夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

しら雲の立田の山の八重桜 

2009年04月18日 22時01分28秒 |  気になる詩、言葉

しら雲の立田の山の八重桜  
   いづれを花とわきて折りけん
         道命法師
         新古今集 1-90



白雲が立っている立田の山の八重桜は
   白雲と八重桜とどうやって区別して折るんでしょう
雲と桜の区別の仕方、、、、私にも分からないな~
最近は男と女の区別の仕方も分からなくなってきたから、、、、     



八重桜は式子内親王と惟明親王の贈答詩はこの間ご紹介しましたね。
今回は道明法師の詩。これは紀友則の

雪ふれば木ごとに花ぞさきにける
   いづれを梅とわきておらまし
        古今集 6-337
を元詩にしています。
雪が木に積もれば、花が咲いているみたいで、どれが梅なのか区別して折りましょうっていうような意味ですね。



これは先週もお届けしました岬の家の玄関の桜ですが、まだ満開。
見事に咲いています。




山越えて遠津の浜の石つつじ

2009年04月18日 21時34分34秒 |  気になる詩、言葉


山越えて遠津の浜の石つつじ
     わが来るまでに含てあり待て
          万葉集 7-1188

山の先の遠津の浜の岩つつじ、私が帰るまで蕾のままでいてくれ

何百遍、口にしたでしょうね~
なのに誰も、、、、、
  

今、岬ではツツジがとても綺麗ですけど、早く来ないと咲ききってしまいますよ。




ところで万葉集にはツツジはいくつか出てきますけど、古今集、新古今集には覚えがありません。どなたかご存知の方はいらっしゃいますか?

いすみ市 荒木根ダム

2009年04月18日 20時53分04秒 |  岬な日々


国吉でお昼を食べて、ちょっとドライブ。苅谷から荒木根ダムに向かいました。
このダムは、釣り人には知られているようですが、景色としてもなかなか素晴らしいところです。




ダムを過ぎて道の最後まで行きましたがその先林道みたいなのが続いている。私のナビにはもう道はないのですけど、轍があるし、今までのステージアですと、轍があってもなかなか進んでいく勇気が出ないのですけど、軽自動車のジムニーちゃんなら文句なし。GOっとばかりに林道に車を入れました。



この一年、ジムニーちゃんにはジムニーらしいドライブは去年の暮れの裏磐梯の地吹雪のドライブだけ。4WDの実力を見せてもらいましょう。
なんて、思いながら、車のほうは、にこにこと悪路を進んでいきますけど、運転手の方は先が見えない心細さにおたおたしておりました。

結局、三育学院大とかいうところへ降りていきました。
それほど難易度の高い道ではないけど、やはり軽で、4WD、それも最低地上高が稼げる車でないとお勧めできませんね。ここでスタックしたり、事故を起こしても、通る車はほとんどないでしょうから。
白骨になっていても私は責任を取りませんから、その旨ご了承くださいませませ。