教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

<世界遺産>島根大生が石見銀山遺跡の岩を採取、持ち帰る

2008年10月11日 13時00分20秒 | 受験・学校

『 島根大は10日、総合理工学部4年の男子学生(22)が世界遺産の石見銀山遺跡(島根県大田市)で、岩盤遺構や坑道跡の「間歩(まぶ)」付近の岩石をハンマーでたたいて採取し、持ち帰っていたと発表した。卒業論文の研究のためだったが、文化庁の許可を得ていなかった。市は「文化財保護法違反の可能性がある」として学生と大学側から事情を聴いている。島根大によると、学生は9月9日と16日に、間歩から掘り出された岩石や、間歩付近の岩盤遺構など約10カ所をハンマーで割り、拳大の石5、6個を持ち帰った。岩石の年代測定や、含まれている鉱物の構成などを調べる卒業論文研究の試料にしていたといい、「遺跡の重要な所と思わず、転がった石なら大丈夫だろうと思った」などと話しているという。島根大の山本広基副学長は「重大な問題として受け止めている。再発防止に努めたい」と謝罪した』毎日新聞

石見銀山遺跡は、世界遺産で重要文化財なので、研究調査する場合でも島根県庁の文化財保護の担当責任者に問い合わせて、どうしたら石見銀山遺跡の調査や岩石を研究資料として採取出来るか問い合わせすべきでした。島根大学総合理工学部で卒業論文の研究指導されている指導教授の監督責任です。どのようにしたら重要文化財の石見銀山跡で、調査研究が許可され研究資料として岩石を研究資料として採取して良いのか。岩石調査や研究する為の岩石資料採集が、文化財保護法に違反しないか調べ問い合わせ、手順を踏むのも研究の準備になり、自分の勉強にもなるのでは有りませんか。総合理工学部研究室の指導教授に最初に相談し、島根県の文化財保護の担当者に依頼して貰い、文化庁の申請許可を貰うのも一つ方法でした。総合理工学部の学生でも、研究分野により法的規制や法律で定められてものが有るということを学ぶべきです。重要文化財に拘わる研究調査をする場合、これから自分独りで判断せずに総合理工学部の研究室の担当教授に指導を仰ぎ、文化財の担当の専門家の意見を聞いてから実地調査をして下さい。

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続・奨学金滞納歯止め 支援機構 信用情報機関に通報へ

2008年10月11日 11時43分39秒 | 受験・学校

『 大学生らに奨学金を貸与している日本学生支援機構は、増加する滞納に歯止めをかけるため、金融機関でつくる個人信用情報機関に年内に加盟し、滞納者情報を通報する制度を導入する方針を固めたことが10日、分かった。通報された対象者は銀行ローンやクレジットカードの利用が難しくなる可能性がある。 支援機構が加盟を予定している信用情報機関は銀行など約1400の金融機関が会員。平成22年度の新規貸与者から「長期滞納した場合は通報する」という条件で奨学金を貸与する。所在不明の滞納者情報の提供を受けることも検討している。 支援機構を所管する文部科学省などによると、奨学金は大学などを卒業後、一定期間内に返還しなければならないが、滞納は年々増加している。
 19年度の要回収額は3175億円だったが回収率は8割を切り、660億円が未返済。貸し倒れの可能性がある3カ月以上の延滞債権額も2253億円に上っている』産経新聞

このまま行けば、奨学金の制度は貸与者数の制限や貸与額の縮小となり、経済的な理由より成績優秀者に限定していた昔の枠組みに変えざるを得なくなるのでは有りませんか。旧日本育英会の奨学金を受けられ、全額返却されて博士号を取得されある公立大学の学長を勤められた先生のお話、旧日本育英会は、国家が運営していたので、貸与した奨学金の回収に今まで呑気過ぎたのではと批判されていました。平成22年度の新規貸与者から「長期滞納した場合は信用情報機関に通報する」という条件で奨学金を貸与する事が決定しましたが。平成22年度以前の長期滞納者に対しても、同様の措置を採らないと滞納金問題は解決しないと言われました。滞納額が大きくなって来ていますので、このような状況が続けば、日本の奨学金制度は、滞納額の増加で赤字が続き、奨学金制度は縮小せざるを得なくなり終局的には破綻し、各大学の独自の奨学金制度に頼らざるを得なくなるのではないでしょうか。奨学金制度を守る為に経済的に恵まれ豊かな人は、後に続く後輩の奨学生の為に滞納している貸与金を返却して下さい。大学で学ぶ機会を維持する為に協力すべきです。 

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