見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 ハセガワ F-105D THUNDERCHIEF 製作記(1)

2024年03月16日 | 1/72 アメリカ空軍機
春なのにぃ~♪ せっせせっせとANSONをサンディングしてま~す
終わりませ~ん(T T)
と云う訳で、その隙間を埋める新?キット紹介です

性懲りもなくまたまたオクで落札したもの
本当はトラぺのF-105G WILD WIESELを落したかったのですが
どんどん競り上がっていって脱落、替りと云ってはナニですがコレになりました(^^;

キット720円、送料が定形外で300円、締めて1020円です
組説には1986年の西暦が記されていました、当時の価格は600円だった様ですね

ところがですねぇ...これ表箱しか無いんです
その点は出品者の方から事前にお断りが有りましたし、そこに拘りは無いので問題ないのですが
パーツが全て切り離してある状態でビニール袋に入っていまして

袋から出した状態です
胴体や翼は判りますが細かいパーツはちょっと...パーツ番号が全く?で💦
そこで組説の部品図を元にチェックしてみます

机の上に並べてみました




やれやれ、チェックオーケーでした(^^)

年代物なので、まるでワタシが彫ったようなドアの造形がそこかしこに有りまして(^^;

ちょっと見、凹彫りに見えますが凸彫りです

パイロットの造形というか服装がちょっと珍しいのですよね

タイトなスーツで、体(腕、脚)の両側面にパイプ状の物が見られます
これは、60’s半ばまでよく見られたMC-3A/MC-4というアメリカ空軍用高高度用与圧服の様です
実物はこんなのです

画像はUS Military Aviationと云うところのFlight Equipments USAF 60s-70sから拝借いたしました
左がMC-3A、右がMC-4ですが違いが判ります?
この分圧高高度飛行服(partial pressure high altitude flight suit)と云うヤツは
左写真の人物が被っている、K-1 と云う高高度分圧ヘルメット(high-altitude partial pressure helmet)と
ペアで着用されているみたいなんですよねぇ~
何せ高高度用、NORADならともかく、ベトナム迷彩のF105にはちょっと合わないかなぁ...
ともかく、いつもの股間押さえパイロット達とは大違い(笑)
まっいいやと云う訳で、そのポーズから彼の事を『ファラオくん』と呼ぶことにします(^^;

何せ(下)箱無しなもので仕舞い込むのにも支障が有ります
な訳で、とっとと作り倒すことにしま~す、まずシートと一体になっているファラオくんからです
ヘルメットがヘッドレストにくっ付いているので、まずこれをニッパーの力業で分離しました

顔面を削られた石像の様?ますますファラオ像らしくなってきましたね(;'∀')

頭を起こしてちょっと左に向いてもらいました

目減りした後頭部はイージーサンディングで盛り、一体化された脚の間も刃を入れて2本脚にみえるようにしてます

左手が気になります、どうもイジェクションシートのトリガーグリップを握っているような気がするんですが!?
このシートはマーチンベーカー社製ではなく、F-105を作ったRepublic Aircraft社製のものです
The Ejection Siteと云うところにこのシートの写真と説明が載っているのですが
そこの解説によると
最初にアームレストのハンドル(両手か?)を操作する事で肘掛けが上がりキャノピーが放棄され
次にトリガーグリップを握ることによってロケットカタパルト(ROCAT)が起動されシートを射出するそうです
改めてフィギュアを眺めると、何かそのものズバリのポーズに見えるんですけど💦

で、左腕を削り取って、プライザーの腕を代わりに付けます

削り取った後は機体に隠れるからと、適当に処理しました(笑)
この時代だと、バイザーが保護シールドで覆われたHGU-2A/Pというタイプのはずなのですが、

もうどうでもいいです( ̄▽ ̄;)
あ~ヘルメットの画像は与圧服と同じUS Military Aviationと云うところからですので、よろしく(^^;

【続く】

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