<宮崎神宮 みやざきじんぐう>
もし、神武天皇が2千年前の
阿蘇山の大噴火をきっかけに、
ヤマトへと向かう旅を始めたとすれば、
神武東征という一大事業は、
単に国家統一という政治的な意図だけでなく、
「日本を襲う天災を鎮める」という
見えざる理由が隠されていたのかもしれません。
今年前半九州では、熊本を震源とする大地震が発生し、
それに追い打ちをかけるように豪雨被害が発生しました。
阿蘇山噴火の兆候はまだないものの、もし山が鳴動すれば、
マグマの流れは中央構造線に沿って東へと向かうでしょう。
神武「東」征という言葉、そしてその不可解な行程の中には、
「様々な物事が九州から東に移る」という
秘められた暗示が含まれているのだと思います。