教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

千葉科学大学「学生消防隊」 心熱く地域の防災取り組む

2008年10月06日 10時52分54秒 | 受験・学校

『 「ホースよし!」「ポンプ水圧3へ!」。濃紺の訓練服姿の隊員たちの動きに無駄はない。今月15日、千葉県銚子市のキャンパス内で開かれた放水披露。規律正しく、きびきびした作業の一つひとつに見学者から拍手が起きた。 防災への取り組みの真剣さはサークルの域を超えている。地元消防団の協力も得て、指揮訓練や体力づくりに日々取り組む全国でも珍しい組織だ。  整備に余念のない2台の消防車は、3年前に銚子市から無償貸与された。出初め式やポンプ操法大会にも特別参加し、技術を磨いてきた。活動が認められ、市消防団との間で昨年、地域防災の覚書が結ばれた。火災となれば出動して交通整理などの協力をし、台風の際も警戒にあたっている。  市消防団の前団長を務めた室井房治監督は「現場で実際に役立ち、リーダーシップを取れる訓練を積んでいる」とお墨付きを与える。危機管理学部3年の大塚祐矢隊長(21)は「今後も地域との結びつきを大事にしていきたい」。  熱いファイアマンたちの集団なのだ。千葉科学大は04年開学。防災論などを扱う危機管理学部を持つ。学生消防隊は05年に結成され、現隊員は19人。地元消防団に入団している隊員も6人いる。小学校に出向いて防災意識を高める講演活動などもしている。 』アサヒコム

千葉科学大学ホームページによりますと「本学を設置する学校法人加計学園は、昭和39年に「一人ひとりの能力を最大限に引き出し引き伸ばす」を建学の理念として岡山理科大学を開設。平成7年には倉敷芸術科学大学を設置するなど、2大学、中学校、高等学校、2専門学校を擁し、40年間にわたって、理学・工学・情報・環境・医療・芸術など様々な分野での教育・研究に積極的に取り組み、多くの業績を挙げてきました。2004年4月、千葉県銚子市を中心とした地元の強い要請を受けて薬学部と危機管理学部からなる千葉科学大学を開学しました。薬学部では国民一人ひとりの健康の保持・増進、医療環境の一層の向上、的確な治療薬の開発、ならびに医療現場での適正医療に参加するための薬剤師養成教育と地域医療環境の向上を目指します。また、我が国で初めての開学となる危機管理学部では、防災や環境の面から暮らしの安全を守る学問領域を開拓していきます。危機管理学部は、危機管理システム学科社会の安全安心の追求、災害防止に関わる法律、組織、技術、考え方などを対象とする学科です。 動物・環境システム学科野生動物の保護、水環境と水生生物、温暖化や酸性雨などの地球規模の環境問題を対象とする学科です。医療危機管理学科人の健康維持、医療に関する安全対策、災害医療に関わる人材を育成します 人の健康維持、医療に関する安全対策、災害医療に関わる人材を育成します。」 と書かれて有ります。

これからは、新しく新設された大学も従来からある大学も地域の期待に応え、地域に密着し、地域貢献出来る大学の存在でなければならないと思います。地元の人たちに要望も取り入れた開かれた大学が求められていると思います。真の地方分権と都市圏との文化的格差是正も必要です。研究中心の大学も大切ですが、18才人口の減少期に入り、地方の国立大学や地方の私立大学、新しく新設された大学の存在価値示し、地域文化や活性化を支える発信基地となる重要性が有るのではにないでしょうか。千葉科学大学の危機管理学部は、本当ユ二ークな学部です。危機管理は大切で、理論だけでは対応出来ません。実践が大切です。そのような状況が起こらないに越したことは有りませんが。危機管理が大切と叫ぶだけではなく、「治に居て乱を忘れず」の諺どおり、平和な日本だからこそ、平和ぽけしないで自然災害や火災、あらゆる事故を想定し、備えを怠るべきではないと思います。日本でも原子力発電所の火災事故や地下街の火災事故も起こっています。理論だけでは机上の空論になります。地震や自然災害も多い日本です。危機管理に対応出来る危機管理論と実践経験を積んだ経験者しか現実には対応出来ないと思います。銚子市の地元消防団と協力し、火事のとき防災活動や交通整理、台風警戒、地元小学校での防災の啓発活動に活躍している学生消防団は全国でも珍しいと思います。「ファイアマン」は、アメリカでは、災害活動や人命救助に活躍する勇気ある人達として子供達の尊敬の的です。千葉科学大学の「安定した社会の為に、社会に貢献出来る人材養成の為」の大学の建学の理念が生かされていると思います。大学教育においても「実学、実習」が大切だということが忘れられている今日です。どんな自然災害や事故が起こるか分からない日本では、危機管理の専門家がこれからは必要です。日々の指揮訓練や体力づくりも大変ですが。災害活動や救助時には、日頃の訓練が物を言うと思います。大学も防災活動や救助活動で怪我をしたりしたときのことも考え学生隊員の保障制度も必要なように思います。大学卒業後は、危機管理のエキスパートとして社会の安全と災害防止の為に頑張って下さい。

URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181                                              

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