たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

神武東征の意図

2016-08-06 10:04:20 | 名草戸畔・神武東征

<宮崎神宮 みやざきじんぐう>

 

もし、神武天皇が2千年前の

阿蘇山の大噴火をきっかけに、

ヤマトへと向かう旅を始めたとすれば、

神武東征という一大事業は、

単に国家統一という政治的な意図だけでなく、

「日本を襲う天災を鎮める」という

見えざる理由が隠されていたのかもしれません。

 

今年前半九州では、熊本を震源とする大地震が発生し、

それに追い打ちをかけるように豪雨被害が発生しました。

阿蘇山噴火の兆候はまだないものの、もし山が鳴動すれば、

マグマの流れは中央構造線に沿って東へと向かうでしょう。

神武「東」征という言葉、そしてその不可解な行程の中には、

「様々な物事が九州から東に移る」という

秘められた暗示が含まれているのだと思います。