見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 TAKOM SpPz2 Luchs A1/A2 (4)久しぶりにレディース・Pzにしてみよう?

2021年10月27日 | 1/35 AFVその他車両
こんなもので如何でしょうか


全景


アップです



更に上半身

ベレー帽の機甲バッチは、ロイヤルモデルのPEに一肌脱いでもらいました
今回、眉毛をブラウン系で塗らずに、髪と同じように金髪(風)にしてみました
が、分かりませんね(^^;

あのめんどくさい迷彩パターンはこれを使いました

トランペッターの1/35 ”ドイツ連邦軍特殊部隊 KSKコマンド”に付いていたデカールシートで
写真はフィギュアに合わせてカットした部分です
ちょっと黒色の部分が多過ぎるようなので、張り付けた後に修正しました

元々硬かったのですが、経年劣化の為か水に付けてもパリパリ板海苔状態
おまけに割れて細片になってしまって大変でした
そこで強制時短作業です
板海苔や細片を、フィギュアの貼る面に何とか載せ台所へ直行
火にかけたヤカンの口から出る蒸気を当て、強制フィットさせました
ちょい熱いです
おまけに家人に見られたら、不審尋問に合う事必須の危険工程です(^^;
この工程を、固着時間を見ながら3回ほど繰り返して貼り付けました。

ズボン(と全体)の前後ろです

デカールが割れたりした関係で、貼ってない部分も出来たので
固着してからつや消しクリアースプレーを吹き、迷彩を面相筆で加筆して調整しました
色はNo24:機体内部色と自家製こげ茶、それにタミヤのLP-3フラットブラックです。
折角ベルトとベルトループも付けたのに、全く分からなくなりガックリです
(ワタシの地元店では、MrHobbyのつや消しブラックが入手不可能になってしまいました
入荷の予定も立たないって、いったい他の地域ではどうなっているのでしょうか
タミヤのラッカーがコンパチ出来て命拾い(^^;、ですが...)

お顔を塗っていく過程です、本邦初公開(笑)
(1)肌の基本色を塗り、白目を入れてから瞳を描き、眼の周りをBC02:キャロットオレンジで縁取りします
(2)眼の周りを修正しながら、このキャロットオレンジを伸ばしていきます


(3)鼻の孔、まつ毛(上側)に自家製こげ茶を入れ、唇を赤で
(4)肌色を調整しながら、はみ出しを修正して大まかなところは出来上がり


【終了】



1/35 TAKOM SpPz2 Luchs A1/A2 (3)久しぶりにレディース・Pzにしてみよう?

2021年10月25日 | 1/35 AFVその他車両
タイヤ交換(ルクスの事ですよ)が済んで
例の如くフィギュアを乗っけようという話?になって
って、いったい誰と話したんだと云う事なんですが(笑)

久しぶりにレディース・Pz化しようと思った訳なんです(^^;

※説明しよう!
「レディース・Pz」とは、ガルパンに(管理人が個人的かつ勝手に)対抗して作った
AFVに乗った大人のお色気&リアル系(改造もアリ)のフィギュアの事でア~ル♪
シャコタンや、竹竿を立てた車に乗っているオネーサン方の事ではないのでア~ル(^^;。

で、じゃあハッチを開けなければね...開きません
コマンダーズハッチがくっついて離れないのです
塗料の回り込みか・接着していたのか?
なにせ昔の事なので覚えていないんですけどね

赤矢印の辺りにカッターの刃を入れて何とか外しましたが
コマンダーズキューポラ周りの手すり?を一旦取り外さなくてはいけませんでした
これで、戦車兵を入れることが出来ます。

その過程でこんな事が発覚!

ペリスコープのマスキング除去を忘れていたのです(恥)
恐らく4年以上そのままだった...(本当に恥:汗)
ところで、これも忘れていたのですが(こればっかり)
ペリスコープ本体はクリアパーツ、そしてガードは全部”PE”でした(^^;

こんだけ、ですよ
曲げ方さえ書いてなかったのです、しかも12個!(怒)

そしてこれからの主役、レディース版・ドイツ連邦軍戦車兵(のつもり装甲車両だけど)

自立してくれました(^^)
頭部:モデルカステン(複製・レジン)
胴体:レジェンド(複製・レジン)
右腕:プライザー(1/32・プラ)
左腕:マスターボックス(プラ)
右脚、左脚上肢:タミヤ(プラ)
左脚下肢:ドラゴン(プラ)
それぞれの接合箇所は真鍮線を通して補強しています
プライザーは1/32なのでかなり削り込んでサイズを合わせました

彼女の全身を構成したのはいいのですが、脚が砲塔基部に支えて体が浮いてしまいます
で、ハッチ下の砲塔内側下部を切り取っちゃしました

なにか本末転倒のような気もするのですが、気分はレディースに全力です(笑)

お蔭で(手が)無事着地しました



今度は服装を

色々考えた末、頭部はベレー帽にヘッドセットという事にしました
腰回りにもエポパテを盛って、乾燥後でかいベレーも含めて整形します

装甲車両の乗員なので、当然ヘッドセットをつけている(はず?)
このヘッドセットをどうするか、が問題でして
ドイツ連邦軍の装備は全くノーマーク
どんな形なのか!?色々ネットで検索しますが
これと云った決定版になかなか巡り会えず(あまり真剣に探していない、汗)
結局、このキットの箱絵(このために買った)と、ネット画像を参考にでっち上げる事にします(^^;

今回はベレー帽と言う事も有り、ヘルメット一体形でない
矢印さんのタイプをそれらしくする事にしました
キットの方はこんな感じです、参考にしたのは右側のタイプです

どちらもなかなかいい男ぶりで、好感度大(笑)
まっキットのヘッドセットもこんな出来なんで、変な安心感が...
って、そんな事はどうでもよくって(^^;

ヘッドフォンの部分はタミヤのプラ棒をスライスし
形をそれらしくっぽくカットしてどうにか誤魔化せますが
問題はヘッドフォンのアーム部です。
カオスと化している在庫をあさった挙句、選んだのがコレ

ロイヤルモデルの1/35表示だけど、1/32っぽいWW2ドイツ軍用EPです
このMP38/40用フォールディングストックを使います
高かったけど、もうこのご時世では使う事も無くなったな、こいつは(_ _)。

(下左)まず真ん中から真っ二つにしました

(上右)肩に当たる部分を、ピンセットやミニプライヤーを使ってグニッと曲げます

(下左)で、ベレー帽を整形した後にこんな風に付けて(笑)

(上右)頭の形に合わせて曲げ
その上にヘッドストラップ保護バンドモドキを、レポート用紙で付けました
あっ鼻は例の如く、ワタシの好みで鼻筋から高くしています

左右からもう一度

顔を完成させてからマイクロフォンを工作したいと思います。

余談です
秋、オリンピックは過ぎ去りましたが、毎年変わらぬ新人戦の時期です
土日、例のマイナースポーツ審判業務に出かけてまいりました
齢のせいか疲労感がハンパなく、帰ったらぐったりです
今回、人の集まりが悪くカツカツで廻したためもあります
若手が結婚しだしたり、仕事や子育てで忙しくなったりして欠席多数
定年間際(審判資格にも定年は有るのですよ)の年寄りが、未だに表に立たなければならない現状
疲労で、腰どころか背中まで痛い今日この頃です(^^;

【続く】


1/72 ハセガワ  F4F-4 WILDCAT "OPERATION TORCH" (2)

2021年10月21日 | 1/72 アメリカ海軍機
いつも難航するモーター仕込みですが
今回は、いつも以上に難航しました(と思います)
(ワタシ史上初の)機体を組み立て(接着し)てからの組み込み
おまけに空冷エンジン!これは2回目ですけど面倒くさいんですよね

いろいろな新種?のトラブルが発生します
まず、機体内部のコネクタのピンを折ってしまいました
内側から差し込んだ時に力が加わったためか、(+)(-の)ピン間隔が狭まってしまい
この状態でも回っていたんですが、ちょっと戻してやろうと思いまして
ミニ丸ペンを突っ込んでムッと力を入れたら...

「ハイ、それまぁ~でぇ~よぉ~」です(_ _;)

仕方なくコネクタを撤去しました

このあと、前側のネオジウム磁石も取れてしまいます(T T)

今度は内側からリード線を取り出す形で、コネクタをハンダ付けする事にしました

この後ハンダ付けも終了、ネオジウム磁石も戻してガッチリ接着します。

主脚とカバーを接着しました
胴体が曲面なので、タイヤのはみ出し具合が難しい所ですが、塩梅(雰囲気)です(^^;
エンジンカウルを切り取った後を整形し、ノコギリ工作で目減りした箇所に
プラ版を細いドーナッツ状にして断面に貼り、カサを戻しました


はみ出した外側を機体表面と面一にします


液冷の場合はピストンが前面に無いので、ほぼダイレクトにスピナーの基部につなぐ事が出来たのですが
空冷はそのあいだにピストンやらギアハウジングやらが有って、お助け(延長軸)が必要になります

前に工作したP-47Nはその延長に真鍮パイプを使って支障なかったのですが
このF4Fは同じ真鍮パイプを使っているのに、その工作が上手くいきません
具体的に言うと
① 延長軸が回転時にぶれ、先端がプラパーツに接触して止まる
② モーターの軸と真鍮パイプの接着が上手くいかない(回転させて様子を見ていると外れる)
です。

①と②は関連しあっている様に思えます、そこで
(A)ギアハウジングの中を削りその中にモーターを潜り込ませる
(B)真鍮パイプを新たに切り直して短くする
(C)真鍮パイプの通る穴を拡げる
以上の対策を実施しました。

てな訳で、モーターをタミヤ高密度エポパテでエンジン内側に固定します
隔壁とエンジンパーツ(含むギアハウジング)は既にがっちり接着済み、モーターの位置決めが苦しい...
その上モーターの外径に有ったパイプが無く、もうやむを得ずの手段でした
微調整と強度を考えて、即乾燥ではなく高密度にしたのですが、これが選択誤り
軸が決まっても乾燥が遅いため、いい位置での固定が却ってむずかしくなってしまいました

実はモーターを固定してからも繋ぎの真鍮パイプが外れまして...
なんとかなりましたが、もう一度分解かと覚悟を決めた時も有りました


エンジンカウルを機体に接着してしまうと、ペラが廻らなかったときも後戻りは難しいです
何時もはプロペラの取り付け工程を最後にするのですが、今回はカウリングが分離したままで接着しました


この状態ではとりあえずオッケー
近年になく大きな擦過音をさせていますが
今のところ引っかかって止まる事なく回転し続けています

この後、合体させまして

ちゃんと回ってくれてます(感涙)


水平尾翼付けたの、書くの忘れてました(^^;

【続く】







1/35 TAKOM SpPz2 Luchs A1/A2 冬はまだ先なのにもうタイヤ交換編(2)

2021年10月17日 | 1/35 AFVその他車両
細かい話?は後にして、とりあえずタイヤ交換終了しました





本当にタイヤが8つも有るっていうのは、カッコいいけど「めんどくせ~」でした
しかもそれを中途半端な形で入れ替えようとするものですから...
8つ全部接地させるのにホント、苦労しました(^^;
ちゃんと接地していると思いますけど、という事で側面からの2枚です




これからが苦労談(グチ)です、間違えました改修経過です(笑)

自重変形になっているので、接地をちゃんとするためにも
四隅のハブだけでもタイヤに合わせておこう、という事に

ニッパでキットのハブを切り飛ばす、という原始的かつ乱暴な手法で旧パーツの撤去です


(四隅だけ)揃いました

我慢して全部撤去しておけば...と云うのは後の話で

そしてタイヤを接着しました、ここまでは計画通り

問題はこれからなんですよね

間の2軸、計4本のタイヤもゼリー瞬着で接着したのですが...

はい、しっかり浮いています(T T)
なまじ自重変形なので見苦しいったらありゃしない

何でかっつうと、主な原因がこれだと思うのです


バネ(サスペンション)です、しかもスケール的には極めて強力な
これが車体自重で沈んでくれれば、言う事は無いのですが
軽いプラ車体では、そんな事も有る訳も無く
で、またタイヤを取り外したりして、こいつを何とかしようとしたのですが...

バネの傷は何とかカットしようと、金属用ニッパで悪戦苦闘した後です

結局、写真で赤丸で囲ってある部分の下側、ちょっと名称が分からないのですが
シーソーの様になっていてバネが固定されている部分を、(また)ニッパで切り飛ばします
そうするとバネが吹っ飛びまして、それをまた金属用ニッパで切り縮めるという
荒業(粗暴)と云うべき工作でクリアしました、このバネが恐ろしく硬くて...
因みにそのニッパは最後にこうなりました

もう(ほぼ)使い物になりませんね。

この工作中アーム類が折れたり外れたりしました、それは何故か!
取り替え工作しながら、だんだん思い出してきたのですが
(それまですっかり忘れていました(恥))
このキット、いかにも実物どおり8輪操舵出来るようなパーツ構成になっていました


ワッシャーをかまし先端は焼き止め
苦労しましたが、工程が進むごとに否が応でも期待が高まっていきます

ところが最後の最後になって、このパーツ


これ接着してしまったら、完全固定じゃないですか!
外形だけタイロッド(ですか?)のジョイントが回る訳ないし、伸縮する訳もありません
そしてバネ!
作業の都合でロアアームの部分を押さえたりすると、このバネが(迷惑な)仕事して沈みます
アーム類もむろんプラむくのイモ付けなので、合わせて動くはずも無し
そりゃ折れたり外れたりしますよ(怒)

最後に、交換作業中に行方不明になった手すりとフックを再生しました

上面のエンジンハッチ側は真鍮線、側面のフックはプラ板の細切れと伸ばしランナーです
この程度で済んでラッキーでした
まっそんなこんなで、なんとか取り替え兼リカバー作業は終了
出来上がりは冒頭の写真の通りです。

ここまで来たんだから、後フィギュア合わせようかな...なんて(^^;
とりあえず、もう一度ケースに格納しておきます。


最後になりますが、これがワタシが最初に作った8輪キットです

タミヤのSdKfz232 8輪装甲車を、当時のタミヤニュースの「これだけは作ろう」を参考に
指揮車タイプに改造しようとしたのですが、アンテナの改造に挫折
そのまま放棄していたのですが、今回の一件で思いだし物奥から引っ張り出してみました
途中放棄のアンテナは、諦めて捨てたらしく姿は有りませんでした
もう何十年も前の、遠~い昔の話です(^^;。

【続く】...にしておきます







1/72 FineMolds F-4D "The First MiG Ace" (1)皆さんが購入されるのでつい(^^;

2021年10月17日 | 1/72 アメリカ空軍機
ハイ、タイトルの通りです<(^^;)>


タミヤの48程では無いですが、巷で話題のこの製品、気にはなっていたのです
何時ものお店HP定期訪問中、大阪の森の里クラブさんで発見
「初回特装版」と「パイロットフィギュア付属」の文字に、ついつられて購入してしまいました(^^;。
既に購入された方もいらっしゃると思いますし、この方面はシロートなので簡単に紹介させて頂きます

組説をパラパラとめくって、ビビったのがこの気の遠くなるような膨大な数のステンシル類です



「マジすか...(絶句)」です
フィギュアモデラーには想像を絶するその数量に圧倒されました
現用機モデラーはこんなキットを平然と作っている!恐るべしです。

塗装図はモノクロ、というか取説はオールモノクロでした

ここはカラーだったらな~、と思わないでもなく。

キャノピーは選択式です

これは有りがたい、何とかフィギュアを使ってオリジナリティが出せる余地がありそう(^^;

今回の紹介では、これが一番かも...


このキットには搭載武器類が一切入っていないのです!
ドロップタンクのみです 付けたけりゃ別売買え、という事みたいです
と云うかそうです 当然持っていません
ハセガワのすら持っていない いや買おうと思った事すらない
そもそも、その必要も感じないできたモデラー人生でした。

で、暫時悩んだ挙句、○M○ZONへ


箱の表裏です、こちらは9月に発売になったそうで2137円なり、でした
結局本体のF-4Dと合わせると、ほぼ6千円の買い物となってしまいました(_ _)

この別売さんの中身です

これが×2、とこれ


あと拡大鏡が要ること間違いなしの組説が付いていました。


このセットで特筆すべきは、ミサイル類のフィンの薄さでしょうか
それを保護するため、このようにランナーに隔壁があり


それに囲まれて、このようにミサイルが収まっています

薄い、です。

【続く】