「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

高校生向け地震防災教育出前講座の後、新潟へ

2008-01-12 23:53:32 | Weblog
 6時起床を早起きと言っては他人に笑われるだろうが、夜型の「旅の
坊主」にとってはやはり早起き。ともあれ、早起きして身支度をしたのち
東海道線の下り普通電車で鴨宮へ。

 旧知の県立西湘高校の相原先生の依頼により、同校の1年生を主な
対象とする地震防災の出前講義。同高校は文科省のSSH(Super Science
High school)の指定を受けているもので、この地震防災のコマもその一環。

 「『切った・貼った・縫った』の応急対応に重きを置いた地震防災では
なく、予防や復興にこそ防災の本質がある。」「防災は自然理解から」と
いった、いつものテーマであるが、2時間半ほど話をさせていただく。
優秀な生徒さんとの話は楽しく、周辺分野も含めていろいろな方向へと話も
ふくらむ。後日アンケート結果も送られてきたが、受講生である高校生の
反応もおおむね好意的。きちんとキャッチボールが出来る人々との語らいは、
こちらにも勉強になるし、やはりやっていて楽しい。

 秋葉原の事務所に戻り、メール等チェックしたのち、再び東京駅に向かい、
今度は上越新幹線の客に。月曜日に新潟で開催される「ぼうさいフェア」の
仕込み等。18時半過ぎに新潟着。ホテルに荷物を置き、いつものK君の
迎えで会場となる河渡町のホームセンター「コメリ・河渡店」へ。店内を見て
回りイメージを持つ。やはり、防災を考える者にとって、ホームセンターは
宝の山。それがうまく形になっていないことが問題だ……。

 K君の宿泊先である古町に戻り、少し遅い夕食。蔵を改造した店。良心的な
値段で良心的な料理を出してくれる。こういう店はいいなぁ。店選びの勘は、
この日は冴えていたみたい。

                                     (1月15日 記す)

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