夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

疲れた~

2009年04月05日 21時56分53秒 | 日記


お気づきになりましたか?

この数日の日記の書き方を変えています。
以前は、多摩川散歩とか岬な日々とかって、さ~っと出ると、その間に撮ってきた写真を一日の日記にばらばらと並べていました。せいぜい鳥と植物を別立てに擂るくらいでしたよね。

この数日、一つの日記に同じ系統の写真だけ。鳶の日記では鳶、いすみ鉄道と菜の花の日記ではそれが写っているものだけをアップして、他の写真はまた別立てで日記を書いています。
とくに昨日はから今日にかけての日記は、昨日、ちょろちょろってこの辺のあぜ道や林を撮影して回った野の花たちを、一つの花を一つの日記という形でアップしています。

そのほうが見やすいかなって思ったのですけど、ほんとにちょっとのあいだ、この辺を走り回っただけなのに、二日がかりでのアップになりました。

疲れました~
どうしたらいいのでしょうね。。。。
とにかく、もう少し厳選した写真と記事にしないと疲れますね~

スノーフレーク

2009年04月05日 20時55分04秒 |  あなたの鼓動、華


岬を歩いていると、園芸種と野草の区別がつかなくなります。
これも畦に生えていたスノーフレーク。去年も、その前にも同じ場所で群れになっていました。和名を鈴蘭水仙とか大待雪草とか呼ばれます。
鈴蘭と比べると、花弁の先におしゃれな緑の斑点が入っていますね。
ヒガンバナ科スノーフレーク属。

これによく似た名前、花にスノードロップというのがあります。同じくヒガンバナ科ガランツス属。花の形がちょっと違いますよね。

ハナニラ  追加

2009年04月05日 13時38分23秒 |  あなたの鼓動、華


ユリ科ハナニラ属の植物。
葉っぱをちぎるとにらの匂いがするし、葉っぱも似ているのでハナニラと呼ばれているそうです。
韮も同じユリ科なのですけど、遠い親戚程度の関係。
知人に聞きますと、「毒はないので食べてもいいけど、まずいよ」なのだそうです。興味のある方は試して、コメントをください。

追加をします;
ハナニラで食べられるものがあるのだそうです。こちらは韮の変種だそうです。
また、本種のハナニラは毒だってコメントを下さった方もおりました。
絶対に毒ではないと確信がもてるまでは食べないでください。

別名を西洋甘菜(セイヨウアマナ)。

花はとてもきれいですよ。
でも一度植えるとはびこりますのでご注意。

オオアラセイトウ (ショカッサイ; ハナダイコン)

2009年04月05日 12時58分36秒 |  あなたの鼓動、華


オオアラセイトウ。 別名ショカッサイ(緒葛菜)は中国から帰化した植物。ハナダイコンとも呼ばれています。(もう一つ、有名な別名を忘れていました。ムラサキハナナ。こちらだとアブラナ科なんだなってよく分かりますね)

これと似ているのがハマダイコン(浜大根)。 こちらは大根が野生化したものだそうです。大根を荒地に植えるとハマダイコンになると聞いたことがあります。多摩川の河川敷でもいやま真っ盛り。素晴らしい景観を呈しています。
少し前まではこのハマダイコンの葉っぱを採っている人がいました。夏過ぎにはこの根っこを掘り起こしに来る人もいます。大根とは比べ物にならないような細長い根っこですが、摩り下ろして、大根おろしなどに加えるとピリ辛の大根おろしが出来ますよ。大根は中国を通じて日本に入ってきたので万葉などの時代には「おおね」と呼ばれていたそうです。

オオアラセイトウ(私的にはショカッサイのほうが好きなのですけど)は赤紫の花ですが、ハマダイコンの花はムラサキが強く、白い部分が目立ちます。

オオアラセイトウ(ショカッサイ;ハナダイコン)はオオアラセイトウ属、ハマダイコンはダイコン属です。どちらもアブラナ科ですね。


ついでにもう一つ;
ダイコンソウとか、オオダイコンソウと呼ばれる植物があります。こちらはバラ科の植物で、花は黄色。上のハマダイコンたハナダイコンとは似ても似つかないものです。

イモカタバミ

2009年04月05日 12時07分01秒 |  あなたの鼓動、華


カタバミに似た花ですけど、カタバミの花色は黄色ですよね。カタバミで赤紫の花をつけるのがムラサキカタバミ。このイモカタバミに似ていますけど、イモカタバミは名前の通りに芋状の根っこを持っています。花もムラサキカタバミに比べると概して色が濃く、特に中心部の色は濃い赤紫です。

これに非常に似ているといわれるのにベニカタバミというのがあるのだそうですけど、私はそちらを見たことがない(あるいは見ていても違いが分からなかった)のでもしかしたら間違っているかもしれませんけど。

カタバミ科カタバミ属です。

カタバミ属の英名はオキザリス(Oxalis)ですよね。
語源のoxysは酸っぱいの意味。葉っぱに蓚酸を含むので酸っぱい。
なお、酸っぱい葉っぱで有名なのがスカンポですね。
「土手のすかんぽジャワ更紗 昼は蛍がねんねする」って同様もよく知られています。こちらはタデ科のスイバ(酸い葉)。もしくは同じタデ科のイタドリのことでカタバミとはまったく違うものです。


春なれや 二輪草の花の群れ

2009年04月05日 11時29分30秒 |  気になる詩、言葉


なれや 二輪草の花の群れ
         一水


二輪草といいながら、一輪しかないじゃないって思われる方がいらっしゃるでしょうね。
去年、ニリンソウをご紹介したときには、遅れてきちゃった、間に合わないって日記でした。もしかして岡林英子の

二輪草の 一輪すこし おくれけり

をご紹介したと思います。

たいがい、一輪先に咲いて、しばらくして二輪目が茎を伸ばしてくるんですね。
葉っぱは美味しいのだそうですが、猛毒のトリカブトの葉っぱと似ているので、それを間違って食べる事故があるそうですので、ご注意くださいね。


先日来、よく被写体として使っているアネモネの仲間。キンポウゲ科イチリンソウ属の植物です。
あるところには群生して生えています。
これも家のそばなのですけど、ショカッサイの花の群れの下に群生していました。
緑の葉っぱの上に茎を伸ばして、ほんとうにたおやかな清楚な花です。
学名が anemone flaccida =柔らかなアネモネ  名は体を現す。いい名前をつけてもらえましたね。

写真はちょっと咲きすぎですね。もう少しお椀方の花を撮ればよかったのですけど、足場が悪くって、ごめんなさいね。