼミ生のAさん、Nさんの知り合いのIさんと、
八重洲北口近くの居酒屋で飲み会を兼ねての打合せ。

 Nさんは東アフリカ・ウガンダでの滞在経験が長い。一昨年夏、「災害看護の
お母さん」ことYさんと一緒にご当地を訪問し、その経験を大学で話したことが
あったが、ウチのAが興味を持ち「同じ海外に行くなら……」と言い出した次第。
Nさん経由でIさんを紹介してもらい、一緒にご当地を訪問することになった。
その打ち合わせというか、誰に何をお願いするかをきちんと整理しようよ、
という場がこの日の会の主旨。具体的なスケジュールと、お願いするべき人・
お願いするべき内容も概ね固まる。

 夜行バスで名古屋に帰るAさんを送り、稲毛へ。未明まで、翌日からの
バンダ・アチェ復興状況調査の準備。

 (8月24日、バンダ・アチェにて記す)


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